塀の中にいる「ひとり」の心に、温もりや希望を届けたい―NPO法人マザーハウス会報「たより」2022年11月号Pick Up
NPO法人マザーハウスは、受刑者・出所者の社会復帰支援をする団体です。私たちは会報誌「たより」を毎月発行しています。
塀の中の受刑者から寄せられた手紙(便り)や絵、社会にいる私たちから送りたいメッセージなどを掲載しています。今回は2022年11月号の内容をご紹介します。
元受刑者による特別講義 学生たちが感じたこと
マザーハウス代表の五十嵐が専修大学法学部で昨年12月に行った「法社会学Ⅱ」での特別講義に、学生さんたちが感想を寄せてくださいました。7~10月号に続き、その一部をご紹介します。
「塀の中のたより」~受刑者からの手紙~
受刑者から私たちのもとに届いた手紙のうち一部を抜粋してご紹介します。なお本人の許諾を得て掲載しています。
編集後記
今号の「たより」を読んで、NPO法人マザーハウスの活動が確実に誰かの心に届き、変化や影響をもたらしていることを感じることができました。
「塀の中のたより」を読んでいると、しばしば受刑者はどんなに孤独であるかを思い知らされます。その中で、文通ボランティアの役割や「たより」の存在意義は確かにあるのだと感じます。
私たち編集部の力は小さいですが、一つの記事をつくることを通して、誰かの心に温もりや希望を届けることができるような仕事をしていきたいと感じました。
執筆:黒木萌
マザーハウスの活動へのご支援のお願い
NPO法人マザーハウスでは、受刑者・出所者の回復と社会復帰(就労や生活支援)のためのさまざまな事業を行っています。活動を支えてくださる方からのご寄付・ご支援をお願いしております。
このnoteやマザーハウスのウェブサイトをご覧いただき、活動にご共感いただけた方は、ご無理のない範囲で、ぜひご寄付・ご支援をいただければ幸いです。
ご支援の方法①NPO支援のプラットフォーム「Syncable」を通したオンライン支援(単発・継続支援をお選びいただけます)
ご支援の方法②口座への直接振込でのご寄付
ご支援の方法③マザーハウスオンラインショップでの、フェアトレードコーヒー「マリアコーヒー」等のご購入支援
マザーハウスでは活動の一環として、「マリアコーヒー」を販売しております。マザーハウス事務所にて、元受刑者が販売に携わっており、収益金は受刑者の更生・社会復帰支援等に使用いたします。
ルワンダから仕入れたフェアトレードのコーヒーであり、生産地ルワンダの生活や産業の発展にも貢献しています。マリアコーヒーが使用しているルワンダコーヒーは、日本国内のコーヒーシェアにおいて大変貴重な希少種でありながらも、近年の世界中のカッピングコンテストでは上位入賞の常連です。
最高級のスペシャリティビーンズで、日本と取引実績のある、信頼できる現地サプライヤーより購入しています。ぜひお求めいただければ幸いです。
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