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もらった言葉と、伝えられるようになった言葉

大学時代にだっぴの活動に関わり、この春卒業した学生が「だっぴを通して成長したこと」を伝えてくれたので、せっかくなので紹介させてください。
※本人の了承を得て、内容は一部伝わりやすいように改変しています。


”いい意味で”自分の生き方に悩むように

今までは、ほんとになんとなくで、自分の人生の選択をしてきていました。でもそれは、そもそも悩む以前に、選択肢があることを知らなかったんだなって。

だっぴの活動を通して、出会いから出会いが生まれ、たくさんの人との出会うことができました。その中で、様々な人の生き方に触れ、選択肢が増えれば増えるほど、相談して聞けば聞くほど、大学を出て、これから自分が何者になりたいのか悩むようになりました。

「いい意味」で悩む、、、と書いたものの、実際はなかなか進路を決めきれず、焦りもあり、苦しくて、今でも、時々キラキラした大人を見ると、自分の選択はこれでよかったのかなと不安になることがあります。

しかし、誰かが言っていた「失敗なんてない」の一言をはじめとして、たくさんの人からもらった言葉たちやエールを受けると、自分らしく頑張ろうというスイッチが入るのが今のわたしです。


自分の意見を”自分の言葉で”言えるように

「みんなと仲良くありたい、敵を作りたくない」

と、今までは、みんなに合わせることばかりしていました。

だから、「わたしもそれでいいと思う~」などと、自分の考えを”自分の言葉で”伝える以前に、”自分の意見”を伝えることすらできていませんでした。

しかし、だっぴの場では、その考えが良いか悪いかの前に、まずは「受け止める」ということをしてもらえたおかげで、少しずつ自分の考えを伝えることができるようになりました。

――大学1年生のとき、「だっぴ50×50」のMTG で

「みんなこんなにたくさん意見をいっていい場をつくろうとしているのに、、、あ~今日も自分から発表できなかったなと、、」

とちょっぴりへこむこともよくありました。

それでも、先輩たちが少しずつ、引き出してくださり、かつ、引き出したどんな意見に対しても受け止めてくださったおかげで、MTGでも自分の意見を言えるようになりました。

今では、むしろしゃべりすぎるぐらいになってしまいました。(笑)


学校と学校外の教育のつなぎ役に

わたしは、学校教育の人だからとか、学校外の教育の人だからとかではなく、みんなが学びに関わり合える、学び合える社会をつくりたいです。

学校と学校外の教育のつなぎ役になれたらいいなと思っています。そのために、まずは学校教育側という立場から、学校教育に色々な人を巻き込んで学びをつくりたいと思っています。


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