キャンドルの灯し方、育て方。
キャンドルを上手に灯していくコツを説明します。
基本的には灯し方に決まりありません。
ランタン状に灯し終えたらティーライトキャンドルを入れて長く楽しむ方もいれば、端まできれいに溶かして無駄なく使いきる方、 ロウがこぼれるまで灯してこぼれたロウの姿を楽しむ方など様々です。
ランタン状にしてお使い頂く事がオススメなので紹介したいと思います。
１.芯を6mmくらいにカットします。
２.芯の根元に火を近づけロウを少し溶かしてつけると上手く着火します。
芯の先に火をつけると芯だけが燃えてしまうことがあります。
火傷には十分ご注意下さい。
３.灯していると、徐々に液体部分が増えます。 溶けた部分がある程度広がったら一度火を消す。
(直径が70mm程のろうそくの場合、周りのまだ溶けていな い部分が約10mmくらいが目安です。)
※早くランタン状にしたい場合は３の段階で溶けたロウを捨てます。ロウが『溜まったら捨てまた灯す』を繰り返します。
４.時間を置いて、溶けたロウが固まったらまた灯します。
これを繰り返すことで綺麗に燃えていきます。
※ポイントとして初回に灯した時にできるロウのプールの大きさが、２度目３度目に影響します。初回はできるだけしっかり端の方まで灯すこと がポイントです。
ランタン状にしたい時は淵を10mmぐらい残すように灯せばランタン状 に仕上がっていきます。
消化のポイント
芯をピンセットでつまみ、溶けたロウの中へ倒して消火させ、速やかに芯を元 に戻します。こうすることで、消火時の独特のにおいが抑えられます。
ロウは可燃ごみです。紙コップなどに入れ固まってからゴミ箱へ捨てて下さい。流しなどに捨ててしまうと詰まります。
その他
芯が折れた場合太いキャンドルの場合は芯のまわりを削って芯を出して下さい。細いキャンドルの場合はカッターで削って出して下さい。ロウが服についてしまった場合いらない布やティッシュペーパー裏表両面からはさみ、アイロンをあてて溶かして染み込ませるようにして下さい。 こすったり削ったりするとロウが白く粉状になって繊維に入り込んでしまいます。 特殊な素材や大切な衣類などはクリーニングに出す事をお薦めします。
保管する場合の注意点
直射日光や温度、湿度の高い場所に放置すると退色したり変形する場合もあります。