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インタビューレポート#4_つなぐ人々 つながる那須塩原トークセッション(24.10.6)
こんにちは!那須塩原ブランドニットプロジェクトチームメンバーのかわまたです!
今回の「教えて!なすしおニッター」は番外編ということで、東那須野のイベント「うぇるるフェスタ」に参加させていただき、
生粋の那須塩原市民や移住者の方、計4人にご登壇いただき、トークセッションを行いました。
<スピーカー>
山本 博一(やまもと ひろかず)さん
・創業55年の山本畳店の畳職人
・地域の活性化・安全向上・コミュニケーションの場づくり等を目的とする「そすい通り商店会」前会長
・那須塩原市市民活動センター利用者協議会会長
・畳文化を子どもたちに伝えつつ、地域の平和と笑顔を守るために日々活動している和と輪の伝道師「タタミマン」とは大の仲良し
石川 麻紀(いしかわ まき)さん
・2021年7月に東京から移住(旧黒磯市出身Uターン)
・家族は旦那さまとお子さんの3人世帯
・個人事業主のフォトグラファーとして活動している
・今回、うぇるるフェスタで移住仲間の似顔絵クリエーター松田さんとともにペイントフォトを開催。
・趣味はDIY(電気工事士2種取得)
大髙 久尚(おおたか ひさなお)さん
・障がい者の就労支援事業所などを運営する株式会社テトテに勤め、障がい者の就労支援と農業の六次産業化に取り組んでいる。
・社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、保育士、公認心理師をはじめ多数の資格を有しており、障がいのある当事者の講演(ピアサポート)や差別解消の推進活動を行っている
・JCI日本公認SDGsアンバサダーとして、SDGs推進活動を行っている。
・木工家具技能士補のものづくりのスキルを活かし、「ものづくり・ひとづくり・まちづくり」をテーマに新たなプロジェクト「TUKURU」をスタート
小倉 政貴(おぐら まさたか)さん
・2023年9月に東京から移住
・出身は北海道
・奥さまと2人暮らし(妻は那須町出身)
・経歴は経済産業省、人材系のITサービス業を経て現在は行政向けサービスを展開するスタートアップに転職。テレワーカーとして勤務し、月に数日東京都内にある会社へ出勤している
・趣味は読書やお酒
<ファシリテーター>
栗原 渉(くりはら わたる):
・那須塩原ブランドニットプロジェクトチーム サービスデザイナー
那須塩原ブランドニットプロジェクトメンバー 大島彰さん(以下、大島):みなさん、こんにちは!
サンセットうぇるるは楽しんでいただいてますでしょうか!私ですね、市役所の企画政策課(那須塩原ブランドニットプロジェクトメンバー)の大島といいます。
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会場:こんにちは!
大島:今日はですね、ファンクラブのイベントということでサンセットうぇるるということで、日中のですね、うぇるるフェスタに引き続き開催をさせていただいております。
今回このサンセットうぇるるとタイアップしましてちょっとしたトークイベントトークショーということでやりたいと思います。
市役所でこれまでファンクラブとして、夢が動き出すまちということで、「エールなすしおばら」というキャッチフレーズを掲げて進めてきました。実は今度の1月ですね、那須塩原市20周年を迎えるということで、さらにですね、那須塩原市のファンを増やしていきたいということで、那須塩原市の良さをもっと知ろうということで、那須塩原ブランドニットプロジェクトという取組を進めております。
↑那須塩原ブランドニットプロジェクトについてはコチラから!↑
ぜひ今日はですね、市民活動をやられてる皆さんと、あとは移住者の方と一緒に那須塩原の魅力について語り合っていきたいなと思ってますので、ラジオがかかってると思うような感じでですね、お酒を飲みながら美味しいもの食べながら聞いていただければと思います。
それでは早速始めていきたいと思いますが、この企画ですね、那須塩原ブランドニットプロジェクトメンバーの栗原さんの方に司会をやっていただければと思います。どうぞよろしくお願いします。
(会場拍手)
栗原:はい。ご紹介をあずかりました栗原と申します。
本日ですね、4名の方にご登壇いただきましてトークセッションという形でいろいろとお話を伺いしたいと思っています!
主に那須塩原のブランディングを考えていくにあたって、那須塩原に暮らし始めたきっかけとはなにかとか、暮らしている中で、感じる幸せとか良さ。そういったお話をお伺いしていければなと思っております。
ということで早速ですが登壇者の方をお呼びしたいと思います。
まずはお1人目はですね、創業55年の山本畳店の畳職人である山本 博一(やまもと ひろかず)さん、いらっしゃればご登壇お願いします!
山本さんは、畳文化を子どもたちに伝えつつ、地域の平和と笑顔を守るために日々活動してる和と輪の伝道師「タタミマン」とも大の仲良しということで、その辺りもお話聞ければと思ってます!
山本 博一さん(以下、山本):よろしくお願いします。
栗原:お2人目がですね、2021年7月に東京から移住されて、元々は旧黒磯市出身でUターンで帰ってこられたということで、石川 麻紀(いしかわ まき)さん、いらっしゃいましたらご登壇お願いします。
石川さんは個人事業主でフォトグラファーとしても活動されています。よろしくお願いします。
石川 麻紀さん(以下、石川):よろしくお願いします。
栗原:続きましてですね、障がい者の就労支援事業所などを運営する株式会社テトテに勤め、障がい者の就労支援と農業の6次産業化に取り組んでいらっしゃいます、大髙 久尚(おおたか ひさなお)さんいらっしゃいますでしょうか。ご登壇よろしくお願いします。
大髙さん今はですね、岐阜県で取得した木工家具技能士補のもの作りのスキルも生かして、「ものづくり・ひとづくり・まちづくり」をテーマに新たなプロジェクトを作るのをスタートされています。よろしくお願いします。
大髙 久尚さん(以下、大髙):よろしくお願いします。
栗原:最後に4人目ですね。2023年9月に東京から移住された小倉 政貴(おぐら まさたか)さんです。よろしくお願いします!
ご出身は北海道ということで、今は行政向けのサービスを展開するスタートアップに就職されて、テレワーカーとして勤務しつつ、月に何回か東京都に行きながら暮らされているということです。
小倉 政貴さん(以下、小倉):よろしくお願いします。
栗原:はい。本日はこの4名にお話を伺いしていきたいと思います。よろしくお願いします!
ご登壇の4名:よろしくお願いします!
(会場拍手)
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栗原:それでは早速進めていきたいと思います!
今回大きなトークテーマはですね、「エールなすしおばら、夢が動き出すまち」という那須塩原市が掲げるシティプロモーションのメッセージがありますが、このメッセージに関してですね、住み始めて、また、今住まわれていてですね、どのように実感があるかなっていうのをですね、お伺いしていければと思います。
ちょっとですね。まずは、それぞれご登壇の皆様のですね、僕が簡単なご紹介だけさせていただいたので、皆様から自己紹介いただければなと思っています。
お伺いしたかったのは、お名前、ご出身、あと普段のお仕事について、あとライフスタイルや趣味など。そして最後にですね、那須塩原の好きなところ、このあたりをですね、一言ずつぐらいで皆さんお名前から始めて、自己紹介いただけると嬉しいなと思っております。
ということで僕から近いということで山本さんから順番にお話していっていただいてもよろしいでしょうか?
活動も経歴も多様!4人の自己紹介
山本:みなさんこんばんは。
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会場:こんばんは!
