行動援護従事者
行動援護従事者とは
移動支援従事者と同じく障害者総合支援法に基づいた地域支援事業です。障害を理由に外出が困難な人 たち、特に強度行動障害のある人たちの支援向けてガイドヘルパーのお仕事をすることができます。
強度行動障害とは、知的や自閉の度合いが重く、食べてはいけないものを口にしてしまったり、人やものを叩いたり、自分を傷つけたりといった行動が高い頻度で見られ、サポートが必要な状態の事です。
外出時の危険回避、外出の前後の着替え、移動中の介護、排せつ・食事などの介護など、行動を支援することがお仕事です。
〇類似資格に強度行動障害従業者があります。
これは外出支援だけでなく日常生活全般の支援も含めたお仕事になります。
なるには
資格を取るのに要件はありません。
3-4日研修を受講し資格取得となります。
実際にお仕事をすることには条件があります。
制度見直しにより、平成30年4月1日以降より下記の要件が求められるようになっています。
・行動援護従業者養成研修課程修了者、または、強度行動障害支援者養成研修修了者であること
知的障がい者の方、または精神障がい者の方の直接支援業務に1年かつ180日以上の従事経験があること
なってみて
外出機会を得たい、という依頼を受け公園にもみじ狩りに出掛けたりしていました。
支援対象者が成人男性だった時は、男性職員と2人で同行していました。散歩中に当然雄叫びを上げ走り出そうとしたり、目に付いたカップ麺の蓋を「ソーイ!!」とチョップで突き破ったり笑
女性の力で止めれない所も多く男手が必要な分野だと感じました。
言葉でのコミュニケーションが難しい分、行動に出てしまうのですね。
どんなイレギュラーな事が起きてもきつく叱ったりせず冷静に対応する力が必要になるので、確かに全くのヘルパー初心者には厳しいかもしれません。
でも手のかかる時ほど考えさせられたりするものです。
スキルアップしたいガイドヘルパーさんにおすすめします✨
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