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毎年バレンタインデイにこれだけは言いたい

おはようございます。
最近、何でもない動作の始めに変な声が出てしまう三科です。今日は自転車に乗ろうとした瞬間「あへしっ!」と言ってしまいました。歳かな。


2月14日、バレンタイン。

思春期の子どもたちがソワソワするであろうこの日、昭和のおじさんは毎年子どもたちに向かって不満をぶちまけます。

先日も、フリースクールでお昼ご飯を食べている時に同じテーブルの子どもや実習生に、質問をしました。

「バレンタインデイのさ、義理チョコ制度っていらんくない?」

あぁ、また変なことを言い出しよったでこのおっさん…という空気が流れ始めました。

それでも、何も知らない実習生は「え?なんでなんですか?」と聞いてくれます。

やめとけやめとけ、三科に絡んだらめんどくさいことになるからと黙々と食事を摂るベテランの生徒やスタッフ。

しめしめと実習生に話しを聞いてもらう三科。

「あのさ、そもそもチョコをあげるってことで感謝とか好きとかって想いを込めてプレゼントするんやったら、相手の気持ちが最優先やん?

ほんで相手の気持ちを考えるんやったら、100個のうちの1個より、その人の1個しかないチョコをもらった方が嬉しいやん?

しかも大量に配ってるのをもらってもお返しせなあかんやん?
これ、1人や2人やったらまだお返しって負担じゃないねんけど、10個や20個もらったらもう誰にどんなんもらったとかお返しを誰に返して誰に返してないとか覚えられへんから、もらったらメモするみたいなことになったりするやん?

そんなんあげる人は望んでへんと思うねん。
もはやバレンタインチョコがお中元みたいになるやん?


だから、1人1個制にした方がいいと思うねん!

年に一度の日に大量のチョコを色んな人に配るってそもそもおかしくない?それやったら毎日1個ずつ一人の人に配る方がもらう人は嬉しくない?」

熱い、熱すぎる。

バレンタインデイに対する思い入れは誰よりも熱い三科が、お昼ご飯を食べるのを忘れて熱弁しました。

実習生が「は、はぁ…」とポカンとしていようがお構いなし。

こういうことを言うと決まって子どもたちからは、「じゃあ、三科さんは義理チョコもいらんねんな!」と言われます。

「そういうことじゃないねん!」と振り出しに戻ります。

チョコレート業界から抹殺されかねないリスクを負ってでも今日は伝えたかった想いを綴りました。

義理チョコとか友チョコとか言い出したら、そのうち部下チョコとか師弟チョコとか教育系NPOチョコとかあげんとあかんくなるやろ?

もうここらで留めておこうよ、チョコ。

本命チョコが一番だよ。

結局アイスもバニラが一番おいしいし、ミスドもオールドファッションが食べたくなるし、リーバイスも501が一番かっこいいじゃないですか。

皆さん、原点回帰ですよ原点回帰。

女子からの苦情は一切受け付けません。
男子よ、動け。

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

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