山本:山本 博一(やまもと ひろかず)といいます。またの名を「タタミマン」ということで、地域の方はそっちを言った方が早いんじゃないかなぁと。
本来であれば、こういったヒーローっていうのはね、素性を隠して活動するもんですが、なぜかこの那須塩原市におきましては、僕のことをね名前を出してしまうというね、顔まで出して紹介するというなかなかオープンな市だなというふうに思っております。
僕は那須塩原市の西大和というところに生まれまして、そのままずっと54年ほど住ませてもらってますが。
総じて言うと、那須塩原の方、皆さん優しいというかフレンドリーというか、ある意味、ちょっといい感じの田舎みたいなところがあるのかなぁというふうに感じております。
↑山本さん(タタミマン)さんの詳細はコチラから!↑
石川:みなさんこんばんは、はじめまして!石川 麻紀(いしかわ まき)といいます。仕事では人見 麻紀(ひとみ まき)で活動しております。
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出身が旧黒磯市で、高校を卒業して東京の方に移住をしたんですが、3年前に家族と一緒にUターンで戻ってきました。
普段は家族撮影をするフォトグラファーだったりとか、あとは結婚式の写真を編集するレタッチャーっていう仕事をしながら活動しております。
↑石川さんのお仕事はコチラから!↑
えっと、そうですね、那須塩原、移住した理由でもあるんですけれども、やっぱり自然が多いっていうところで子育てがすごいしやすいなぁと日々感じております。生活のしやすさもあるし、遊べるっていうところがすごいありがたいなと日々過ごしております!よろしくお願いします。
栗原:ありがとうございます。
では続きまして、大髙さん、お願いしてもよろしいでしょうか?
大髙:大髙です。出身はですね茨城県大子町というところなんで、隣町でまでは行かないんですけれど山を越えたところにあります。
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仕事の方は20年間、福祉関係の仕事をしてるんですけれども、10年ぐらいは茨城の方でやって、ちょうど30歳のときに岐阜県の高山市に移り住みまして、障がいのある方の仕事を、どうにか付加価値を高められないかなということで1年間だけ岐阜県で木工を学びました。今は農福連携の6次産業化とかやってるんですけれども、これからですね、那須塩原の自然を使って木工製品を、障がい者の方の就労に結び付けられるようにやっていきたいなぁって考えております。よろしくお願いいたします。
栗原:お願いします。ありがとうございます。では小倉さんお願いします。
小倉:みなさんこんばんは、小倉と申します。
普段はですね、私出身が北海道で、就職で東京に出てきまして、去年ですね、妻と那須塩原に引っ越してきました。妻が那須町の出身でして、よく那須塩原に来ていて、すごいいいまちだなと思って、生まれが北海道なので、こういう地方暮らしもいつかしたいなぁっていうので、引っ越しをしてきました。
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那須塩原の好きなところで言うと休日の過ごし方みたいなところもあるんですけれども「みるる(那須塩原市図書館 みるる)」がすごい好きで、落ち着くところだし、本を読むのが好きなので週末によく行ったりしています。
よろしくお願いします。
那須塩原で暮らし始めたきっかけも四者四様!
栗原:よろしくお願いします!ありがとうございます。山本さんだけ那須塩原市にずっと住まわれていて、お三方は移住で来られたということですよね。はい。
次の質問に関わってくるんですけれども、もしかしたら山本さんはお答えいただくにあたって、少しだけ微妙に答えづらい部分あるかもしれないんですけど、皆さんがですね、那須塩原で暮らし始めたきっかけを伺いしたいなと思っています。
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お手元の資料にも書かれていますが、大きくちょっと時系列でですね、お話聞きたいなと思ってまして、
那須塩原で暮らし始める前、今少しだけ触れていただいたかと思うんですけれども、どこに住まれていて、なにをしていたのか。いつから那須塩原に暮らし始めて、その暮らし始めるまでの経緯と、あとは他にも検討されたまちもあったんじゃないかなと思うんですけど、ここに決めたっていう、那須塩原に暮らしを決めた決め手みたいなのがあればですね、あわせて伺いたいなぁと思ってます。
なので、ちょっと暮らし始める前のところから記憶を掘り起こして思い出していただきながら、時系列でストーリーとしてお話いただけたら嬉しいなと思っております。
山本さんはなんかずっと暮らしている中で、ここでずっと暮らしていこうと思ったきっかけとか決め手とか、そういうのがあったら、いろいろとご出身がこっちっていうのもあるとは思うんですけど、あのポジティブにここが良いなと思ったからここで暮らすことを決めたんだみたいな、そういったことがあれば、お話伺えればなと思っております。
では、これもまた順番、山本さんからお話いただいてもいいですか?
お願いします。
ずっと那須塩原で暮らす山本さんだからこそ感じる「居心地の良さ」
山本:はい、じゃあ移住じゃない方代表としてお話をしたいなと思いますけどね。
生まれてこのかた54年ほど、那須塩原市に住まわせてもらってますけれども、なんやかんや住んじゃってる感じもあるんですね。
(那須塩原市を)出ることも若い頃考えたりはしましたけども、なんかいちゃってるというか。
なにがいいって特別なかなか言葉に表すのは難しいんですけど、「居心地が良い」っていうのが一番ですかね。なにをするにしても、人と接するにしても、なんて言うのかな、トゲトゲしくないというか、なんかみんなが受け入れてくれるというか、なんかそんなようなところがあって、ちょっと柔らかいというか、そんなところが僕は那須塩原好きだなと思ってるし、もうこれ以上出たくないし。
なんならずっとこう住んでいく中で、そういった自分が大人になれたらいいかなみたいなぁ、柔らかい方とか、例えばね、これから引越ししてこられる方と。僕、仕事柄いろんなお客様のところにお宅に行くんですけど、そういったところで「ここ良いとこだよね、こういうとこ良いよ」なんていう、ちょっとおせっかいじゃないですけど、そういったところで僕が受けてきた良い人、みなさんからの良いものを伝えていきたいというか渡していきたいというかそんなことをちょっと考えてたりは今はしてます。はい。
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栗原:ありがとうございます。はい。では続きまして石川さん、お願いしてもよろしいですか?
「過疎化が進んでいる地域も私も盛り上げたい!」不思議な縁が繋がって那須塩原に戻ってきた石川さん
石川:那須塩原に移住する前は東京都の品川区の方に住んでいました。
高校卒業して東京の方がちょっと長い人生というか、長くなってきたときに、私自身ですね、まさか那須塩原に戻ってくるとは思っていなかったんですね。
そんなときに、やっぱりコロナが流行った時期だったんですけど、その時期にうちの祖母が亡くなったり、父が亡くなったりっていうことがあったりとか、私自身が妊娠をして子どもを授かったっていうタイミングで、「これから私たちが住んでいくにはどこがいいだろう?」って思ったときに、移住っていう話が出ました。
本当になんかすごい、いろんなタイミングが重なって、こちらに戻ってきたっていうかたちなので、私自身がすごい不思議であるんですけれども、祖父の家が那須塩原の百村(もむら)という、多分知る人ぞ知るという地域にあるんですが、そちらに住むために那須塩原に戻ってきて、まだ実際家が完成してなくて住めないですけれども、ゆくゆくはそちらに住んで、ちょっと過疎化が進んでる地域を私も盛り上げる一員になれたらいいなぁって思っております。本当に不思議な縁だと思います。ありがとうございます。
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(会場拍手)
栗原:ありがとうございます。あの、ちょっとだけ聞いてもいいですか?
石川さん帰ってこられたときは旦那さんも一緒に帰ってこられたんですか?
石川:そうです。私と夫と3歳の娘、3人で帰ってきました。
栗原:旦那さんのご出身はこっちではないんですか?
石川:夫は千葉県の出身です。
栗原:そうなんですね!そのときになにかご家族で話されたこととかってあったんですか?
石川:夫の実家も結構田舎で。田舎で育った経験があるので、ゆくゆくは自然が多いところが良いよね、っていうお話をしてたんですよ。
なので、那須塩原に行こうって言ったときに、結構簡単にというか賛成してくれて。
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(参照:https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/20216)
栗原:ノリ気で?
石川:ノリ気で!なんか今では畑やりたいとか言ってます(笑)
栗原:移住される前は何回か見に来たりとかは?
ご実家のご挨拶とかそのタイミングとかで来てらっしゃるんですかね?
石川:そうですね。挨拶のタイミングに来たりとか、でも本当にわかんない状態で夫は来てると思います(笑)
栗原:なるほど。へ~。お仕事も変えられてきてるんですね?
