妊娠中の痔どこでみてもらう?
肛門外科
泌尿器科
産婦人科
クエスチョンの答え
正解は③
産婦人科に行くです。
しかし、妊娠中から出産後に悪化した痔は産婦人科のケアだけでは限界があるのです。
産科で処方される薬は軟膏と坐薬です。
特に出産後に悪化した場合は、これらで痛みを和らげますが退院後も治らない時は①肛門外科、②外科で手術することもあります。
なぜ痔になる?
妊娠24週からは、子宮が大きくなるスピードが速くなる時期です。
赤ちゃんも大きく成長し、子宮内の羊水量も増えていきます。
子宮が大きくなり、その重みで腸を圧迫し肛門周辺の血液の流れは悪くなってしまいます。さらにホルモンの働きによって、便秘にもなりやすいためトイレでいきんだ拍子に痔になったというケースが多いのです。
痔の治療には産婦人科から処方された薬(軟膏や坐薬)を使いますが、
自宅でできるケアとして
お尻、お腹を冷やさない。
お尻を清潔にする。
日々の食事を改善する この3つも大切です。
ママの痔に対するパパミッション
★冷え冷え食品を夫婦で控えよう!
暑い時期はついつい冷蔵庫から出したての飲み物(飲み物)、アイスクリームなどが美味しく感じるのですが、妊娠中は避ける方がベスト!
水分は常温のものにしましょう。
パパも妊娠中はママに付き合ってください。
わかっていても隣で食べたり飲んたりされると我慢ができなくものです。
★食事で食物繊維を摂ろう!
便秘の時には特に水溶性食物繊維を含むものが良いです。りんご、山芋、わかめ、大豆、昆布などをママと一緒に食べてくださいね。
<食べるときの注意点>
・海藻類にはにはヨウ素が入っているので多量に食べることは控えた方が良いのですが、煮物にして付け合わせくらいならOKです。
・フルーツは間食とは別と考える方もいますが、多く含まれる果糖は脂肪に変わりやすい一面があります。
体重の増え方と相談しながら、出来るだけ朝〜午前のうちに手の平に収まるくらいの量を食べましょう。
一つの食品に拘らずに色々なものを食べるのが理想的です。
ママと一緒にメニューを考えてみるのも楽しいと思います。
海外のデータでは、妊婦の40%に痔が発症してると言われています。
パパがある日突然痔になったらどう思いますか?
痛い、つらいという身体の苦痛の他に「痔が持病って嫌だな」「できれば誰にも知られずに綺麗に治したい。」
そう思いませんか。
女性にとって妊娠は大きな喜び得られると同時に、失くすものもあるタイミングです。失くしたものにも寄り添ってくれるパパであってほしいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
またお目にかかりましょう。
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