みうらじゅんブーム
今すごくハマってる人がいる。
みうらじゅん
べつに最近の人では無いし、著作も何冊か読んだことがあるけども、以前はさほどグッと来たことは無かった。
それよりも彼の周り居るような人の方に興味を持っていた。
だけど最近は毎日みうらじゅんの声を聞いている。
こんなことになったきっかけは、糸井重里さんのYouTubeに10年前から投稿されている
「みうらじゅんに訊け!親バカ子バカ」シリーズだ。
この人は文章で読むよりも、映像であの長髪とサングラスで同時に喋ってる様子を見た方が断然面白いことに気づいた。
タモリもそうだけど、サングラスをかけると、素顔で話すよりも表情が汲み取りにくいので発言にシュール味が増す
そしてみうらさんの独特の間が、活字より動画の方が活きるとおもう。
どんなにくだらないテーマでも真剣に語るところも大好きになってしまった。
それに加えて「親バカ子バカ」編のみうらさんは娘の溺愛っぷりを語っていて、風変わりな彼の、ごくありきたりな父性愛が存分に滲み出ていてすごくほっこりする。
こんなロン毛の変わってる人が誰かの親であるという事実も不思議で面白かった
このシリーズの最終章の最後に出てくる、昔のみうらじゅんと娘の写真がとってもカッコいい。
若い時のみうらじゅんがとってもタイプ。
そういう色々な理由で、この動画をきっかけに昔のいろんな動画を見ていると、またそこですごく腑に落ちたことがあった。
最近はとにかく色んなものを見ては腑に落ちてばっかりだ。
私は今みうらじゅんブームでもあり、
なおかつ腑に落ちブームでもある。
彼は子供の時から仏像の写真をスクラップして一冊の本にしたり、歌を作ったり、文章を書いたりしてとにかく、発信することを趣味にしていた。
いま思えば恥ずかしい記録でも、残しておくだけで後々笑えてくるから、あんまり色々考えずにやりたきゃやったらええ。というような事を言っていた。
私は、ここ最近色んなことを発信し始めたけど、始めてみて思うのは、それがとても恥ずかしいということだ。
作ったり書いたりしてる時は楽しいけど、一体なにをしてるんだろう?という気持ちが常に頭にある。
あと自分で作ったものが、出来てみると全然おもしろいと思えないのも恥ずかしさを構成する一つの大きな要因でもある。
でもみうらさんの話を聞いてると、多分それでも良さそうなかんじだ。
とりあえずやってみて、後々それを見返してぷぷっと吹いたりする時が来るらしい。
だからもうちょっと色々続けてみようとおもう。
みうらさんは自分の好きなことにずっと忠実なところが素敵で、自分もそうありたいと思う。
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