NPO メイド・イン・ジャパン・プロジェクト

“10年後の日本のモノづくりに、もっとワクワクを”をミッションと掲げ、作り手、売り手、…

NPO メイド・イン・ジャパン・プロジェクト

“10年後の日本のモノづくりに、もっとワクワクを”をミッションと掲げ、作り手、売り手、伝え手が、ナナメにつながれるキッカケの場をつくり、新しいつながりを創出し、日本のモノづくりの活性化、継承のため、生産者・デザイナー・ショップ・一般消費者を全国規模でつなぐコミュニティです。

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NPOメイドインジャパンプロジェクトは、24年度で20周年 19期の振り返り

NPOメイドインジャパンプロジェクトは、24年度で20周年を迎えます。 そこで8月に総会&フォーラムを開催し一年の振り返りをいたしました。 一気に紹介してまいります。 ● 11月 プロダクト勉強会  堀田様 コピーライティングワークショップ ● 1月25日(土) ビームスジャパンさん 100名 ● 1月11日&3月 ものづくり学校 300名 ● 2月 つながる ナナメに繋がる進年会 30名 ● 3月  松木理事 tugumono コラボプロダクト これからの日本文

    • MIJPつながる交流会を開催しました

      7月19日(金)に「3年後にミラノサローネにみんなで出る」をテーマにした 勉強会と交流会を実地しました。 勉強会では、 代表の淺野や、MIJP会員も多数参加した19年度のミラノサローネの写真を 見ながら、ミラノサローネとはなんなのか、日本企業はどんなチャレンジをしているかなどを共有しました。 また、リアルスタイル代表であり、MIJPを創設した鶴田さんにもご参加いただき、ミラノサローネの歴史や仕組み、日本企業のより詳しい状況などを聞くことができる時間となりました。 世界中

      • 銭湯をオフィスに。 まいあめが選んだコミュニケーション文化の継承

        3月12日(火) MIJP会員限定イベント。 会員でもある、まいあめの中村さんが、95年続いた銭湯をオフィスにしました。現場を見学しながら、その着眼点と今後の展望などお話を伺いました。 今回は、MIJP会員、創業115年の貼り箱屋 (株)野村紙器の野村菜月がレポート致します。 まず、入口から、浴槽が目に飛び込んできます。 この浴槽、あえて元々の白菊温泉にあった、浴槽のタイルと同じ色にこだわり、なんと足湯も可能だそうです。 そして中に入ると、バーのようなカウンターがあり

        • 若水中学校でものづくり学校が行われました

          1月11日(木)に行った名古屋市立植田中学校に続いて、 3月8日(金)には若水中学校にてものづくり学校が行われました。 今回のものづくり学校は、 地域性もあり、成績や学歴などを意識してしまう傾向があるため、 『自分の”手”で”足”で生きていくことを教えて欲しい。』 という若水中学校の先生の想いから、企画になりました。 学校や組織とは違った「生きてく強さ」を ものづくりの世界に感じたそうです。 今回、そういったエネルギーに満ちている5人の講師の方々に 参加していただきまし

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          ナナメに繋がる進年会2024

          2月28日(水)に、なごのキャンパス内にあるYoakeさんにて 2024年、皆様の活動や今後の展望など、色々なことを語り、繋がり、 何かのきっかけが生まれる場所にしたいと思い進年会を開催いたしました。 30名のつくり手たちと繋がり、 先日行った植田中学校での「ものづくり学校」についての報告から これからの日本のものづくりへの課題の議論と発表などをして 交流を深められる場所となりました。 今回はその様子をお届けいたします。 会員の皆さまに「日本の10年後にもっとワクワクを

          “名古屋市立植田中学校でものづくり学校が行われました”

          1月11日(木)に名古屋市植田中学校でものづくり学校が行われました。 今年は13名の講師の方々に参加していただき 中学一年生約300人の将来に向けて、モノづくりを通して未来を考える体験授業をお届けしてきました。 私たちがなぜこの授業をさせていただいているかと言うと 次世代のこどもたちの選択肢を広げ、日本の文化や仕事に触れてもらう。 手触りある授業で五感を鍛え、社会との接点を経験することで未来にもっと希望を持ってもらいたいからです。 日本の10年後にもっとワクワクををミッシ

          “名古屋市立植田中学校でものづくり学校が行われました”

          BEAMS JAPANが光を当てるモノやコトの作り方 開催レポート

          2024年1月25日、主催の名古屋伝統産業協会様にお力添えいただき毎年恒例のセミナーを開催いたしました。 今回のゲストは「BEAMS JAPAN」セレクトショップで有名なBEAMSですが、日本のモノ・コトに光を当てたショップがあります。そこでは日本の民芸品からポップカルチャーまでありとあらゆるものにBEAMSらしい光を当てた店舗になっております。 今回はその「BEAMS JAPAN」からクリエイティブディレクターの鈴木修司さん、プロデューサーの佐野明政さんのお二人をお招き

          BEAMS JAPANが光を当てるモノやコトの作り方 開催レポート

          これからの日本文化の残し方

          NPOメイド・イン・ジャパン・プロジェクトでは、日本の文化から残すべきもの、変化させていくことを学ぶ場もつくっています 築120年の古民家を文化的にリノベーションしたリアル・スタイル株式会社代表の鶴田さん、松月堂栗田表具店の四代目栗田浩次さんから掛け軸の話、蒼築舎 株式会社の専務 松木一真さんから土壁(左官)の話をしていただきました。 栗田さんからは、表具の見方、価値の違い、美学の話を。  『陰翳礼讃』という、谷崎潤一郎の随筆があります。これはまだ電灯がなかった時代の今

