EXILE TRIBEの東京ドームライブに参加される方へ

緊急事態宣言の延長で厳しいと見られていた3/10からのEXILE TRIBEの東京ドーム3日間ライブが予定通り開催されると知ってまあまあ驚いた方は少なくないでしょう。
想定キャパと法令とのギャップは埋まるのか、まだまだ感染者数が落ち着かず在宅勤務が奨励され、ステイホーム繰り返される首都圏の状況下で1万人以上が集う不要不急の機会を作るのはどうなのか…こちら側でも勇み足では?と思うふしもあり。

日程的に(もしかしたら経営的にも)これ以上延期できない状況なのかもしれませんが、宣言下でも前回と違って普通に街中うろついてるアホはわんさかいるのにエンタメや飲食業だけ自粛になるのも解せない所はあります。個人的には絶対感染したくないから最大限に人と接触絶ってますけど(友達いないだけ)。

分かっていることは「絶対感染者やクラスターを発生させてはいけない」ということ。
そのことは事務所のLDHも重々理解していて、若手を起用した注意動画(日英字幕付き)も制作されています。

:「EXILE TRIBE LIVE TOUR 2021 “RISING SUN TO THE WORLD”」https://m.tribe-m.jp/news/detail?news_id=31539

EXILEメンバーでお茶の間への露出も多い関口メンディーをナビゲーターに、若手のTHE RAMPAGEやバリスティックボーイズのメンバー6人でライブ前から終演後までの規範的な行動、当日の開演までの流れを実演。皆髪色はほぼダークトーンで日常的なカジュアルな服装とEXILE的なチャラいイメージを極力払拭し、本筋から離れた批判を被らないよう配慮しているように見えます。
興行によって形式や段取りは変わると思いますが、他界隈にも啓発動画として分かりやすいものですし何なら同じく若年層のファンが多いジャニーズや坂道系も独自で作ったらいいんじゃないか。

キャパはmax10000人、マスクやフェイスシールド込みでチケット代13000円。検温や消毒などの感染対策、急な体調不良による払い戻しなど、関わる費用を考えたらどれだけ利益あるのか考えてしまう。ワクチン普及するまで少なくとも半年待った方が利益は得られたのではないか。確か昨夏開催された邦楽フェスのRUSHBALLも、利益はほぼなかったらしいし。
事務所の体力や従業員、パートナー企業に仕事を作る事情もあるけど一番は「こういう状況下でも対策を徹底すれば大規模ライブを行える」という実績を得るためだと思うんです。
対策さえすれば闇雲に規制しなくても興行を打てる。さすれば躊躇していた主催側も続くことができる。いわば人柱。

なので今回確実に言えるのは「絶対感染者を出さない、クラスター発生させない」こと。
演者やスタッフ側は昨年のオンラインライブで感染者ゼロの実績とスキームを確立させました。あとは観客側がそのことを意識して行動できるかなのです。飛沫を飛ばさないために会場内でのおしゃべり、食事を控える。密を作らないように気を配る。
「禁止されてないならOK」と勘違いするやもですが会場通路で立ち話も控えるべきだと思うし、スマホ持ち込みできても撮影などはダメですよー。

今回チケットを得られた方はチケット運以外にも恵まれていると感じます。健康で自宅や職場にお年寄りや病人がおらず、急な日時や時間変更にも対応できる職業もしくは職場にお勤めの方。
仕事や家庭環境、健康状態で断念された方がたくさんいることを考えて行動してほしいし、万一クラスター発生したら日本のエンタメに多大なる悪影響を与えることを自戒して行動してほしいと思います。
ともあれアーティスト、スタッフ、関係者、会場のファン。皆さん何事もなく楽しんで3日間終えられますように。ご安全に。

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