日経特別講座:ビジネス最前線を取材(オンライン開催)
Nサロンでは、仕事に役立つ知見をオンラインで体感的に学ぶための日経特別講座を用意しています。今回は「ビジネス最前線を視察取材」についてご紹介します。
*新型コロナウイルスの影響により、一部講座内容が当初発表時のものから変更になっております。ご了承ください。
日経編集委員といっしょに、テクノロジーで変わるビジネスの現場とその当事者をオンラインで取材する講座です。小売の最前線やロボット設計の現場を編集委員が取材し、その模様をオンラインで配信します。普段話を聞く機会のない方々にその場で取材。参加者は、オンラインで取材に参加できます。取材レポートを各自noteで発信していただきます。編集委員がレポートについてフィードバックします。
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■モビリティの最前線を学ぶ
「これからの移動を考える」
先月、トヨタ自動車の豊田章男社長は、21年3月期の営業利益予想は前期比8割減の5000億円に急減すると連結決算を発表しました。自動車業界にリーマンショック以上の打撃を与えているコロナの影響。
ただ、それでも豊田社長は、未来への投資はやめないとキッパリ宣言しています。来たる非接触型社会において高まる自動運転車への期待。そして、自動運転車をはじめ、荷物などを運ぶロボットの本格運用が計画されている2000人が住むスマートシティ「ウーブン・シティ」構想。
スマートシティづくりは、トヨタだけが取り組んでいることではありません。街を魅力的にするために官民共同で全国80箇所以上で計画されているそうです。
スマートシティは、都市の運営コストを下げるとともに、人の行動にあわせて適度なタイミングでロボットタクシーなどの自動運転車が配車されたり、非接触にモノを届けてくれたり、MaaS(モビリティー・アズ・ア・サービス)と言われるような、アプリの簡単な操作で鉄道やタクシーなどの移動手段を選択できたり、快適な生活を実現することが将来的に期待されています。
コロナの影響で不要不急の移動が減り、非接触の生活を意識せざるを得ないなかで、自動運転やMaaSなど、わたしたちの将来の移動を取り巻く環境は現状どうなっているのでしょうか。世界はどこまで進んでいて、国内外の「移動」にまつわる技術、社会実装は今後どのような展開をしていくのでしょうか。トヨタが掲げる「幸せな都市」は本当に実現するのでしょうか?実現したとして、私たちの将来の生活はどのようなものになるのでしょうか。
日経小玉編集員が、東京大学生産技術研究所・次世代モビリティ研究センターの須田義大教授にお話を伺います。
須田教授は、国内有数のモビリティー試験場である生産技術研究所附属千葉実験所「ITS R&R実験フィールド」にある、ハンドルがない自律走行バス「NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ)」や東京メトロから譲渡された鉄道車両、大型車両用ドライビングシミュレータなど、次世代モビリティーに関する先進的な研究に取り組んでいます。
↓2年前の記事ですが、日経クロストレンドによる須田教授へのインタビューです。
小玉編集委員が取材をリードしますが、メンバーの方もオンラインで質問する時間を確保します。
【開催日程】
2020年6月19日(金)19時30分〜20時30分
【オンライン配信】
Nサロンメンバー限定Zoomおよびfacebookグループ
【参加条件】
Nサロンメンバー
須田義大さん
東京大学モビリティ・イノベーション連携研究機構長
生産技術研究所・次世代モビリティ研究センター 教授
1982年 東京大学工学部機械工学科卒業、東京大学大学院修士課程博士課程修了(工学博士)。法政大学工学部機械工学科助教授、カナダクイーンズ大学客員助教授をへて、2000年東京大学生産技術研究所教授。2007年より同千葉実験所所長、2010年より同次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)長。車両制御工学、ITS(高度道路交通システム)等を専門とし、国内外の学協会の理事・評議員、国際会議の議長、国土交通省の審議会委員など政府委員を務める。
小玉祥司
日本経済新聞 編集委員
1985年日本経済新聞社入社。約20年間企業担当としてエレクトロニクス・IT分野などハイテク産業を主に取材し、青森・つくば・熊本の各支局長を歴任した。現在は科学技術分野を中心に記事を執筆し、電子版の映像解説なども担当。京都大学で宇宙物理学を学んだ経験を生かし、宇宙に関する科学的研究や技術開発に加えて、宇宙開発とビジネス・安全保障などのテーマについて幅広く取材している。
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■来たるロボット共生社会を学ぶ
「LOVOTのすべて」
LOVOTがつくられるまでを取材し、これからのロボットとの共生社会を考える日経特別講座です。
日経トレンディ2020年下半期ヒット予測で紹介された家庭用ロボット「LOVOT」の生みの親、GROOVE X代表の林要さんを、国内外テクノロジー動向に明るい日経の村山恵一コメンテーターが公開取材します。
日経トレンディによると、LOVOTは昨年12月から正式販売が始まったが、税別29万9800円にもかかわらず「緊急事態宣言が出てから注文数が170%増えた」(GROOVE X)そうです。
