ネガティブに向き合いポジティブに生きる。「ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考」を読んで
おすすめしてもらった本は手に取ってみるタチで、こちらも本もそうやって手に取った一冊。
仏教に対するイメージが変わった
仏教なんてお葬式のときくらいしか触れる機会がなくて、なんとなく縁遠いものと感じていた。だけどこの本を読んだら、現代の事象も仏教思考でロジカルに説明できたりして「おもしろ!!」とページをめくる手が止まらなかった。
また、仏教というと「修行」がつきもので、精進料理や座禅、廊下をひたすら雑巾掛け、、、と、ストイックでしんどそうなイメージがあった。でも本当のところは苦しいものとは逆で、仏教の教えは「苦しみを発生させないように」という考えが根本にあると書かれていて驚いた。
仏教って優しいものなんだなぁと感じてから、ますます興味が湧いた。
ネガティブに向き合うこと
「現実を直視すること」
詳しい経緯は省略するけど、これを自分の中で2024年7月のテーマにしている。そんな中でアンテナに触れた一節。
私は「現実を直視すること=ネガティブなことにも向き合うこと」だと考えている。
というのも、私は割とポジティブ思考なので、何か嫌なことがあってもすぐにポジティブ変換して乗り越えることができる。これ自体は長所だと思っているけど、これが行き過ぎると「問題をなかったことにしてやり過ごす」事態に陥ってしまう。とくに私の場合はお金の問題と身近な人との人間関係でそれが発動しがち。
ネガティブに向き合うのがしんどくない人はいないと思うけど、ポジティブ慣れしている私は本当にそれが難しい。今までもそれでなんとなくやってこれたし、わざわざ蒸し返さなくても? と思わないでもない。
そんなふうに思っていたときに目に入った先ほどの一節に、私は元気をもらえた。私がやろうとしていることは「ポジティブに生きるための行動」なんだ。そう思ったら力が湧いてきた。
モヤモヤに対するヒントがもらえるから読書が好き
本を読んでいて楽しいのはこういうときだ。
なんかモヤモヤしていることや疑問に思っていることに対して、思わぬ形でヒントを受け取ることができる。
著者が伝えたかったこととは別のことかもしれないけれど、それでもいい。私がそのように受け取れば、私にとってはそのような意味なんだと思う。
この本には、ここで紹介した以外にもたくさんのアンテナに引っかかるフレーズが転がっていた。
「仏教は縁遠いもの」としていたところに、おすすめ本として手に取ることになり、そして今このように若干興奮気味に記事を書いている。不思議なことだ。すばらしい読書の時間と学びと発見をありがとう!
今日も読んでくださりありがとうございました😊
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