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ピクルスの法則と日本の教育問題

昨日友人の現役小学生教師とコラボして、
教育に興味ある学生さん向けにオンラインセミナーを開催したのでその話を。

この友人は某大手外資系企業を10年以上勤め、
その後に大学院に進学しMBAを取り、教育系ベンチャーで3年働いた後に、
小学校教師になった変わり種です。

日本の公立校の課題とか
コロナ禍における教育とか
オンライン授業のメリットと限界とか

こちらもかなり勉強になりました。

日本の教育の問題はどう切るかによって見え方が異なりますが、
昨日の話から人事制度が一つの根っこになっていると強く感じました。

実績での考課なしにほぼ年齢で給料が決まってしまう。
安定と離職率の抑制を考えると良いかもしれませんが、
頑張ることが報われない組織って。。

ただこれを変えていくのはなかなか難しい。。
中にいたらまず無理だと思います。

【ピクルスの法則】
酢漬けになりたくないと思っているキュウリでも、
ピクルスの瓶に入ってしまうとすぐに漬かる

勝手な法則ですが、色々当てはまると思っています笑

ではどうすれば良いか?
硬直的な組織や社会や国家が変わる時は
歴史的にも内部崩壊か外圧です。

そう考えると今回のコロナは黒船に匹敵する外圧なので
大きく変わる可能性があります。

”感染対策”が出発点だと短期的な視点に留まるので、
以下のような問いが必要ではないでしょうか。

「今の子どもたちの、その子どもたちの世代が満足する教育システムとは?」
「そもそも『教育』とは何か、付随して『教師』とは何か?」
「子どもたちにとって学校が提供する本当の価値とは何か?」

また色々議論したい内容でした。

NPO法人HERO 橋本

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