アフターコロナにおいて、働き方や住まい、暮らし方も変わっていくことが予想されます。
「10年後、家族のあり方はどう変わるのか?」
長期的視点でわたしたちの暮らしを考え、テクノロジーが差し伸べる家族コミュニケーションの新しいかたちを、林要さんは実現しようとしています。
LOVOTが生まれるまでの考え抜かれた哲学と、プロダクトに込められた設計思想とアイデア、そして持続的なサービス提供を見据えたビジネスモデルについてお聞きします。また、これからロボットとともに暮らす社会が当たり前になるとすれば、その共生社会はどうあるべきかをいっしょに考えます。
村山コメンテーターが取材をリードしますが、メンバーの方もオンラインで質問する時間を確保します。
↓林要さんのnoteです。
【開催日程】
2020年7月13日(月) 19時30分〜21時
【取材場所】
GROOVE X(〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-42-3 住友不動産浜町ビル)
【オンライン配信】
Nサロンメンバー限定Zoomおよびfacebookグループ
【参加条件】
Nサロンメンバー
林要さん
GROOVE X CEO
1973年愛知県生まれ。東京都立科学技術大学(現・首都大学東京)大学院修士課程修了後、トヨタ自動車に入社。同社初のスーパーカー「レクサスLFA」の開発プロジェクトなどを担当。その後、ソフトバンクに招聘され、世界初の感情認識パーソナルロボットとして注目を集めた「Pepper」のプロジェクトメンバーを務める。2015年11月にロボット・ベンチャー「GROOVE X」を設立。
村山恵一
日本経済新聞 編集委員
担当分野はIT、スタートアップ。著書に『IT帝国の興亡―スティーブ・ジョブズ革命』(日本経済新聞出版社)、共著に『ドキュメント日産革命 起死回生』(日本経済新聞社)、『STARTUP(スタートアップ) 起業家のリアル』(日本経済新聞出版社)などがある。
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■小売の最前線を学ぶ
「小売の最先端で何が起きているのか」
小売×テクノロジーにより、コロナ渦においてもぶれずに事業を推進する、国内外リテールテック企業、特にアパレル企業の戦略を学ぶ会を開催いたします。
新型コロナによる影響で激変する国内外のアパレル業界。アパレルを中心とした小売業界は今後どのように発展をとげていくのか。
メガネスーパーのEC事業を7倍、アパレル企業2社のEC事業を2倍以上にした実績を持ち、ECエバンジェリストとして日経COMEMOキーオピニオンリーダーも務める川添隆さんと、「ユニクロ対ZARA」や「アパレル・サバイバル」(日本経済新聞出版社)の著者である齊藤孝浩さんをお招きし、日経で小売を中心に取材を続ける大岩佐和子編集委員が、海外リテールテック企業の戦略や、国内アパレル企業の動向についてお話をお聞きします。
大岩氏が取材をリードしますが、メンバーの方もオンラインで質問する時間を確保します。
【開催日程】
2020年7月16日(木)19時30分〜21時00分
【オンライン配信】
Nサロンメンバー限定Zoomおよびfacebookグループ
【参加条件】
Nサロンメンバー
川添隆さん
ECエバンジェリスト
メガネスーパーなどのアイケア企業を束ねる株式会社ビジョナリーホールディングスの執行役員を務めながら、「ECエバンジェリスト」として活躍中。アパレル関連企業2社を経験後、クレッジでEC事業の責任者として売上を2年で約2倍、LINE@の成功を収める。その後、メガネスーパーでEC事業、オムニチャネル推進、デジタルに関わるすべてを統括。7年弱でEC関与売上を7倍に、自社ECの月間受注を13倍に拡大させる。O2O・オムニチャネル推進を図る。2018年よりビジョナリーホールディングス 執行役員。また、2017年にエバンを設立し、複数企業のアドバイザーを務める。日経COMEMOキーオピニオンリーダーとして発信中。
齊藤孝浩さん
ディマンドワークス代表/ファッション専門店の在庫最適化コンサルタント
総合商社でアパレル生産、欧州ブランド日本法人で輸入卸、アパレル専門店で小売販売、商品管理からチェーンストア経営を経験。各社在職中に在庫過多に苦労した実体験をもとにアパレル・靴・服飾雑貨を販売するファッション専門店の在庫最適化のノウハウを体系化して2004年に独立。多くの新興・成長中ファッションチェーンの在庫最適化と人財育成を支援する傍ら、国内外のファッション流通を取り巻く環境や企業のビジネス構造をわかりやすく解説する専門家としても活動中。IFIビジネススクール講師として複数の大学講座のファッションビジネス論にも登壇する。著書に「ユニクロ対ZARA」、「アパレル・サバイバル」(共に日本経済新聞出版社)がある。
大岩佐和子
日本経済新聞 編集委員
1996年入社し、流通業の取材を5年間した後、地方行政の担当に。2013年から再び流通業を取材。MJデスクを経て、2018年4月より編集委員兼論説委員。
■Nサロンのお申込み
Nサロン第3期のお申し込みは、2020年5月10日(日)が〆切です。以下のリンクよりお申し込みください。先着100名限定です。お申し込みには日経ID(無料)が必要です。
■他にもこんな講座があります。
・経営視点を体験で学ぶマーケティングタウントレース(講師:黒澤友貴さん、飛田恭兵さん)
・ボードゲームデザイナー監修 日経新聞読み合わせワーク(講師:ミヤザキユウさん)