悲しいこともある
こころのバランスの難しさに直面しています!!
暗い話、泣き言ははしないようにしよう。
これまでの私は、仕事でもSNSでも自分の感情を悟らせてはいけない。
そう思ってきました。この考え方って仕事で培われたものかもしれません。
看護の現場では明るくいて、ケアの対象となる方に不安を与えてはいけない。プライベートの出来事なら、なおさら仕事では見せない、それがプロなんだと自分言い聞かせてきたのかも・・・
5月17日、18年一緒にいた愛犬が亡くなりました。
老衰なので自宅で看取るしかなく・・・
実家の母が入院し退院後から一時的な同居が1ヶ月半。
野鳥の雛と放鳥までのお世話もありました。
やっと母が帰郷した9月、親族が逝去し急な帰省と葬儀への出席を経て現在に至ります。
とにかく、色んな意味で気忙しい数ヶ月でした。
色んなことが起こった春と夏が過ぎてみたら、心にぽかっと隙間ができていました。
考えてみたら、人はいつも明るくいられる訳ではないんです。
自分が取り組んでいることにも、今後の先行きにも暗くなったり悲しくなったり、後悔することだってあります。焦りと苛立ちばかりが先に来る感じです。
愛犬がいなくなった。(カチャカチャした足音が聞こえない。ゴワゴワの毛に触われない。)
母にしてあげれることが少ないし喧嘩もした。(老年期の変化を知っているはずなのに上手に対応できない)
「泣きたい」ことに気が付きました。
「泣きたいような」ではなく、泣きたい。
私は現場を退く理由を公開していますが、
「今も泣きたくなる」「悲しくて悔しくて眠れない夜がある」
それを悟られてはダメと思っていて、どちらかというと
現場を退く理由から見事に生還したよ!!と伝えていたのかもしれません。
皮膚は傷つくと、傷のない部分よりちょっと薄くなる。
心もおなんなじで、薄いからこそ優しく触れることが必要なんですね。