石川:はい。私は個人事業主でやってるんですけど、夫は転職っていう形でこっちで職を探し直して、企業にお世話になっております。
栗原:そうなんですね。へえ。なるほど、ありがとうございます。
石川:ありがとうございます。
栗原:では続きまして大髙さんも、お伺いしてよろしいですか?
自然もあり人もいる「ほどよいまち」に魅力を感じた大髙さん
大髙:時系列ということで、ここに来て11年経ちますけど、来たきっかけは一言で言えば本当に仕事で来たというところがあります。
ちょうどテトテの事業の立ち上げがあるっていうことで、そこでチャレンジさせていただけるということで来たのがきっかけなんですけど。
↑大髙さんの勤める株式会社テトテの詳細はコチラから!↑
これだと話終わっちゃうんでちょっと遡りますと、ちょうど私42歳なんですけど、30歳のときに、岐阜県に一旦移住をした人間で、そのときにすごく悩んで、岐阜遠いんですけど、1ヶ月に1回くらい行って、合計10回ぐらい行って決めたっていうところがありまして、長野か岐阜かって迷ってたんですそのとき。
行ったときに岐阜の人は高山の人なんですけど、すごいプライドがあるなぁっていうところがあって、感心するところで、朝おじいちゃんと会えば挨拶してくれるし、町の人が自然にゴミ拾いしてたりとかするしっていう。なんかそういったところがあって、一旦その岐阜に行ったという経緯があって。
それから那須塩原に来たんですけど、こちらは来てから思ったことっていうのがたくさんあるので、この後多分またお話があると思うんですが、あのほどよさがやっぱりないと、なかなか難しいのかなぁってのがあるので、自然があるのはいいんですけれど、私はですけど個人的にはやっぱり人がたくさん周りにいてっていうのが好きなのかなってなんとなく今そう思っています。以上です。
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栗原:はい、ありがとうございます。
では続きまして小倉さんもお話伺ってもよろしいでしょうか?
「やりたい暮らしも楽しい暮らしもできる環境」が、二拠点生活の決め手となった小倉さん
小倉:はい。ちょっとさっき話しちゃいましたけど、元々東京で6年ぐらい仕事をしていました。
で、東京で妻と結婚して、その地元が那須塩原だったっていうので初めて那須塩原に来て、それまであんまり那須塩原を知らなかったんですけど、来てみるとすごい良いまちだなというところがありましたね。
あと、もう1個決め手になったものでいうと、東京の仕事を今も続けているんですけれど、新幹線があるので、東京にも行きやすいし、すぎに戻っても来れるしっていうので、やりたい仕事もしながら楽しい暮らしもできるっていうのがすごく良い環境だなぁと思って引っ越してきました。以上です。
栗原:ありがとうございます。
小倉さんは東京の近さみたいな事情もあったから、ご実家の北海道とか、そういった選択肢ではなく、こういった距離感のところで選んでたりとかなんですか?
小倉:そうですね。北海道はちょっと遠すぎるので。新幹線だと4時間ぐらいになっちゃうので、ちょっとそれはさすがに帰れないなっていうので、はい。
栗原:他にご検討された場所とかってあったんですか?
小倉:いや。もうなかったですね。
本当にまちとしては那須塩原すごい良いまちだなぁっていうところは、強く思ってたのでなんかあんまりそこで比べるとかっていうのはしなかったですよ。
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栗原:そうなんですね。何度か来られたことはあったんですか?
小倉:そうですね、本当に何度も妻の実家に行くときに、何回か那須塩原のお店とかも行ったりしていました。
栗原:なるほど、ありがとうございます。
さっき山本さん、大髙さんからもありましたが、ちょうど良いとかっていうキーワードとか、あと受け入れてくれるとか、やろうとしたときになにか、応援じゃないですけど、一緒にやってくれるとか、そういったキーワードも出てたと思うんですけど、大島さんもずっと住まわれているじゃないですか。そういった感覚とか、ニュアンスでの共有はできるものなんですか?
大島:長く住んでるともう当たり前になっちゃって、多分感じないところがあるんですけど、改めてこういう仕事をして、いろんな人の話を聞くとやっぱりそうなのかなぁみたいな。
でもちっちゃい頃から育ってると当たり前になっちゃうので、なんかそこが気づかないところかなぁと思って、みなさんの話聞いてると、すごいなんか改めて「そういうことなのか!」っていう感じになることはありますよ。
栗原:なるほど。「振り返ってみるとそうかもなぁ」って感じですかね?
大島:そうですね。
暮らしていて/暮らし始めて気づいた那須塩原の魅力・良さとは
栗原:ありがとうございます。
今みたいなキーワードとか、みなさんが移住をするときの決め手とか、きっかけみたいのに繋がる気もするんですけど、ちょっと次のテーマとしてお伺いしたかったのが、住まわれてる中で、気づいていくこともあったと思うんですけど、那須塩原で暮らしていくことの魅力とか良さについてお伺いしたいなぁと思っていました。
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ちょっと右側に書かせていただいていたものを、お話のきっかけなどにしていただければと思うんですけど、ちょっと僕らとして気になってたなぁと思ったのが、今お話いただいたことを時系列でいくと、暮らし始める前に思ってた那須塩原のイメージ。
もしかしたら山本さんと石川さんは既にご経験があったので那須塩原の暮らしにギャップとかっていうことはないかもしれないんですけど、
大髙さん小倉さんについては、前思っていたイメージと、暮らし始めてからのギャップっていうとマイナスに聞こえちゃいますけど、ポジティブな部分も含めて、「こういった違いがあったなぁ」みたいなことをいただきたいなと思いました。
あと、住んでいることの幸せ、良さ、魅力。
これはかたちがあるものでも、ないものでも全然構いませんので、住まわれてる中で、「ここ良いなぁ、幸せを感じるときこういうときだなぁ」とか、そういったポイントがあれば、お話いただきたいなぁと思っていました。
ということで、今度逆順でいきますね、小倉さんお願いできますか?
常に四季を感じられる自然、東京から戻ってきたときの安心感
小倉:はい。そろそろかなぁと思っていました(笑)
うん、そうですね、良いところっていうことだと、元々生まれが北海道の田舎っていうのもあるのかもしれないですけれど、やっぱり自然が多いっていうのは良いなと思いました。
週2回東京で仕事をしてるんですけれど、戻ってくるときの落ち着く感じとか安心感みたいなのはあるなぁと思いましたし、あと、ちょうど引っ越してきてから丸1年ぐらいになるんですけれど、1年住んでみるとすごく常に四季を感じられるっていうところがあったなと思って。
なんか田んぼとかも見ると稲が植えられて、そっから緑になって、黄金色になってくみたいなところとかを感じられるっていうのは東京はあまりなかったのかなぁと思って、それはすごく良いところだなぁって、住んでみて思ったところです。
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(参照:https://nasushiobara-kanko.jp/nature/)
栗原:ありがとうございます。
住む前はそんなに自然豊かとかそういったイメージって強く持たれてるわけではなかったんですか?
小倉:そこは思ってはいたんですけれど、やっぱり暮らしてみて、東京と行き来をする中で、改めてやっぱりなって強く感じるようになったところですね。
栗原:やっぱりこの距離感でこの自然の豊かさってあまりないんですよね、他のまちでも。
小倉:そうですね。そうだと思います。
栗原:那須塩原市の方々にもご案内いただいたときに、「この景色北海道に似てない?」とかってご紹介されたときとかあったんですよ。なんかそういったのって感じるときもあったりするんですか?
小倉:そうですね。なんかそれは何かいろんなところで感じますし、
今年、北海道の地元から家族が来たんですけれど、そのときも「なんかここ北海道に似てるね」とか言われたことがあって、なんかそういう自然のところは似てるところがあるんだろうなぁと思いました。
栗原:なるほど。ありがとうございます。これだけ都市に近くて雄大な自然っていうのはかなり魅力のポイントですね。
小倉:そうですね。はい、そこはすごい強いと思います。
栗原:ありがとうございます。では順番でいくと大髙さん。よろしいでしょうか?
