「境を越えて通信」Vol.41-2022年12月号-
今月のアート
活動報告
今月のPick up
~今日の空~
皆さんは、普段どのくらい空を眺める時間があるでしょうか。
「何気ない日常が、毎日が違うかけがえのないものだと気づかされる、毎日ちょっと楽しみで元気が出るTwitterがあるんです、おすすめですよ」
以前編集部に、ある障がい当事者の方から頂いたメッセージです。
Twitter発信者の杉田省吾さんは、”車いすから見える空”を毎日更新しています。元々の趣味であった写真を続ける目的もあったとのことですが、ALSを発症し、車いす生活になった今でも毎日”ここだ!”というタイミングでシャッターを押している、渾身の一枚。今日も一日がんばろう!という気持ちにさせてくれます。
杉田さんに、写真を撮る時の気持ちをインタビューしてみました!
写真のデータを見ると、きっかけとなったのは2012年6月28日に撮った朝焼けですね(写真1)。
この朝焼けがすごかったんで写真をFacebookにあげたんです。そしたら友人の1人がメッセージをくれて「朝からええもん見させてもろたわ」みたいなこと書いてて。他にも同様のコメントがいくつか。
きれーな~、ええな~と思うのはおれだけちゃうんやとわかって、それから近況報告的に朝焼けの空を撮影してSNSにUPするようになりました。
気付いたら10年、何千枚撮ったんだろうか。よく続いてるw
ずっと空を眺めていると色々と感じることが多いです。
まず感じたのは、地形は時間の経過とともに変化するけど空って太古の人が見たものも現代に生きる私たちもほぼ同じ状態を見てるってこと。早朝の染め上げられた空を眺めてると、こんな空を大昔の人も眺めてたのかなぁ、昔の人は何を感じたんだろうか…などとロマンを感じます。
あとジリジリと昇る太陽を見ていると「地球、回ってんなぁ」とか「こんな散り菊(写真2)みたいなちっちゃいもんに生かされてんのか」とか普段は感じないことを感じたりします。そんな大自然がみんなのアタマの上にあるんです。
これからも撮り続けて空からいろんなことを感じていたいです。
皆さまも是非、疲れがたまる12月、ほっと一息つける時間を共有していただければ嬉しいです!
杉田さんは、当団体で今年度より実施している中学生向けインクルーシブ運動会(次回noteにてご報告)を一緒に楽しんでおりました!
そんな内容もリアリティ溢れる写真と共にまとめているこちらOEKATAもお勧めです!杉田さんのことがもっと深く知れる内容も素敵な写真とともに心に響きます。
杉田さんの発信をもっと追いかけたい方はこちら!
・私の介護マニュアル:http://bit.ly/3NLJbFe
・川崎つながろ会:https://bit.ly/3xe1rRZ
・note:http://note.com/alssuv
・YouTube:https://youtu.be/5oAyJZkoPZY
漫画 ジョニーの話
その理事曰く、PTのボスの歩き方がとても似ているようです!
さすが、ジョニー!!
皆さんもぜひインスタ連載もご覧ください★(表紙が見れるのはインスタだけ!)
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