          長山一樹氏セミナー「写真家が伝えるモノの見せ方〜モノ・ヒト・コトに焦点を〜」

          3月9日、主催である名古屋伝統産業協会様のお力添えにて、長山一樹氏のセミナー「写真家が伝えるモノの見せ方〜モノ・ヒト・コトに焦点を〜」をMIJPプロデュースにて開催いたしました。 長山さんはphotographerとして第一線でご活躍されており、近年ではYouTubeで話題の「THE FIRST TAKE」の映像・写真の撮影監督を担当され、多くの層から支持を得ています。 会場は満席、始まる前から熱気がある中、長山さんは、スーツ姿でありながら、抜け感のある着こなしをされてい

          長山一樹氏セミナー「写真家が伝えるモノの見せ方〜モノ・ヒト・コトに焦点を〜」

          “次の世代のきっかけに” 語り場『道』 PART-5

          【次の世代のきっかけに】 丹羽 “MIJP”で行った某公立中学校のワークショップの動画もなかなか良くて。 淺野 あの動画は生徒さんの顔が出てるのでおおやけには出来てないんですけどね。 中学校の一学年の生徒さんを13のクラスに分け、MIJPの会員と丹羽さんの友人で“モノづくり体験授業”の講師として職人さんや作り手、デザイナーなどの人たちが、各教室でいろんなことを教えた際の動画です。 丹羽 これがその時の授業の内容です。 ※動画を見ながら 動画内にある授業の際のMIJP代

          “次の世代のきっかけに” 語り場『道』 PART-5

          “伝えることの大切さ” 語り場『道』 PART-4

          【伝えることの大切さ】 小林 丹羽さん、ホント動画や写真得意ですよね。 丹羽 この動画、イギリスで今売ってる商品なんですよ。 イギリスの人たちは布団の作り方知らないので。 そういった外国の人たちに向けて、どういう風にプレゼンテーションができるんだろっていうところから、この動画を自分で撮って、自分で編集してるんですよね。 ※動画を見ながら 布団を仕立てるのは、全部手作業で作ってて、機械を使うところは、材料の綿を作ったり、生地を縫うのにミシンを使うぐらい。 本当に手でしか作

          “伝えることの大切さ” 語り場『道』 PART-4

          “きっかけは1脚の椅子” 語り場『道』 PART-3

          【きっかけは1脚の椅子 小林正和】小林 僕もずっと持ってる本を持ってきました。 僕、建築、インテリアデザインを仕事にしてるんですけど、 まだ、インターネットが無い時代の雑誌。 『BRUTUS 342』(イームズ/未来の家具)1995年 どうしてこんな本を持ってきたかって言うと、さっきのファッションの話で、高校終わったら大体週の半分以上、部活終わった後に古着屋や服屋行って、店員さんとかと喋ってるような生活して、バイト代を全部服につぎ込んでる、そんな生活してたんですよ。 そのお

          “きっかけは1脚の椅子” 語り場『道』 PART-3

          “きっかけは1枚の布団の写真” 語り場 『道』 PART-2

          【きっかけは1枚の布団の写真 丹羽拓也】丹羽 今日色々持ってきたんですよ。 なんでこういうデザインが好きなんだろうとかっていうところとか 、日本のモノ作りとか。僕職人なんで、職人とはどうするべきだみたいな。これらの本があれば、僕はなんとかやっていける。 『陰翳礼賛』谷崎潤一郎 日本の生活様式の美や伝統的な暮らしの豊かさについてあり、言わずと知れた名作。 『ブランドはNIPPON』川島蓉子 2009年 これは今のここに至る発端みたいな感じの本。 『Pen 2004年 No

          “きっかけは1枚の布団の写真” 語り場 『道』 PART-2

          “それぞれの歩んできた道”        語り場 『道』 PART-1

          【それぞれの歩んできた道】 淺野 今日はMIJP(NPO メイド・イン・ジャパン・プロジェクト)のメンバーの中でいろんな(プロダクトやブランディングの)話をしたりしてると、すごく盛り上がっていくことが多くて、それをシェアする機会っていうのは、意外とないなと思い、今日ここでやってみようかなっていうことになりました。特にそういった話で盛りあがる際に主役になっていく人が小林さんと丹羽さんということが多いので、この2人を中心に話をしてもらおうと思います。 小林 イクスデザインの小

          “それぞれの歩んできた道”        語り場 『道』 PART-1

          “10年後の日本のモノづくりに、もっとワクワクを”

          NPO メイド・イン・ジャパン・プロジェクト(MIJP)は、“10年後の日本のモノづくりに、もっとワクワクを”をミッションと掲げ、作り手、売り手、伝え手が、ナナメにつながれるキッカケの場をつくり、新しいつながりを創出し、日本のモノづくりの活性化を目指し、「日本のモノづくり」の継承のため、生産者・デザイナー・ショップ・一般消費者を全国規模でつなぐコミュニティです。 主な活動としては3つです。 “つながる” 時代を変化させる新常識は新しい出会いからと考えています。 “まなぶ”

          “10年後の日本のモノづくりに、もっとワクワクを”