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看護師はいい仕事です。結局は選んでくれてありがとう

私は中学の時から将来は「絶対!!に看護婦さんになりたい」と思っていた。
動機は何だっただろうか。

小6の時、社宅に住んでいたんだけど
近所の同級生の弟さんが重度の自閉症だった。

毎朝学校に行く時、家まで迎えに行って、一緒に学校に行き
帰ってからも、家にまで遊びに行ってその子の世話を焼くのが好きだった。

それである日、その子のお母さんが「看護婦さんに向いてるかもね」と言ったのだ。

それで単純に私は
「そっかぁ、私って看護婦さんに向いてるんだ!」

と思い始めたことが多分最初のきっかけだった。

そして高校進学の時に、衛生看護科といって
高校卒業と同時に准看護師の受験資格が得られるという学校を
受験した。

・・・・・

思えば、私は学校の勉強が大嫌いで、遊んでばかりの子供だった。
衛生看護科など受けれる偏差値など全く持ち合わせていなかった。

それなのに親はよく受験させてくれたな、と思う。
結果は当然落ちて、滑り止めで受けていた私学の高校に通うことになる。

その後私は高校を卒業し、看護学校へ入学。
看護師の資格を得てとして働くことになるが

まあ 明けても暮れても看護師として、

なんだかんだで28年・・・・・・・

当時は 看護師への強い憧れと熱い思いで勉強し、

血へどを吐く思いで資格を取り、

血へどを吐く思いで(何回言うねん・・・)

勤務してきた。

28年も看護師なんだから、この仕事当然嫌いではない、

でもでも、

もう散々やったし
人生1度なんだし、他のこともやってみたくない?

なんて最近すごーく思う

同期は副業で好きなお花の仕事始めたよ、
中学の仲良しの友達だって、大好きなネイルの仕事で最近新しいお店開いた。

なんか、羨ましいなあ〜

そんな気持ちが私の中でずーっとくすぶっていた。

特に、今の職場は

院長の仕事に対する価値観がだんだん私とはズレてきているのを日々感じて
いるし、

私も自分の看護観を突き通すほどの情熱も最近では失せてきている。



看護師の仕事はいい仕事です。

それは自信を持っていえる。
命をと向き合う仕事だから、精神的なストレスは半端ないし
大変なことも多い。

けれど、私のように自分に合う場所を見つければ
(これは何となくでいい、完璧な職場はないから)

クリニックでもいいし、病院でも、何科でも
疲弊しないで長くこの仕事続けられるよ。

そこで自分のできること1日精一杯する。

私の場合は、
クリニックで担当した患者さんにはなるべく
「今日この人が担当でよかったなあ」って思えるような対応を心がけている。

もしもこの人が自分の家族だったら、こうゆう時こんなふうに
してもらえたら嬉しいだろうか、そんなことを考えながら仕事している。

まあ100%ではない、
いろんな患者さんいるからね、
それに自分ができることっていうのは、たかが知れてる。

昔は、あれもこれもやらなくては・・・!って思ってた。
若さゆえに、体当たりでいろんなこと真っ向から受けて立った。
おこがましくも、「患者さんは私が守る!」なんて。

今ならうまく流せばいいのに、って思うことも。

他部署ともよくケンカ(?)したな
今となったらほんますいません・・・った感じだけど

熱かったな・・・あの頃。

でもずっとそんな状態では自分が疲弊して潰れてしまうからな、

今将来を担う若い看護師さんに言いたいことあるとしたら、

そうだな〜

「看護師選んだあなたは、素晴らしい」

 全部背負わなくていいんだから

しんどいなら、休憩したって場所変えたっていいんだから、

看護師、やめないでね 」

若い看護師さんには将来、お世話になるかも知れないから〜w

どうか患者さんに添える優しい看護師さんでいておくれ(笑)

そのためにはまず、自己犠牲の精神はやめて
自分を大事にしてから、

看護師以外でもたくさん、楽しいこともいっぱいして
経験してね、 大丈夫だから。

28年看護師やってきて
これは過去の自分に言ってあげたい言葉たちです。

「がんばったね!」

さて、私は何して遊ぼうか?

人生はワクワク、
楽しいゲームなんです

・・・・って誰がが言ってたな。

まだまだこれからだぞー!!

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