梅雨を楽に 〜木曜の教室から
毎週木曜、「京の気功入門」は天野の唯一の定例教室です。
初めての方も長く通う方も、毎週同じ流れで、安心して自分に集中されています。お話から加筆訂正。
2024.6/20 天野泰司 (NPO法人運営責任者)
高温多湿の時期。不調が出てくるかもだが、
そんなに高いハードルではないので、ひょいと越えてしまって。
湿度が高いので皮膚が乾きにくく、皮膚に異常が出たり、
汗が停滞するので、腎臓に負担がかかり、腰がねじれやすい
そうした秋と似た傾向に加えて、湿度の影響で呼吸器にも負担がかかる。
私たちはずっと、呼吸している。それを楽にしていくのは
一朝一夕に変えられるものでなく、毎日少しずつの積み重ね。
少し息苦しいと感じたら、それをもう一つ楽にするように、
自ずと大きな息をしているもの。
そうして、無意識に小さなハードルを次々に乗り越えながら、
呼吸器が強く丈夫になっていく。
ただし、呼吸器が活発に働くための準備は必要。
まず、肝臓のてあてから。
排泄力を高めると取り入れる力も上がり、栄養の吸収がとてもよくなる。
栄養が満ちて、運動が盛んになると、それに応じて呼吸量が自ずと増える。
呼吸器を丈夫にしようと思ったら、まず肝臓から。だいじなてあて。
そして、腰のねじれを抜いて、腎臓のてあてをしておく。
腎臓が忙しくなる季節だからこそ、腎臓のケアと休息がとても大切。
楽な方へ大きく体を捻ってから、腎臓のてあてを。
肝心(肝臓と心臓に片手ずつ)てあて→腎臓のてあて
実習・立って動く
・・参考 肩の荷がおりる気功
内くるぶしの下、少しかかと寄りのところに触れて、
違和感がわかる程度に、くるぶしを軽く持ち上げる。
片方、気になったり痛みがあるほうでよい。
股関節、肩関節、耳まで響く。
耳下腺のてあて。あごが動いてくる。
耳に指を入れ動かす。
実習・心がおちつくやさしい気功
よく動いたほうがいい季節なので、できるだけ毎週来るように。(天野)