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佐藤亜紀 NPO法人aLku
2017年7月31日 12:00
長井に移住する約1年前、長女は保育園年長さん、長男は0歳6ヶ月でお姉ちゃんと同じ認可保育園には入れず、川崎の園庭もない狭いビルの一室の認定保育園に預けていた。私は家から近い総合クリニックの人工透析室で医療秘書兼クラークとして働いていて、仕事と子育てで毎日を目まぐるしく過ごしていた。人工透析は祝日や年末年始も関係ない。患者さんは週に3日の透析を受け続けなければ死んでしまうのだから、(少ない人
2017年7月30日 11:28
地方創生が注目されている昨今、よく耳にする“地域おこし協力隊(以下協力隊)”その名の通り都市圏に住む人を対象に、地方に移住してもらい地域のために活動をする人達の事で、平成29年7月現在、全国で4千人以上の協力隊が活動している。私も山形県の置賜地方にある長井市という人口三万人弱の小さなまちの協力隊として着任し今年が3年目だ。協力隊の任期は最長3年間なので今年が協力隊として活動できる最後の年と
2017年7月29日 20:06
「田舎で子育てしよう」神奈川県川崎市にある息苦しいほど蒸し暑い部屋で、汗が額からキーボードに滴り落ちるのも気にせず、夢中になってパソコンに向かった平成26年の夏、静かにデスクトップを閉じた時、私はそう決断した。私の出身は神奈川県川崎市、人口約147万人(平成27年11月現在)、都心へのアクセスも良く年々人は増え続け、騒音を響かせ常に何かを建てている。日々まちの景色は変わり、なんだかとて