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サマーバケーションシーズン@欧州
日本では、お盆休みが終わってそろそろ仕事を再開されている方も多くなっていますね。
今週はじめから日本からの問い合わせも増えてきており、夏の終りも感じつつ過ごしています。
今回は夏休みについて、日本と欧州の捉え方の違いについて私が感じたことを記したいと思います。
まず、夏休み(サマーバケーション)についてですが、欧州ではみんなが必ず取得します。
国によって期間は若干異なるようですが、
欧州では大体7月の中旬から8月後半、人によっては時期をずらして9月あたりに、2週間から長い人では1ヶ月ほど休暇を取ります。
日本で働いていたときとの大きな感覚の違いは、”休暇の長さ”。
長期の休暇を取得して、欧州の各地に旅行したり、別荘のようなところで家族と過ごすといった人が多い印象です。
私も8月中旬に10日ほど休暇を取り、フィンランド、バルト三国を周遊してきましたが、仕事の束の間の長期休暇は心身ともにかなりリフレッシュできました。
日本にいた頃は、部署の人の目を気にしながら細切れに3日〜4日ほどの休暇をとってダラダラ家で過ごすか、観光客でごった返す観光地での疲れる休暇を過ごすことが当たり前だと思っていました。
欧州では、休暇を取るのは当然の権利、休み時は休む!
と、いう考え方がかなり当たり前なので、その期間仕事が進まないというデメリットよりも、人間らしく休暇を過ごして、人生を楽しむというメリットを最大限享受することに重きをおいているように思います。
生産性が高いと言われているドイツを始め、やるときはやる、その代わり休むときには思う存分休むというメリハリと
休むときには思い切って非日常的な空間に身をおいてしっかりリフレッシュする。
この感覚は欧州で生活しないと体感できない経験のひとつなのかなとおもう今日このごろです。
9月にも祝日を利用して、数日休暇をとって旅行に行ってこようと計画中です。
こういったご褒美を準備しながら欧州生活を最大限エンジョイしています。
ワクチンの3回目の接種の議論なども出てきていますが、
感染防止だけには気をつけつつ、最大限人生を楽しみたいところです。