町中華好きって言ってる若者がなんとなく大嫌いやねん
私が今唯一好きな時間が、バラエティ豊かなスーパー銭湯にいる時と父と昼間から飲む時なのですが
今日も昼から父と飲んでたんです。
私の地元は布施という、午後6時か7時すぎたら商店街の99%のシャッターが閉まるような本当にひなびた街で
そこに唯一まだ残っている歴史だけがとりえの古びた洋食屋で1軒目。
そこのAランチはハム、トンカツ、ハンバーグともう体臭を臭くさせるためだけに生まれたようなセットをつまみにビールをのんで
次は本当に古びた町中華で飲みました。
この店を選んでいるのは代案中の代案で
本当は高井田ラーメンという醤油のパンチを最大限に強めた、汗かく系仕事の人が好むラーメンを〆にするつもりだったのが
なぜか突然今日は閉まっていたので町中華にせざるを得ないのでした。
町中華って今何となく流行っているようなかんじですが
こんなのは元々いつでも近くにあるから行くようなもので
別にヒューチャーするような存在ではないと思うのです
そして町中華というのは、ローカルフードに過ぎませんから
めちゃくちゃ美味しいということはまずあり得ないものだと思うのです。
町中華はいま、スパイスカレーやラーメンと同じく、若者のファッションアクセサリーにされていると思います。
町中華に普段行くのは、ボロボロのおっさんしかいません。
町中華にやたら興奮する若者は、普段どうせクラブに行ったりセックスばかりしています。
主要客ではない人達がやたらと、たまにしか行かないくせに町中華を祭り上げています。
まあそれは置いておいて、私はとにかく大雨の今日、酒を飲むことしかやることがないので父とたくさん飲みたかったのです。
しかしハイリキのレモン酎ハイひと瓶を飲み終わった頃、「もうぼちぼちいこか」と言い出しました。
とても寂しかったです。
そのまま帰るのかと思いきや…その足で近くのドコモショップに向かいました。
何をし出すのかと思ったら、父はガラパゴス携帯を取り出して店員さんに「このメッセージを消してほしい」と言いました
よく画面を見たらメッセージの宛先に、「夕子」と書いてありました。
なぜ今このタイミングで、スナックの姉ちゃんへのメッセージ削除についての話をしたかったのか、
私は不思議でなりません。
そして夕子へのメッセージは結構長文でした。絵文字も豊富に使われておりました。
不思議でなりません。
このジジイは、多分誰よりも長生きするだろうなと思いました。