「ほどよいまち」と繋がる「ちょうどよさ・いろんな生活に困らないまち」
大髙:はい、そうですね。先ほどと同じなんですけどちょうど良いってのがやっぱりキーワードになってくるかなぁと思っていまして。
私、結構どちらかというと都会に住んだことがなくて田舎だったんですけど、うちの妻が宇都宮市出身で、やっぱり宇都宮はお店があるんですけど、移動すると渋滞しちゃったりして、なかなかお店にたどり着けないから意外と遠いっていう。なので意外と移動するのにも、いろんな生活に困らないまちなのかなぁっていうところがあります。
あと、うちの子どもも小さくて今2歳になるところなんですけど、やっぱりなかなか出かけるのに連れて行くのは難しいんですけど、塩原とか、近くに公園もたくさんあるし、家の前には田んぼがあるから、毎朝田んぼ見せてあげたりとか、なんかそんなところが実現できるまちなのかなぁっていうふうに思ってます。
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栗原:ありがとうございます。なんか、あれですか?
ちょうど良いって表現いただいたのって、都市的なところとか、買い物っていうところで求めようとしても、ちょっと足を伸ばせばあるし。一方で、大都会的な極端のものではなく、自然へのアクセスも容易にできてっていう。
都市と自然のバランスがちょうど良いっていう表現になってますかね?
大髙:そうですね。はい。ちょうど良い、これから生活していくのに持続可能性って言いますけど、そこが実現できるようなまちだなっていうふうには思ってます。
戻ってきて改めて感じた「人のあたたかさ」
栗原:はい、ありがとうございます!非常に勉強になりました。
では、石川さんお願いします。
石川:私はもともとこのまちに住んでいたんですけど、移住するときに結構不安で、なんかあの勝手に移住者に冷たいと思ってたんですよね。
ただ、実際こっちに住んでみていろんな方と交流させていただいたときにすごいあたたかくて、なんかその人のあたたかさを戻ってきてから改めて感じたっていうのが、Uターンなのに意外と気づいたことでした(笑)はい。
栗原:なんで冷たいと思ってたんですか?
石川:なんでですかね、なんか北の寒い地域の人冷たいって勝手に思っていて。
もしくは、なんかやっぱり都会で生活をしてたので近所の方と触れ合うということがあまりなかったんですよね。そういう習慣がなく、学生時代はこちらで過ごしてたんですけど、社会人になってからは都会で過ごしてたから、自分でそういう関係を作るっていうことをしてこなくて、大丈夫かな…っていう不安がありました。
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栗原:なるほど。
石川:実際戻ってきたら、関係なく垣根なく、いろんな方に優しくしてくださいますし。
あと、なんか那須塩原の魅力として思うのが、その市民の方もいるし移住者もいるしっていうバランスが両方あるっていうのが私にはすごい面白く、魅力だと感じております。
栗原:なるほど、ありがとうございます。
さっき大髙さんからは自然と都市部のバランスみたいな、ちょうど良さというお話出ましたけど今住まわれてる方の住民と移住者のバランスみたいな話もあった。
そこもなんかさっきのキーワードのちょうど良さみたいに繋がる部分もあるんですかね。
石川:そうですね。
なんか移住者にも優しいまちというか。ずっと住んでても魅力があるし、改めて戻ってきたからこそ感じる魅力もあるし。もともと縁がなかった方も興味を持って住みたいなって思う魅力がある。
なんか本当にちょうどいいバランスを取ってるんだろうなって思います。
栗原:ありがとうございます。なんか移住者の皆様からそういったコメントはありましたが、山本さんいかがでしょうか?
ずっと暮らされていて、なんか違いがあったりするものでしょうか?
山本さんが感じる、移住者が来たときの「おいでおいで」感
山本:もうね、お三方いろいろ喋っちゃったんで、ちょっとかぶる内容にはなるかもしれないですけど(笑)
やっぱりちょうど良いなぁと、さっきからちょうど良いっていうのが基本これ、今、キーワードになってますね。ちょうど良い感じ。
でもね、田舎でありつつ、都会でありつつ。僕、若い頃はちょっと栃木住まいがあんまり好きじゃなかったというか、やっぱりね東京とかに憧れるってあるじゃないですか。都会に行きたいっていうのはありました。
ただ、50年っていうかね、ある程度年齢が過ぎてくると、なんていうかちょうど人の優しさを感じられるようになるというか、なんかここ気遣わなくていいなぁみたいな感じは、やっぱ那須塩原市がちょうど良いというか、住みやすさに繋がってくるのかなぁと。
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あと、那須塩原市、開拓の歴史が結構あるので、皆なにかをひとつを協働しながら作り上げてきたっていう歴史があるので、どこからか来た人も結構受け入れてくれる風潮はあったりすると僕は感じてるんですよ。いきなり来られてもおいでみたいな感じで一緒にやろうみたいなところはちょっとあるのかなぁと。そういう意味では、移住されてくる方も比較的戸惑いがなく、こっちに来られるんじゃないかなというふうに思います。
あと、住みやすさっていう無形のものは皆がお話してくれたんで、ちょっと有形の話をしなくちゃいけないんですけど、ちょうど良い田舎ということで、新幹線の駅もありますし、一方で高速道路もインターチェンジがありますし、なんなら温泉もありますし、スキー場もありますし、レジャーが楽しめるなぁという部分と、その東京とか行ったりするのにもね、先ほど言ったけど1時間とかで行けちゃうわけじゃないすか。そんなに田舎じゃないよねっていうところが本当に那須塩原の魅力って謳ってもいいんじゃないかなという部分ではありますけどね、結構強みだと僕は思いますけど。
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(参照:https://www.asoview.com/item/activity/pln3000038329/)
大島:山本さん、1回も(那須塩原市を)出たことないですか?
山本:1回もない!はい。
(会場笑い)
栗原:なるほど!生粋の那須塩原市民。
山本:生粋のですよ、背中にあの那須塩原魂って書いてる(笑)
大島:私は4年間ほど出ちゃってちゃったもんですから。
山本:残念!
(会場笑い)
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那須塩原で暮らす幸せを一言で表すと…?
栗原:ありがとうございます!
ちょっと今の話題もうひとつだけ、あの皆様から一言ずつ簡単にいただきたいなぁと思ってるんですけど、2番目に書いてあるようなものですかね。
皆さんが那須塩原に住む人として幸せだと言えること、那須塩原で暮らす幸せとはなにか。これを一言で答えるとしたらどういったお答えになりますかっていうのをちょっとお聞きしたいです。
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山本:俺ー!?
(会場笑い)
栗原:ちょっと、山本さんの方が得意そうなんで(笑)
「居場所」がある幸せを感じている山本さん
山本:決して得意ではないんですけど、住む人の幸せね。
あのですね。やっぱりさっきも言いましたけど、いろんな方がね、受け入れてくれるっていう空気があるので、なんかちょっと自分でも頑張れるというか、居場所っていうんですかね。
自分で活動している中で、やっぱり誰かのために、喜んでくれたらって思ってやってるんですけど、素直に喜んでくださったり、なんか頑張れるって思ってくださったりする方がいると、こっちもなんか頑張ろうかな!みたいに思ったり、よりそう思うようになるっていうのかな。そういうところが僕の中でちょっと言葉に表現するとちょっと難しいですけど、
なんか受け入れてくれるってところが僕も活動しやすくなるし、なんて言うのかな、そういったことで勇気をもらってくれたり、「俺らも頑張れるわ!」って言ってくださるような反応を見せてくれるとやった甲斐があるなぁたいな感じになれるので、自分としてはなんか居場所みたいなものが感じられるっていうところが幸せというか、ありがたいなって思いますかね。
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だんだんと日も暮れてきました…!
栗原:はい、ありがとうございます。受け入れてもらえる・居場所があるという幸せですね。ありがとうございます。
ちょっと順番で石川さんもお伺いしてもよろしいですか?
