スマホの修理は大変なのだとわかった話

わが家は、スマホを３台使用しているが、一昨日、妻が使用しているスマホのバッテリーが膨らんできたのでキャリアの店舗へもっていったが、ここでは受付られないし、購入時に保険（補償）に加入していなければ受付もできない、と言われた。
だったら、どこへ持ち込めばよいのか尋ねると、スマホのメーカーへ直接依頼するしかありません、と止めを刺された。

少し調べてみると、スマホが故障したときは、キャリアの店舗、あるいはメーカーの直接受付、その他スマホの修理業者へ出すことしかないようだ。
キャリアの補償に入っていたとしても、そこからメーカーへ行くまでに時間はかかるだろう。
以前、ガラケーを使用していたときは、キャリアの補償へ入っていたので、修理期間中は同タイプのガラケーを貸し出してもらっていた。
その後、修理ができて本体が戻ってきた。
保険に加入していれば、スマホも同じ流れのようです。

わが家は、保険（キャリアの保険ではない）に入っているのでスマホに限らず家電全般が補償されますが、補償されるにしても、メーカーへ直接修理に出せば時間はかかるし、スマホのなかのデータは大丈夫だろうか、といった心配があります。
また、修理期間中スマホの利用ができません。

考えただけでもめんどくさくなった。
私は妻に買い替えよう、と言った。
すでに2年以上使用しているし、バッテリー以外のトラブルもでていた。
買い替えるチャンスだと、すぐに決断した。
私たち夫婦が使うスマホに高性能なものは必要ない。
すぐに新たなキャリアとスマホの機種は決まった。
家電量販店の店舗はすいており、スマホを購入する人もいなかったので、すぐに契約は終わる、と思っていた。
結論から言えば、新たなスマホにするのにデータ移行（約３０分）を含めて約４時間かかった。

私は、これまで店舗でスマホを購入していなかった。
キャリアのＷＥＢから契約して購入するパターンだ。
後は、送ってきたスマホを自分でセットアップし、データの移行なども自分でやっていた。
店舗の新規契約に、こんなに時間がかかるとは思ってもいなかった。

妻のスマホが新しくなったのはよいことなのですが、古いスマホから新たなスマホへかえてもデータは完全に移行できないものがあります。
セキュリティーソフト、PayPay、LINE、メルカリ、銀行系等のアプリは、再度設定が必要になります。
これが少々面倒なのです。
パスワードなどは、パスワードマネージャーで管理していますが、それらを入力するのは手動です。
パスワードマネージャーを妻のスマホにも入れておけるのですが、セキュリティーの関係と使用頻度の関係で入れていませんから、どうしても手動で対応することになります。

私は、まだ４Ｇの古いタイプを使用しているのですが、新しいスマホにかえないのはデータ移行が簡単になったとはいえ、たくさんのアプリをいれているからです。
しかし、来年は新たなスマホに替えるつもですから、移行作業の覚悟を決めるときがきたのでしょうか。

それにしてもスマホの利用中に故障したり壊れたら、買い替えのほうが安心かもわかりません。
今回、現在入っている保険は、他の家電のために利用する程度に考えておくことにしました。
新キャリアもいろいろなプランをもっているので、旧キャリアと毎月の利用料はあまり変わらないようです。
妻にとっては、むしろスマホが新しくなったぶんよかったのかもわかりません。

経済が成長するとは、やはり新な商品が売れていくことかもわかりません。修理をしても、そこには人件費や部品代がかかります。
修理代を調べてみれると、結構な額になっていました。
さらに送付するための宅急便代などを考えると、新たな購入を検討することになるでしょう。

SDGｓの点からスマホの回収は、どうなっているのか調べてみると、ドコモ・au・ソフトバンクなどキャリアが行なっているスマホの回収サービスを利用することができる。これらのサービスでは、動作しないスマホであっても無料で回収してくれる。キャリアを問わないので、他社のスマホやSIMフリーのスマホを持ち込むことも可能だ、と記されていました。

私は慎重タイプなのでスマホをリセットして出荷状態にしたうえで、キャリアの回収へ出すことにしました。
それにしても妻のスマホの故障ははやいような気がします。
私が使用している４Gの古いタイプ（中国メーカー製）で、結構落としたりしているが、４年ほど利用しても壊れないタフな奴だ、と感心している。
しかも、１台はダブルSIMで利用していていますが、困ったこともありません。
２台とも古い機種なのですが、よく働いてくれます。
製品に恵まれている。
いつも感謝しながら、友のように大切（たまに落すが）に利用させてもらっています。

今月は、インターネット回線も１０Gタイプへ変更します。
理由は、現在利用している１Gタイプよりも安いからですが、スマホに限らず生き残りをかけた競争が激しいことがよくわかりました。
スマホやインターネット回線の競争だけでなく、あらゆる業種における競争が激しくなってきているように思えます。
消費者の立場から利用料や商品価格、あるいはサービス価格が下がってくることはありがたいことですが、この先の日本の未来はどうなるのだろうか、と思ってしまう。

スマホの故障から、こんなところまできてしまいました。
とりとめもない話はいつものことですが、単なる私の備忘録（貧乏録）として書いておこうということです。
悪しからず。