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世界のサンタクロースに会いに行こう!すごろく式クリスマスツアー
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12月21日(木)の夜、東京・水道橋の某スタジオには、サンタクロースや博士の恰好をしながら、真剣に打ち合わせをするスタッフたちがいました。一体何が始まるのでしょう…?
私たち 放課後NPOアフタースクールは、自由で豊かな放課後を日本全国で実現するため、様々な活動を行なっています。「子どもたちにとっておきの体験を!」という想いは、放課後NPOで働くスタッフの子どもたちに対してももちろんそうです。
中でも代表平岩の想いは強く、「おうちの人の仕事を知るきっかけにもなるはず」という願いも込めて、2020年秋頃から“ファミリーデー”をスタートさせました。
■ファン多数!人気のファミリーデー
放課後NPOのファミリーデーは、働くスタッフの子どもたちを対象に、夏休みやハロウィン、クリスマスといった季節イベントに合わせて、年数回 特別なオンラインプログラムを届けるというものです。
企画しているのは、全国の子どもたちに体験プログラムを届けるチームのメンバー“ぐってぃー”を筆頭に、有志で集まった放課後NPOメンバーたち。ファミリーデーのためだけに作ったオリジナルプログラムで子どもたちを迎えます。
今回は、約20家庭から30人以上の子どもたちが申し込んでくれました♪
皆勤賞並みに参加してくれるファンの子も多く、「ツアー系が面白かったから、またツアーをしてほしい!」という意見や「クイズ、謎解きがやりたい!」という声をもとに、2023年冬のファミリーデーは「世界のサンタクロースに会いに行こう!すごろく式クリスマスツアー!」を開催。
”オーストラリアのサンタは波乗りしながらやってくる”なんていう有名な話もありますが、同じ「クリスマス」というイベントでも、その楽しみ方や文化は多様のようです。
すごろくやクイズで盛り上がりながら、みんなで世界のサンタクロースに会いに行こう!ということで、プログラム当日の様子をお伝えします。
■世界中のクリスマスを巡る旅へGO!
まずは、ファミリーデー恒例の乾杯の音頭でスタートです。ここで登場したのは、代表の平岩!ファミリーデーには、毎回欠かさず平岩も参加します。いつも子どもたちの様子を優しい眼差しで見守る姿が印象的です。
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「かんぱーーーい!」
みんなで乾杯した後は、早速すごろくのシートを確認。日本からスタートして世界中を巡りながら、また日本に帰ってくるルートです。
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国の名前が書いているマスを通るときは、必ずストップして、その国へワープ!各国の人が登場して、クリスマスについていろいろと教えてくれるのですが、その中にはクイズや謎解きが…!子どもたちはその答えを、手元に用意した紙に書いて、回答していきます。
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ちなみに、ルーレットはこんな感じです。すごろくゲームにルンルンな子どもたちが、大きな声で「スタート」と「ストップ」の掛け声をしてくれました。
気になるのは、各国のクリスマスの様子!いくつかご紹介します。
ドイツは赤のサンタクロースの他に…!?
例えば、ドイツのクリスマスを覗いてみましょう!
マスに止まると、みんなでドイツにワープ!ドイツのクリスマスは、あいみーが紹介してくれます。
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あいみー:
「グーテンターク(ドイツ語)!みんな、ドイツのクリスマスについて知りたいのね?ドイツのクリスマスは、サンタクロースとは別に、『クネヒト・ループレヒト』っていう”サンタのしもべ”もやってくるのよ。では、みんなに謎解きクイズ!このクネヒト・ループは日本のあるものに似ています!それはなに?」
子どもたちは、早速あいみーからの謎解き問題に挑戦します。
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この謎解きに、頭を悩ます子がたくさん!でも、すぐに紙に答えを書き始める子も…少しずつヒントも出しながら、みんなで考えていきます。皆さんはわかりますか?正解は…
なまはげでした。50音順での並びを考えたときに、「に」の上の字、「み」の上の字、というように繰り返してみると、「なまはげ」になります。
あいみー:
「このクネヒト・ループレヒトは、『よい子にはご褒美を与え、悪い子は灰袋で叩く』という恐ろしい存在。最近はあまり叩かず、いい子にはプレゼントをあげてるみたい。そして悪い子には石炭や、木炭、ジャガイモを置いていくのよ。みんなもいい子にしているといいことあるかもね!」
あいみーと「チュース!」とドイツ語でお別れの挨拶をし、ゴールを目指して前に進んでいきます。
アイスランドのサンタクロースは一人じゃない?