石川:一言ですよね。
栗原:はい!(笑)
石川さんの幸せは、いろんなところで感じる「繋がり・あたたかさ」
石川:難しい(笑)
幸せっていう表現が合ってるか分からないんですけれども、繋がりだと思っていて、やっぱり、人と人との繋がりとか近所付き合いとか、都会にはないものをすごい感じられているのと、
今日の昼間にうぇるるフェスタというイベントに出展させていただいたんですけれども、それも繋がりで移住促進センターの方にペイントフォトっていうものをやりたいと伝えたら、今回のイベントを紹介していただいて、1人では絶対難しいっていうところで、同じ移住仲間の松田さんが講師として来てくれたりとか、
今回一緒に登壇してる小倉さんのご夫婦が手伝いに来てくれたりとかがあったので、なかなかそういう繋がりって今まで感じられなかった、あたたかさというか、それをすごい今回感じられたなぁって思いました。
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栗原:へ~!素晴らしい。なんか「来る者拒まず」があっても「我関せず」のまちもあったりするけれども、「受け入れるんだったら全力で手伝う」みたいな、そういった繋がりがあるんですね。
なんか、なかなかそうやって成立させようとしてみんなが協力するってあんまりないのかなぁと思いました。
石川:なんか自然と繋がる、頑張って仲良くするとかじゃないんです。
私も人間関係は結構頑張ってたんですけれども、なんか同じ共通の趣味だったりとか、やっぱり移住者っていう共通点とか、近所だったりとか、自然とそうやって繋がって続いていくっていうのを感じられていますね、今。
栗原:素晴らしいありがとうございます。素敵なまちですね。
大髙さんはいかがですか?
安心して「チャレンジができる」ところが幸せだと感じる大髙さん
大髙:そうですねぇ。一言で言うとチャレンジができるまち、なので今後もチャレンジはしていきたいんですけど、なんか始めたときに「それ面白いよねとか、それいいじゃん」っていうふうに今日もすごく応援していただいたんですけど、
仕事の傍ら、間伐材を使った木工製品を作ってるんですけど、なんかちょっと始めると、面白いからやってみたらとかって、背中を押してくれる人がたくさんできるっていうところもあるので、すごい小さなことでも大きなことでも、小さなことでいいと思うんですけど、なんかそれがひとつでも、ふたつでも実現できたらなぁって思いますし、本当にたくさんの方が育ってほしいなぁっていうふうに思ってます。
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栗原:ありがとうございます!
では、小倉さんもお願いしてもよろしいですか?
小倉さんが感じるのは、「ゆとりがあるからこそ生活を噛み締められる幸せ」
小倉:はい。そうですね、一言っていうと、余裕があるっていうことかなと思いました。
東京にいたときって、やっぱりいろんなものとかいろんな行事がいっぱいあるんですけど、なんかあれこれやって、気が付いたら1日終わって、なんか毎日疲れているみたいなことがあったんですけど、
やっぱりこっちに来てから、もう少しゆとりを持った生活になっているかなぁと思うし、その方がすごいそういう幸せを感じられるっていうか、一つひとつちゃんと噛み締められてるなっていう。そういう実感があるかなぁと思います。
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栗原:ありがとうございます。
なんだかそういった余裕が、石川さんがなにかやられるときにお手伝いしようかなみたいな、そういった活力に繋がったりするんですか?
小倉:そうですね。
多分、東京だったらやることいっぱいで、そんなに人のこととか、それこそ今回は移住推進センターの方から「こういうイベントがあるけどお手伝いどうですか」って言われたんですけど、多分自分のことでいっぱいいっぱいで、もしかしたらできなかったかもしれないですね。
「エールなすしおばら ~夢が動き出すまち~」という言葉から感じる那須塩原の暮らし
栗原:ありがとうございます。素敵ですね。
今お話いただいた、受け入れていただける繋がり、チャレンジがいろいろあるみたいな、全て違ってるようで繋がっていたりとか共通点もありそうな気がしています。
その中で先ほど大きなトークテーマまで掲げさせていただいていた、シティプロモーションのメッセージである「エールなすしおばら ~夢が動き出すまち~」という言葉にも関連してくるものがありそうな気がしながらお話を聞きました。
今の話とかぶっても構いませんし、なにか全然別の話でも構いませんが、
暮らし始め、そして暮らしていき、暮らす前と後で少し違いも気づきながら、こういったところに幸せを感じるなということを今、徐々に実感し始めてる部分もあると思うんですけど、
この「エールなすしおばら ~夢が動き出すまち~」というメッセージ・言葉。これが出てきたときに、暮らしの中で自分が感じる所感・共通点とかこういうところはあるかもしれないですけど、
もしくはここが少しギャップを感じるかもしれないとか、なんかどういったコメントでも構いませんので、「エールなすしおばら~夢が動き出すまち~」このメッセージについての所感。
また、なにか地域の人から応援されてるなぁと感じたときやその経験など、あればですね、あわせて教えていただきたいなぁと思っております。
ここは少し変則的に大髙さんからお話伺ってもよろしいでしょうか?
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「欲張らなくて、いい表現」10年住んだ大髙さんならではの表現
大髙:はい、わかりました。
自分で今話していて、「エールなすしおばら ~夢が動き出すまち~」っていうのが、すごくしっくり来る。10年住んでみて、ぴったりの言葉だなぁって正直思います。
その「エールなすしおばら ~夢が動き出すまち~」っていうのがやっぱりチャレンジするために、エールですね、応援してくれるっていうのがすごく励みになるので、やっぱり孤独だとできないですしね。
それも「夢が動き出す」っていうところはやっぱり小さくていいかなぁって思ってる方なんで、なんでちょっとずつでも始めてみるのが動いてくっていうので欲張らなくて、良い表現なのがいいなっていうふうに思ってます。
栗原:ありがとうございます。欲張らない表現。すごく素敵な言葉ですね。ありがとうございます。石川さんいかがですか?
夢でとどまらず「現実」として動き出すことを感じた石川さん
石川:「夢が動き出すまち」っていうワードを今見て、すごいなんか最近、本当にその通りだなって思っていて、自分がやりたいと思っていて、でもなんか、つい1人で頑張ろうとしてできなかったことが、人の力を借りて実現したりっていうのが最近すごい実感としてあるので、ぴったりだと思いました。
栗原:なんか今日のこの会もそうかもしれないんですけど、具体的にこういったときにそれ感じたなぁとかっていうときがあったりしますか?
差し支えない範囲で伺いたいんですが。
石川:なんですかねぇ。今回のイベントもそうだし、そのもともと祖父の家に住むっていうのは長年、想像では思ってたんですよね。
ただやっぱり、いつかって思ってたのが、急に動き出して、今いろんな方の力、夫の力を借りたりとかしながら動き出してるなぁっていう。
なんかそれが夢っていうだけじゃなく、現実としてなんかこう、叶いそうな動きを出してるなっていうのを感じていて、でもそれって自分1人ではできなかったことだし、いろんな方の力だったりとか、アイディアとか繋がりを紹介していただいたりっていうのがあって、動き出したのかなって思いました。
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栗原:はい。ありがとうございます。なんかこの動き出すっていうすごい肝がありそうな感じがしますね。
人それぞれ夢の大きさってバラバラで、どこから動かすかっていうのは人それぞれだと思うんですけど、なにしろ動き出す繋がりとか余裕とか。
あと、なんですかね、さっきいただいたちょうど良さだとか、ここから始めてもいいのかもしれないとか、覚えるとか、そういったところあるのかもしれないですね。ありがとうございます。
石川:そうですね。動き出すときが一番力使いません?
