恐らく非恋愛体質なわたしの 人生ゲームのコマは重い。 コマが重いのかマスの壁が高いのかはたまた厚いのか分からないが、取り敢えず進みが遅い。 読み進めてくれる方がいるなら、何もしっとりした内容じゃなくてただそれだけの話ってことを踏まえて読んでほしいのだけど、 今日わたしは蟹飯を食べました。 去年の4月に推し事の遠征先で買った、ちょっといい炊き込みご飯の素。 炊くなら彼が来たときだろうな〜と想定しながら買った。 程なくしてお別れすることになり、 なんとなくずっと勿体なくて食べら
わたし、人に負の感情を見せるのが超〜〜ニガテでね。 イライラとか凹みとかムッとした瞬間とか、他人の空気の変化をわりと瞬時に察してしまう性格で、そういう空気の淀みがすごくストレスだから、自分のそれは感じ取られたくないんですよね。おそらく。 “いつでもご機嫌な子” “キャパが広い子”と 関わる人全員に思われたくて、とまあ、いい子っぽく聞こえるけどつまり一言でまとめると、他人に弱みを見せたくない。 これは、わたしの中ではかなり軸に近い部分に据わっている哲学だし、こういう自分は
「あの、気持ち悪いこと聞いてもいいですか…?」 ちょっと前から海の向こうで なんかやばい病気が流行ってるらしい、そんな程度に世間がまだ楽観的だった頃。 キモくてごめんなさいの気持ちからどうしても小声になってしまう代わりに、ソーシャルなディスタンスをぐぐっと詰めて切り出した。 「なんていう香水使ってらっしゃるんですか?」 問うた相手は、お仕事の現場で丸3日ご一緒させていただいた素敵なお姐さま。 それもこの日で終わりとなれば、聞きたいor聞けない、揺れに揺れ続けた天秤に、最
辛かった時期のことなんて、出来ることなら封じ込めてしまいたい。わたしみたいな無駄にプライドが高くて弱い人間は、笑い話にできるように整理がつくまで、人になんて絶対に言えない。 それなのにわたしの敬愛するひとは昨年それを曲にして、しかも世に出し、不特定多数の前で包み隠さず開示してくれた。 その曲【間違っちゃいない】は、シンプルでクリーンな音楽にのせられた「伝えたい!伝われ!」っていう想いで殴られるような、がむしゃらで粗く削られたままの剥き出しの感情で伝わってくるのが良さだった