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捨てて、捨てて、捨てて、それでも残ったものが「夢」だった。

こんにちは、はーちゃんです!
今日は、「夢」について、僕の経験を踏まえて、少しお話しさせてください。


夢はなんですか?

こんな質問を、皆さん一度はされたことが、あるのではないでしょうか?


すぐ答えられる人、答えに困る人、聞かれるのもうんざりする人


色んな人がいると思います。
ちなみに、僕も、つい最近まで自分に夢なんてないと思っていました。
というよりも、夢なんて持っても、叶わないから、持つだけ無駄だと思っていました。


初めてのnoteで、「新卒NPOで頑張る!」と意気込んだ手前、ギャップに驚かれる人もいるかもしれませんが、本当の話です。


僕の過去を振り返ると、挫折だらけの人生でした。

好きだったパートナーに振られた。
頑張ると決めて、起業したものの、活動できなくなった。
毎日12時間以上勉強したのに、第1志望の学校には合格できなかった。


別に、不幸自慢をしたいわけじゃありません、多分これらは誰しもが通る道だと思います。
けど、僕の中には


どれだけ頑張っても、報われない。成功なんてしない。


そんな、どうしようもない❝負け癖❞が付いてしまったのかもしれません。
だから、何かに挑戦しようとしても、「どうせ失敗する」と、どこか熱くなれきれない自分。泥臭く努力している人を応援することは出来ても、自分には無理だとどこか決めつけている自分。起業を辞めてから、半年ほど、そんな時期が続きました。


旅をしてみたり
友達と飲み明かしてみたり
1日中ゲームやYouTubeに耽ってみたり
してみたかったカメラを買い、ただ写真を撮り続けてみたり


なかば自棄に、自分が我慢していたものをとことんやってみました。
最初は、そんな失敗の悔しさや劣等感すら忘れるほど、のめり込みました。


しかし、日が経つに連れて、その楽しさは摩耗していきました。
ゲームをしてもすぐに飽きる。
YouTubeを見ても、面白いと思わない。
酒を飲んでも、後ろめたさだけが残る。


もちろん、そういったコンテンツは今でも好きです。
が、自分が本当に「好き」なものではないことに気付かされます。


そして、1つの転機が訪れます。
それは、1人の後輩からのLINEでした。


「将来のことで悩んでいて、相談に乗ってくれませんか?」


僕が、大学生活を通じて、よくしていたことです。
僕は、2つ返事で承諾し、その子の話を聞き、悩みを言葉にし、一緒にどう向き合うかを考えました。そして、数時間の後、その子の中で納得する答えが見つかったのか、晴れやかな笑顔で、「ありがとう」と言ってくれました。


大学生の頃から、人のお悩み相談が好きで、よく人の悩みを聞いたり、一緒にどうするかを模索することは、していました。
けど、その時なぜか、その子の笑顔がたまらなく嬉しくて、泣きそうなくらい感情がぐちゃぐちゃになって、、、
そして、何か燻っていたものがまた燃え上がるような感覚に襲われました。


そんな、ぐちゃぐちゃな感情の真只中で、僕は嫌でも気付かされました。


これが「夢」なんだと


人の悩みに寄り添い、一緒になって道を探すのが好きで
誰かを勇気付けるのが好きで
誰かを笑顔にするのが好きで
どうしようもなく、誰かの為になれている自分が好きで


これこそが、「夢」なんだと。

どれだけ、色んなものを捨てても、捨てきれないものがそこにはありました。


そんな、簡単なことに気付けていなかった自分に驚きつつも、肩の荷が下りた気がしました。


そして、どんな結果になっても、在りたい自分で在り続けようと決めました。
これからも、僕は多くの失敗をし、挫折を味わうと思います。
たしかに、失敗した瞬間は、努力を否定されたようで、痛いです。


けど、「夢」は、失敗や挫折程度で、消えるものではないようです。
「夢」さえあれば、意外とどうとでもなるようです。
だからこそ、僕は今も性懲りもなく「夢」を掲げ、藻掻いています。


新卒NPOで、人助けで飯を食う、就職先の選択肢にNPOを。
また、大きな「夢」を掲げたと思います。


けど、なんだかんだ、こうやって、見えない道を1歩1歩進んでいく方が好きみたいです。
その中で、誰かを笑顔にできれば、それだけで幸せみたいです。


だから、僕は「夢」を掲げ続けようと思います。
いつでも、挑戦者であり続けようと思います。


もしも、今何かに失敗したり、挫折して、「夢」を見失っているなら、1度全て捨ててみてもいいかもしれません。それは、逃げなんかじゃない。あなたに必要な余白なのかもしれません。
そして、捨てて、捨てて、捨てて、、、残ったものが「夢」なのかもしれません。

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