熱中症のニュースを見て感じました
19時のNHKのニュースで熱中症に罹った業界は建設業がダントツで一番でした。思い出したことがになっていた。
1.住友軽金属工業㈱名古屋での出来事
一件目は約20年位前に名古屋市港区にある住友軽金属工業㈱のオイルセラー内で暑熱対策工事をした時の辛い思い出です。オイルセラーはアルミインゴットを圧延する圧延機の潤滑油を冷却したり、供給したするのでで室温が高く、労働組合から暑熱対策を求められていた。冷風を供給するダクトをセラー内に設置するため、溶接作業が必要で火災防止に気を使っていた。初めて、工事監督者として緊張しながら作業をしていた。昼食を摂る時、食欲があるのにカレーライスを冷水と共に流し込んだ。後から考えれば、この時、私は熱中症になっていたと思われる。
2.日本製鉄㈱名古屋製鉄所の笑える熱中症対策
これは10年位前に聞いた話で、すでに時効になっているかも知れないが。
作業者(特に現場に出る)は出社後直ちに体重測定をし、昼食後にもう一度体重測定をする。退社前に三度目の体重測定を行い、出勤時の体重より減っていたら、減量分を補充する水(ポカリスエットなど)を飲んで帰宅するルールになっていた。私は「帰宅後の冷たいビールを期待している人には残酷なルールだし、企業のアリバイ作りだ」と思ってしまった。
今日、横須賀町のカフェで昼食を摂っていた現場労働者に笑い話として聞かせました。