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【報告レポート】カリプロ@帝京平成大学 看護学部
カリキュラム化プロジェクトを帝京平成大学にて実施しました!
大変遅くなってしまいましたが、、本記事はその開催報告です。
開催概要
場所:帝京平成大学
日程:2024年8月8日~10日
対象:看護学科の1年生 講義131名・実習14名(インターン学生1名)
ご協力いただいた当事者:講師4名 実習受け入れ8名
1日目 講義
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今年度はコミュニケーションの講義からです!
透明文字盤体験では伝える方も読み取る方も互いの協力が必要ということが学べた様子でした。
続いて、理学療法士の千田さんの講義では、当事者を支える多職種について。
長田さん(SMA当事者)からの「地域で暮らす」の講義では重度障害のある当事者の地域での生活について教えていただきました。
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今回は名古屋で暮らす飯島伸博さん(ALS当事者)が大学に来てくださり「地域で生きる」の講義をしていただきました。
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オーディオオタク(略してオーオタ)の飯島さんに言われると納得の一文です
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「医療の視点」檀原さん(看護師)と「介助の視点」清水さんと彦田さん(介護士)の講義を経て、、
「事例を元に考えよう」の講義では「ライブのチケットが取れない、、のではなくて最近眠れず朝起きるのが辛い」長田さんについてみんなで原因やどんな情報が足りないかを考えました。
普段の事例検討とは違い、対象の方と実際にやり取りが出来て積極的に取り組めた様子でした!
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2日目 見学・体験
本カリキュラム一番の醍醐味ともいえる、当事者宅での見学・体験です。
訪問前に学生はそれぞれ当事者の方へ質問を考えていきます。
当日は家事に外出に楽しみながらもいろんなことを学んできた様子です。
※見学・体験の様子はInstagramにてまとめてお伝えしております。
3日目 「障害」について考えよう
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実習経験談の共有
「ご自宅で普段はしない料理に挑戦して美味しいと言ってもらえて嬉しかった!」「車椅子で移動しているのに意外と避けてくれる人がいなくて大変だった。」とたくさんの経験を通していろいろなことが学べました。
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「障害って何?当たり前の見方を変えてみよう」
吉沢さん(筋ジストロフィー当事者)の講義を通して改めて障害って何?を考えます。
発表会
「授業にもあったけど、障害者も健常者も一緒にいるのが普通、という環境になったら変わると思う」
「看護師として、行き過ぎた気遣いではなくて、目配り・気配り・心配りをして提案できるようになりたい」
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講義の最後には代表の岡部より「生きることと安楽死について」メッセージを伝えました(講義のみの学生には1日目の講義時に伝えています)。
・最後の岡部さんの話にとても感動しました。涙を堪えるのに必死でした。私達よりも一言一言に重さがあって色々な経験を積んできたからこその言葉なんだと思いました。文字盤でひとつひとつ紡いだ言葉で私たちに大切なことを教えていただきありがとうございました。障害の全て理解出来るとは思いませんが、より理解するためのとても貴重な機会だと思いました。
・最後の岡部さんの言葉がとっても印象的です。今まで安楽死は良い制度ではないと思いながらも、苦痛を感じながら長生きをするのであれば、安楽死を選択した方がよく人生を終えられるのではないかと思ったこともありました。 しかし、本日の岡部さんの言葉を聞いてそもそも人間は生死を決めて良い存在ではないのだとハッとさせられました。また、死ぬ手助けをする社会よりも生きるを支える社会であって欲しいという言葉を聞いて本当にその通りだと思いました。 (略) 今回の授業たくさんのことを学べて、自分自身の成長にもつながる本当に素敵でした。体験できて本当によかったです。ありがとうございました。
・近くに障害をもった人が居ない生活を送って来たので、障害について何も知らずに生きてきました。勝手に障害者は取っ付きにくい存在だと思っていたけれど実際は私たちと同じように嬉しいこと、悲しいこと、沢山のことを感じながら生活しているのだなと思った。良い経験になりました。
ありがとうございました!
本講座にご参加頂いた学生の皆さま、ご協力いただいた先生方、そして
学生を受けれいてくださった地域で暮らす当事者の皆さま、介助者・支援者の皆さまに感謝申し上げます。
本プロジェクトは日本財団の助成を受けて実施しています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/
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