でもLUUPのってるやん
最近、二宮和也の力でLUUPという乗り物が徐々にポピュラーなものとなっていってる事が恐ろしい。
いや、あれはすごく便利で合理的な乗り物というのは非常によくわかります。
次世代の新しい選択肢ということもよく分かります。
ただ…
なんとなくアレに乗ってる男性を見ると…
乾いてしまうのです。
CMの中でしっかりヘルメットを被り、しっかりLUUPに乗って、あのニノですら、見てるこっちをひたすら乾かしてくるスタイルとなっている。
ついこの間も、せっかくの出会いを私の硬い頭のせいで潰してしまった。
友達に誘ってもらった合コンで知り合った人と後日二人っきりで会うことになった私は、胸を高鳴らせていた。
どんな人なんだろう?
何が好きなんだろ?
お昼ごはん、何食べたんだろ?(気分は石川梨華)
合流してすぐ、もう5分以内くらいだったと思う。
世間話の中で、その人が「ミナミに遊びに行く時は、LUUPに乗る」と言った。
これは「フードコートでおぼんを持ってキョロキョロしてる人」の次なる新しい蛙化現象のモデルとして定義したいかもしれない。
あの板の上に乗って、足を動かすでもなく、仏像のように直立不動で立って。乗って。そして
ハンドルを握り、ただまっすぐ前を向いて
ひたすら数分間街の中を、
「びゅーん。びゅーん。」と直進する様子を頭の中で想像すると、何かが大きく萎んでいく音がした…
あれに平気で立って乗れる人は
自分のLUUPも立てることが出来るかもしれないけど、私は、LUUPに乗ってる人と交わってもLEAP(飛ぶ)が出来ない気がする。は?
とにかくLUUPに乗っているという一情報だけで私の頭の中は全て「でもLUUPのってるやん」になってしまった。
一週間のうちの貴重な休みの日を、どこの馬の骨かもわからない私と過ごすために使ってくれてありがとう。
でもLUUPのってるやん。
奢ってくれてありがとう。
でもLUUPのってるやん。
着てる服のセンスが素敵だね。
でもLUUPのってるやん…
LUUPのってるやん…
ヒロシです…みたいになってきた。
とゆうかヒロシも最近一人でキャンプしてるやん…
あれもよーわからんねん。わざわざ便利な都会から離れて、不便な田舎で一晩過ごす意味が分からんねん…
絶対やることないからほとんどの時間スマホみて終わるやん…
話を戻すけど、多分頭の中が
「LUUPのってるやん」がループしててデート中ずっと顔が曇っていたのかもしれない。
別れ際に、「怒ってる??」と、彼に
遣う必要の無い気を遣わせてしまった。
とても素敵な人だったのに私のくだらない脳内のせいで顔色を伺わせてしまった。
いやでもLUUPのってるからやん…