では、アイスランドのクリスマスはどうでしょう?
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アイスランドにワープすると、あたたかそうな恰好をしたウエマッソが出迎えてくれました。
ウエマッソ:
「ゴーザン・ダイイン(アイスランド語)!アイスランドのクリスマスについて知りたいんですね。みんな、日本に来るサンタクロースは何人ですか?うんうん、一人みたいよね。では、ここでクイズです。アイスランドに来るサンタは何人でしょう?」
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このクイズは、数字を考えて答えるので、みんなバンバン答えていきます。100人!と答える子も笑 答えは…13人!
ウエマッソ:
「アイスランドには、『ユールラッズ』と呼ばれる13人兄弟のサンタクロースがいるんです。クリスマスの13日前から一人ずつ、街を訪ねてきます。今はプレゼントをくれるユールラッズですが、元々は、いたずらや悪さをする存在でした。『バタンと扉を閉めて驚かせる』ユールラッズや、『ケーキを盗む』ユールラッズなど、みんなとってもいたずら好きなんです。」
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アイスランドのクリスマスについて知った子どもたちは、「へぇー!」というような驚きの表情をしたり、隣にいるお家の人と会話をしたりしていました。
ウエマッソと「ブレス!」とアイスランド語でさよならを言ってお別れし、さあ、すごろくも残り半分!
ときには、ものまねも!
国名のマス以外で、「トナカイのものまねしてみて」のマスに止まったときは、それぞれがトナカイを表現。
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とってもかわいらしい様子が画面いっぱいに見えて、思わず表情が緩んでしまいました。
■最後の謎解きは…!?
順調にマスを進んでいき、無事ゴールである日本に帰ってきました~!おかえりなさーい!
そして子どもたちは、最後の謎に挑戦します。
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今回のプログラムは、紙とペンを使いながら参加してきました。その紙に、しっかりと各解答がメモされていると、解ける謎!
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子どもたちは一生懸命に、メモを取っていた紙の中からヒントをかき集めていきます。そして出てきた答えは…「ハッピーホリデー」!
これからの冬休み・年末年始が楽しい時間になるよう、みんなで「ハッピーホリデー!!!」と挨拶をしました。
そして、最後の謎が解けると…なんと子どもたちにお菓子のプレゼントが!平岩サンタからの贈り物です。
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子どもたちは満面の笑みを浮かべながら、袋の中を確認し、「これすきなやつー!」「もう食べていい?」「さっき食べたーーー!」と嬉しそうな様子でした。
終わりが近づいてきたファミリーデー、子どもたちに今日の感想を聞くと、「レバノンではまめを育てているのにびっくりした」「いろんな国をめぐるのがたのしかった」と教えてくれました。
最後は、みんなでアロハのポーズで(すごろくでハワイにワープした時に覚えた挨拶です)「ハッピーホリデー」を言いながら、幕を閉じました。
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ファミリーデーを通して、スタッフの子どもたちがお家の人の仕事について知り、家庭での話題の一つになることもあるようで、とても嬉しいです。
中には、「大きくなったら放課後NPOで働く!」と話してくれる子もいます。その日が来ることを心待ちにしながら、今日も私たちは日本中の子どもたちのために、活動を続けていきます。
おまけ
各国の登場人物の名前と現地の言語での挨拶がスタジオ内のホワイトボードにメモされていました◎
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文:コミュニケーションデザインチーム・太田