栗原:いや大変ですよねぇ。
石川:なんか、その動き出す一歩っていうところに、この自然豊かなまちだったりとか、人の力だったりが、自分だけではできないもので動きを押してくれてるっていうそんな感じを私は感じました。
栗原:なるほど、ありがとうございます。そしたらちょっとそっち飛んでもいいですか小倉さん。
小倉:すごい気を抜いてました。はい(笑)
栗原:移住された方の所感も含めて、小倉さんもどう思ったりするのかなと思って、ちょっと小倉さんの方に話を。
「少しのゆとりが夢を考えられることに繋がっている」という小倉さん
小倉:そうですね。
移住者が集まる会とかに行くと、やっぱなんか新しくお店を始めたいとか、定年をしてセカンドライフでこんな新しいこと始めたいとかっていう方が結構多くいらっしゃったので、
まさにその、夢が動き出すまちとしてそういう方々が集まってるのかなっていうふうには思いますし、もちろんさっきその「一言で表すと」っていう話を自分でして自分のことでもちょっと考えてたんですけど、
やっぱり、そういう何かゆとりある中で自分のやりたいこととか、見直せたりして、新しいことやろうとかっていうことになるのかなと思いました。
僕は10月に新しい仕事に転職をしまして、それも東京の会社なんですけれど、やっぱりそういうのも少しゆとりがある中で、何か自分のやりたいこと・夢みたいなところを考えられるまちっていうことなのかな、と思いました。
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栗原:ありがとうございます。なんかゆとりがあるから、自分のやりたいことに目を向けて、目が内側に向けることができるとか。
それを思うだけじゃなくて動かそうとしたときに誰かが手を貸してくれるとか、なんかそういう要素が揃ってるかもしれないですね。
小倉:そうですね。
僕のその一番最初に東京で働いた会社って、結構忙しいところで、大変で顧みる時間がなかったんですけど、やっぱりそういうところを思うと、ゆとりとか周りにいる人とかっていうのはすごい大事なんじゃないかなぁとは思います。
栗原:ありがとうございます。
なんだかそういうゆとりのある人たちがやりたいと思ったときの繋がりを作り、受け入れ、手を差し伸べるという、那須塩原の活動を代表する「タタミマン」という活動もあるとは思うんですけれども、そういった活動をされているヒーローからするとどうですか?
タタミマンが感じる「あたたかく、柔らかに応援してくれる」那須塩原
山本:そもそもですよ。
大体ヒーローってシュッとしてかっこいい感じじゃないですか。僕みたいな半分ね、顔の下が出てるわけですよ。そんなキャラクターでも受け入れていただけるなんて、こんなね、心のゆとりがあるまちは他にないと僕は思ってるんですよ。
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(参照:https://nasushiobara-portal.jp/mp/challenjin/?sid=50937)
「エールなすしおばら」って、ネーミングを考えた人すごい天才だなと思ってるんです。なんかいい感じで柔らかに押し出してくれてるみたいなところがあって、これね、「頑張ろう!那須塩原」って書かれるとちょっとなんか硬くなっちゃうじゃないですか。
それから比べると全然(硬くない)だし、なんとなくちょっと応援してもらってんのかな、頑張ろうかなぁみたいなところもありますし。
とにかく、たまたま僕はこの上に立たせてもらってますけど、僕が市民活動センターの利用者協議会の会長をしてると、様々な方がこの那須塩原市でいろんな市民活動をされていて、とにかくもう多岐に渡るんです、活動がね。
その方々のほとんどが皆さんニコニコして活動されてるというのがものすごく印象的なんですね。
やらなきゃいけない活動も中にはあると思うんですが、やらされてるんじゃなくて、楽しくみなさんが活動してるっていうのが一番特徴的なところで、そういった多くの方々を見てると、こっちもね、直接的に応援されてるわけじゃないですけど、「ちょっと頑張ろうかなぁ」みたいなぁ。
何かしたいって思ってる方もこれだけ多くの方が活動してるから、何か一緒になったりとか、ちょっとこういうことだったら僕もできるかなぁみたいなところで一歩踏み出し、踏み出せるまちというか踏み出しやすい環境はあるんじゃないかなぁというふうには感じてます。
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会場:いいぞ!タタミ!
山本:ありがとうございます。ビールください(笑)
(会場笑い)
栗原:ありがとうございます。柔らかさっていう表現ですね、エールとか動き出すっていうことに対して、ハードルを感じないっていう。
なんか「チャレンジ」っていう言葉を使うよりは「トライ」ぐらいの、なにか小さな一歩。そこで、奨励してそれが大きく夢動き出すようなものにしていく。柔らかさとかハードルの低さを作ってあげてるみたいなことをすごく良いし、
僕もまだ関わり始めて半年ぐらいでまだまだ勉強中の身ですけど、僕ら那須塩原とは離れた場から来てますけど、全然関係のない人間ではありますが受け入れてくれるこういった場もですね、みなさん作っていただいたりとかして。僕にとってもトライさせていただけている実感があるので、みなさんのお言葉にすごく共感することがありました。ありがとうございます。
「那須塩原とはなにか」を一言で表してみる
栗原:はい、ではですね、お時間もそろそろ迫ってきたんですが、あと2つほどですね、ご質問させていただきたいなと思っております。
さっき「幸せを一言で表すと」というお話をお伺いしたんですけれども、
これまでお話をされてきた中で、幸せとか、ポジティブな部分、あとは、もしかしたらネガティブな部分も抱えながら「那須塩原を表す」とするとという、ちょっとフラットな感じでですね、「那須塩原とは何か」という一言で表すとっていう質問をしたいと思ってます。
こういう質問って大体どんな問いについてもですね難しいんですけど、ちょっと絞り出していただきたい!
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仮に一言で表せなかったら、「うーん、なんとなくこんな感じかも」っていうので、表現する曲とか、こんな作品から那須塩原を感じられたとか。
これね、答えられた人はほぼいないんですけど(笑)まず、なにか一言なら那須塩原ってどんなまちなのかなとか。
あと、移住された方々は、他のまちでの暮らしがあると思うんですけど、他にはなかったこんなところがあるっていう、那須塩原だからこそある、「ならでは」みたいなところですね。一言が難しければそういったところを教えていただきたいなと思っております。
では、なんか大髙さんすでに思い付いていそうですが、思い付いた方からでもいいですけども、いかがでしょうか?
大島:なんか今、皆さんの話聞いてて思ったんすけど結構、未完成なのかなと思ってて。
なんか私もこっち戻ってきたときに、意外と東京だとちゃんとしなきゃいけないみたいな感じがあるんですよね。
だけど、こっち戻ってくると「まぁいっか」みたいな、ちょっと誰に見られてもいいか、みたいなのとか、結構「不完全のままでもなんかいいか」みたいなのがあって、そこらへんが改めて二十数年前のことを思い出してみると、そんなことを感じるので、
未完成とか不完全でもいいみたいなのは、もしかしたらあるのかなと思って皆さんのお話聞いてました。
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みなさん悩まれてますね
栗原:そうですよね。みなさん考えてる間に今の被せるんですけど、
なんか僕にとっては輪郭がぼやけてる曖昧さが那須塩原にすごくあると思ってて、さっきの未完成という言葉を通すわけじゃないですけど、
なんか駐車場とかも区画整理がされて、ここに停めるんだったらピッと停められるんですけど、なんかそれすらもなくて、「どこに停めてもどういう角度で停めてもいい」ぐらいの、それが個性だし、そうするんだったら、私たちも合わせるよ、くらいの、そういう枠組みがないとか、型がないとか、はめるためのレギュレーション・規格がないみたいなところは、すごくまちを見てても感じるなという。
「なんでこんなお店やってるんだろう!」っていう、経済合理性から少し離れたような営みをされてる方もやっぱり多くて、あまり説明のつかないことも多いかなっていう感覚は僕の中では、外から見てると思うところがあります。
といったところで、ふむふむという小倉さんの顔が見られたので(笑)
小倉さんからいただいてもよろしいでしょうか?
小倉さんにとっての那須塩原とは「乗馬」!
