大人と関わって、気づいた。
大学時代にだっぴの活動に関わり、この春卒業した学生が「だっぴを通して成長したこと」を伝えてくれたので、せっかくなので紹介させてください。
※本人の了承を得て、内容は一部伝わりやすいように改変しています。
うまくいかなくてもいいじゃない
だっぴに関わるまでは、挫折することなく、安定した未来へ進むことが素晴らしいと思っていたし、自分もそんな道を進めるように頑張らなくちゃという思いが強かったです。
失敗する自分が嫌いで、失敗を恐れていました。しかし、たくさんの素敵な大人たちと出会い、夢に向かって真っすぐ前進することだけが正解ではないことを知りました。
時に寄り道したり、立ち止まったりすることで見えてくるものもあるということ、どんな経験も何一つ無駄なことはなく、どこかで何かしらの糧になることを知りました。
これまでの生きてきた中で、しんどい思いをしたことや、うまく進めなかったこともあるけれど、それも含めて私の歩んだ道だと胸を張って言えるようになりました。
大人のイメージが変わった
大人になると、今ほどには毎日を楽しめないという印象を持っていました。
しかし、出会う大人は皆さん生き生きとしていて、夢を持っていました。大人だからこそ楽しめることがあるのではないかと感じ、これからが楽しみになりました。
私も夢をもち続けられる大人になりたいです。
人と話すのが好きに
「私の話なんて聞きたい人いるのだろうか」
初めはそう思っていました。だっぴで活動していくうちに、私の話に耳を傾けてくれる人がいること、私だから話せることがあることを知りました。
大人と話すのは緊張してしまう私でしたが、活動を重ねていくうちにそうでは無くなりました。教員採用試験の面接の際も、普段通りの私で面接官と向き合えたのは、だっぴの活動が影響していたのかもしれません。
さらに、自分は聞き上手だと思っていたけれど、案外そうではないことも実感しました。「相手に興味を持つこと」は、楽しく会話するための第一歩だと思います。
例えば、一言「好き」という感想が出てきたとしても、何が好きなのか、どうして好きなのか、そう思えるようになったきっかけは何なのか、興味を持つことで「相手の話をもっと話を聞きたい」と思えるし、話も弾みます。
話が弾むことでより相手のことを知ることができるし、相手に共感できたり、違いから新しい価値観を得たりすることができます。
この経験をしてから、普段から相手の言っていることを脳内で映像化できるまで興味を持って深掘って話を聞くようにしています。
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