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一人暮らしでマンションを買ってリノベーション|山を眺めて暮らすための中古マンション

札幌の街は市内の中心部である中央区の西側に藻岩山、円山、三角山などの小さな山たちが連なり、その麓がいわゆる山の手エリアとなっている。市内でも戸建の一軒家が多く、マンションもファミリー向けの物件が多い。

私の家探しの条件は「窓から山が見えること」だったので、山が見えそうなエリアのマンションを不動産サイトでざっと見て、図面と写真で候補を絞り込んだ。仕事柄、住宅の写真や図面を見るのに慣れているので、配置と方角で窓から見える景色はだいたい予測することができた。

窓から山が見えることが必須条件

広さは一旦置いておいて、見に行ってみたいと思った物件は2件。この時点で多分どちらかになるだろうという予測はついていた。実用性の高いものの買い物には慎重で情報重視な一方で、好きなものにはインスピレーションで反応してしまうタイプなので、条件よりも「そこで暮らすことをイメージできるか」を自分に一番に問いかけていたように思う。

1件目は条件に適っていたが、直近でリノベーションをしたばかりということで手を入れずに住めそうな状態である一方、その場所でなければならないという個性はなかった。2件目はある程度のリノベーションが必要そうだったが、見た瞬間から「ここをこう変えて、こうやったら楽しそう!」というイメージが浮かんだ。結論はすぐに出た。

築年数は経っているけれどしっかりしたつくりのマンション

購入を決めた物件は、もともと高齢の女性が一人で住んでいたお部屋とあって、築年数が経っている割にはとても綺麗な状態。大掛かりなリノベーションはされていないものの、ガスストーブやガスコンロ、お風呂や洗面台も数年前に替えられたばかりという、私にとっては好条件が揃っていた。

特に、キッチンなどの水まわりを変えなくても快適に暮らせそう、というリノベーションコスト面の優位性もあり、床や壁や天井を替えることで雰囲気をガラリと変えられそうだという良いイメージにワクワクした。

木の面材がクラシカルでいい雰囲気のキッチン

<物件の内容>
・2LDK
・56平米
・玄関を入って東側に一部屋、西側にLDKと和室(障子の仕切りを開けるとLDKとつながる)、その中間に水まわりがある

NRNR

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