小倉:そうですね。
えっとー、一言で言うと、乗馬みたいなことかなと思いました。乗馬。馬に乗るやつですね。
栗原:「その心は」って聞いた方がいいやつですね。
(会場笑い)
小倉:はい、そうですね。
あの、なんでしょう、僕も馬にそんなに何回も乗ったことはないですけれど、馬に乗ってると、こうゆっくりも走るし、ちょっとスピードを上げたりもできるけど、競馬ほど追い立てられることもなくて、なんかそのほど良い流れの感じが常に流れている、そんなまちかなぁと思いますし、
乗馬ってすごくなんか爽やかな気分になれるもので、何かそういうことも感じられるまちかなぁと思いました。
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(参照:https://www.jalan.net/kankou/sta_990539/g2_b8/)
会場:ありがとう!
(会場拍手)
栗原:ありがとうございます。そしたら山本さんいいですか?
那須塩原は「アンパンマン」みたいだという山本さん
山本:ちょっと一言で表すと、「いいとこだべ」
いいとこだべっていうのは一言で表すとかそういう感じですかね。
なんにしてもそこに集約されるのかな、というふうには僕の中では思います。なんとなくね、栃木弁でちょっと話しましたけど。
あとね、いろいろ皆さん何かに例えられてるんで、いろいろ考えてたんすけど、那須塩原市って多分ですよ?僕の勝手なイメージですけど、アニメで言うと、ちょっとアンパンマンみたいなものかな、と。
基本的にアンパンマンに出てくるキャラクターはみんな丸い感じで、バイキンマンすら愛らしいぐらいなところがあるじゃないですか。那須塩原市もそれぐらいいろんなキャラクターがあって、いろいろ大変なときもあったりもするけど、基本全体的に物語ってなんかほっこりする感じで終わるんで、いわゆるそんな感じのまちなんじゃないかなっていうイメージです。
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栗原:なるほど~!深みのある回答ですね。ありがとうございます。
そんなにアンパンマンには極論がないですもんね。悪と正義という「極」がないですもんね。必ずバイキンマンを殺さずに、退治をするだけですもんね。
山本:それもひとつの愛くるしいキャラクターとして!
栗原:共存を心がけてますね。なるほど。そういった丸さもあるんじゃないかと。すごい!超哲学的な回答でございます。
じゃあ、石川さん伺ってもいいですか?
石川さんにとっての那須塩原は「ホーム」であり、「帰る場所」
石川:絞り出した結果がホームだなって思っていて、私は1回離れたけれども、なんかまた戻ってきたくなる。
多分、私以外にも進学とか就職とかで離れている方も、なんか離れたからこそ、改めて気が付く魅力とかすごいたくさん!
やっぱり学生の頃とか、都会に憧れるんですよね、キラキラしたもの。でも、なんかいざそれを経験して帰ってきちゃったからこそ、この自然の豊かさとかね、まちとかの人の豊かさとかに気が付けるっていう部分で、帰る場所なのかなって私は感じました。
栗原:ホーム・帰る場所ですね。ありがとうございます。なるほど。
石川:なんですかね。
なんか家って、仕事に行って、疲れて安心して帰って来れる場所じゃないですか、家族っていう。那須塩原っていうまちがそういう場所で、疲れて帰ったときに、なんか受け入れてくれるっていう安心感もあると思っております。
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会場:それいいね!
栗原:「それいいね!」いただきました、ありがとうございます。アンパンマンで例えるとどうなるんですかね(笑)
では最後、大髙さんいただいてもよろしいですか?
「ゆるい感じで生活できる」大髙さんが思う那須塩原
大髙:なんか最後ってすごくあれなんですけど、そうですね。
乗馬の話があったんですけど、そのときから頭から離れないのがものが、「大きな浮き輪に乗って青空を眺めてる」っていう、なんかそういう風景なんですけど、なんかこの気を許してもいいようなところのゆるい感じで生活できるっていうのがあるかなぁっていうのと、あってほしいなぁっていうところがあります。
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(参照:https://tobutoptours.jp/column/kanto/nasushiobara001.html)
栗原:なるほど、ゆるさですか。さっきの柔らかさみたいな表現の違いですけど、そのゆるさがあるんですね。
でもたしかに、アンパンマンとかホームに関してもゆるさがありますね。なんか受け入れてくれて、分からないですし、寄せるわけではないんですけど、やっぱ「ここのまちはこうだから」っていうルールとか、決め、形とかがそこまで決めきってないからこそ、なんかそこにハマってねっていうのもないし、誰が来てもいいよねっていう受けてもらえるっていうのはあるのかもしれないですね。
なるほど、ありがとうございます。なんか素敵ですね。
僕の中では曖昧さとか輪郭がぼけてるみたいな表現しかなかったですけど、今みたいに丸さとか柔らかさとか、ホームとか乗馬とか、そういったキーワードでお話いただいて、すごく勉強になりました。ありがとうございます。
那須塩原のこれからについて、4人の気持ちとは?
栗原:最後の質問になるんですけれども、皆さんの今後についてもそうですし、那須塩原がこうなってほしいなっていうことも聞きたいなと思ってました。
これまでは「過去」、そして「今」思ってることをお伺いしたんですが、「これから」那須塩原に暮らし続けていきたいか、あとその理由は?
そこからもっと那須塩原ってこうなってほしいなぁ、または、私こんなこと考えてるんだよねっていう、ちょっとそういった展望とかアイディアみたいなのもあれば教えていただきたいなぁと思っています。
それでは、ちょっと続きになっちゃってあれですけど、大髙さん、お話を伺ってもいいですか?
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「住みやすさが続いていくといいのかな」と語る大髙さん
大髙:はい。まず、住み続けたいかっていうと、住み続けたいですね。
本当に住みやすいところなので、これから子供を育てたりとかするっていうところだと、今も良いですけれども、未来がですね、もっと良くとは言わないんですけれど、やっぱり今ぐらい住みやすさが続いていくと良いのかなって思うので、これから多分食料とかいろいろ問題などが出てくると思うんですけど、その中でも多分生きていきやすい地域だと思うので、それを続けていくと、おそらく全国でも光るまちというか注目されるところになってくるのかなって思うので、あんまり頑張りすぎずに、そうですね。やりたいことを自分のペースでやれればいいかなと思ってます。
栗原:はい、ありがとうございます。
はい、では変則的に小倉さんに言ってもいいでしょうか?
小倉さんが移住1年で感じた「いいまち」
小倉:はい。ちょうど引っ越して1年ぐらい経ちましたけど、これからも住み続けたいなと思ってます。
今後のことは、今回こういうお祭りの準備にもお手伝いで関わらせてもらって、やっぱりこれからなんかどういうことをまちとしてやっていったら良いのかなっていうことを考えていく活動には積極的に参加したいなと思いましたし、やっぱりなんか今日もお祭りにこんなに人が集まってるのを見てすごく楽しいなと思いましたし、良いまちなんだなっていうことも思ったりしましたんで、こういう場作りとかにも何かこれから関わっていきたいなと思いました。
栗原:ありがとうございます。では石川さんよろしいでしょうか?
「里山が盛り上がっていったらいいな」という想いをもつ石川さん
石川:これからも暮らし続けたいなと思っております。
アイディアというか、ゆくゆく里山の方に私自身が住むっていうのを計画しているので、なんか今、街中の方にはすごい家が増えていて、新しい家が建っているのをすごい感じるんですね。これがどれぐらい時間かかることなのか、どれだけ大変なことか、自分自身もまだ分かってないですけれども、その里山の方、田舎山の方に住むっていう人がこれから増えてきて、なんかうちのおばあちゃんちもそうなんですけど、古民家を活用してなにか活動する方とか、移住してくる方とか、なんかそこが里山の方が盛り上がっていったらいいなっていうのは、すごい自分の中で考えてることではあるんですよね。
なんかその、新しいものを作るっていうのも大切だけれども、古いものも今の時代に合わせて活用されていったら良いなって思っております。
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(参照:https://saunabrosweb.jp/news_nagomicamp/2024/01/12/)
栗原:はい、ありがとうございます!素敵ですね。
里山の方で盛り上げていくっていう今後のビジョンがあるっていうことですね。ありがとうございます。
じゃあ、山本さんも伺ってもよろしいでしょうか?
山本さんが感じる「ここに住んでてよかったな」
山本:あの、僕はいろんな方にもちょっとお話はしてるんですけど、自分が人生が終わるときですかね、に、「ここに住んでてよかったな」って思いながら、天国に行きたいなっていう、常々僕は思ってるんですよ。
できればみなさんにも、そう思って、ここで生活してもらいたいなぁと思ってるんですけど、そういうまちになったらいいなというふうに思って活動してますし、また今もいつまでできるかわかりませんけど、できる限り需要があればやりたいなと思ってますし。
なんかね、必要とされることがあれば、形にこだわらず、何かね、誰かのために動けたら良いかななんていうふうには思ってたりはしてます。
栗原:はい、ありがとうございます。素敵です。ありがとうございます。徐々に暗くなってきまして時間も迫ってまいりました。
今slidoの方見るとですね、なにか質問やご意見などはいただいていない状態です。
なので、もしなにか直接聞きたいという方がいらっしゃれば、挙手いただき、質問などいただければと思っていますが、どなたか、何か質問したいとか、お話したいとかありますか?
会場の方:はい!
栗原:はい、どうぞ!
(会場拍手)
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会場の方:はい。地域をお褒めいただいて、ありがたいなと思ってます。
私は62年間ここにいて、ここしか知りません。
唯一、みなさま(ご登壇の4名)と同じ感覚で言いますけど、みなさまが言っておられなかったのが、ここが一番日本で安全な地区だっていうことです。災害が少ない。これは今日本の中で一番誰もが欲しい感覚だと思います。
人の繋がり、優しさ、思いやりは多分どこの地域に行っても、それは絶対にあると思います。それはね。
でも、栃木県の、この那須塩原は、災害が少ない。これは、なんていうのかな、誰もしてくれない。神様でも思ってくれないことを、この地域はこの地域の神様がやってくれてます。
これを一番に言いたいけど、でも皆様がおっしゃられたように悪い人はいないと思います。この東那須っていう地域は黒磯でも歴史が古いんです。
歴史が古い分、気持ちがちゃんとできているんです。だからここって気持ちが良いんですよ住んでいて。そういうことをもしも理解してもらえたらありがたいなと思います。一市民でした。
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(会場拍手)
栗原:はい、ありがとうございます!
たしかに災害少ないって聞きましたし、あと地震。
僕は地震が多い地区に住んでいるんですけど、最初に来て思ったのが古い建物が残っていて、それをリノベーションして、おしゃれにしていってるとかっていう、その古い街並みが残ってるってのがすごく印象的だったのは、今のお話を聞いてお伺いして思い出しました。
最後にですね、この回を締めるメッセージ的なものをですね、皆さん1人ずつお伺いしたいなと思ってるんですけど、
お聞きになってる方々への一言ずつメッセージ、あの宣伝でも良いですし、さっきの里山プロジェクト協力してくださいみたいなことでも良いですし、お1人ずつメッセージいただきたいなっていうのと。
あとは、今回、市の皆さんと一緒にブランディングのプロジェクトをやっていっているんですけれども、このプロジェクトに期待することとか、協力してもいいよとか、そういったコメントがあればいただきたいなと思ってますので、最後にメッセージと、このプロジェクトに関して期待すること。
一言ずついただいて、締めにしたいなと思ってます。
小倉さんから順番でもいいでしょうか?
小倉:はい。本日ありがとうございました。そうですね。
なんかこういう場があって、初めてお会いしたりとか、お話できる方もいましたし、最後お伺いしたような、なんか今まで知らなかった話とかそういうなんか昔の歴史の話とか、そういったところを知るっていうこともすごく面白いかなと思ったんで、こういったことを僕自身も継続的、積極的に参加したりとかして、少しずつ皆さんと繋がっていったりできればなと思います。ありがとうございました。
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(会場拍手)
大髙:はい。私はですね、今「TUKURU」というプロジェクトを進めてまして、「ものづくり・ひとづくり・まちづくり」の3つのテーマでやってるんですけど、木工の職人の勉強もちょっとしてきたっていうところもあって、このものづくりを進めたいなっていうふうに思ってます。
この那須塩原市で採れた木材を使って、間伐材とかですね、そういったところでもの作りにチャレンジしようと思ってますので、それがひとづくり、まちづくりに繋がるように、那須塩原のブランディングってところもありましたので、一緒に協力してやっていきたいなというふうに思っております。よろしくお願いします。
《森とSDGs》 ~~森の資源を活用しよう~~ SDGsアンバサダー・木工家具技能士補である 大髙 久尚氏を講師にお招きして開催しました。 大髙さんはものづくり、ひとづくり、まちづくり 3つのTUKURUをスタートしています。 まずは動...
Posted by 那須塩原市市民活動センター on Thursday, August 29, 2024
↑大髙さんの「TUKURU」の詳細はコチラ!↑
(会場拍手)
石川:伝えたいことはですね、今回本当に登壇してお話させていただく機会をいただいて、私自身人前で話すということが苦手で、自分からやりたいっていう声を上げることがない人間なんですね。その私にこういう機会をくださって、皆さんの前で話せたことが私にとってはすごい嬉しくて、それだけで本当に感無量という言いますか、嬉しいです。ありがとうございました。
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(会場拍手)
山本:はい。僕からの皆さんにメッセージとかってちょっとね、偉そうなことは言えないんですけど、僕自身はいろいろあります。
やっぱりね、良いこともあるし悪いこともありますけど、基本的には笑って過ごしてたいなっていうのが一番なんで、みなさんもいろいろあると思いますけど、笑ってね、「えへへ」って言って過ごしていけたらいいなぁと思ってますし、「タタミマン」として、いろんなところでみなさんにお会いすることがあるかもしれませんが、お尻ツンツンするぐらいならいいですけど、「あの人だれ~?」っていうのだけはちょっと勘弁していただけるとありがたいなというふうに思います。はい、以上です。
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(会場拍手)
栗原:はい、ありがとうございました。みなさん、1時間ぐらい、1時間半ぐらい?長々とお時間いただきお話いただきありがとうございました。素敵なお話もいただきありがとうございました!
これでですね、今回のブラッドニットプロジェクトが主催のトークセッションに関しては終了としたいと思います。
拙い進行でしたが、みなさんお聞きいただきありがとうございました。ご協力ありがとうございました。はい。
では、大島さんお願いします。
(会場拍手)
大島:みなさん、ラジオ代わりにお聞きいただきありがとうございました。市の職員として見ると良いまちだなって思いつつ、もっと頑張らなきゃいけないなっていうふうに改めて感じたところです。
会場の方:がんばれ!
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大島:ありがとうございます!
このブランドニットプロジェクトですね。これからもずっと続けていって皆さんのお話を聞いて、どんどんまだまだ我々が知らない部分の市の良さを聞き取っていきたいというふうに思っておりまして、10月31日、実は那須ガーデンアウトレット内でこんなことをやろうと思って企んでおります。
もし、お時間がある方がいらっしゃいましたら、また、みるメールだったりLINEだったり、そういったところで流しますので、ぜひお越しいただければと思います。
また、予定が合わなくてもこういったプロジェクトやってるよということで、いろんな方々にお話いただいて、ぜひですね、20年経った那須塩原、これから先20年、100年とですね、良いまちであり続けられるよう我々も頑張っていきたいなと思ってますんでぜひ今後ともご協力いただければと思います。
本日は貴重な機会いただきましてありがとうございました!今後ともよろしくお願いします。ありがとうございます!
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最後まで閲覧いただきありがとうございました!
今後も、オープンな場所で、皆さんが参加できるような環境でインタビューを行っていく予定ですので、興味があれば覗いてみてください👀
そしてこれからもインタビューの内容をnoteにて更新していきます!お楽しみに!
那須塩原ブランドニットプロジェクトに関するご意見やご感想、お問い合わせなどございましたら、以下のフォームにてよろしくお願いいたします。