専門学生時代の単位不足からの復活劇
いくつまでの記事になるかわかりませんが、今回のお話は「専門学生時代の単位不足からの復活劇」についてです。
私が人生で出会った人たちとのエピソードその4
前回の記事では「私が人生で出会った人たちとのエピソードその4」についてお話ししました。
まだご覧になってない方は下記リンクより読むことができます。
第2章に載せきれなかった内容
今回のお話では書籍の第2章で載せきれなかった、単位不足による卒業できないという死刑宣告から、卒業できるかもしれないという可能性を手に入れるまでのエピソードをご紹介します。
本書籍では文字数の関係で載せることができなかったここだけのエピソードです。
卒業延期の理由は単位不足だけではなかった!?
私が通っていた三幸学園横浜子ども専門学校は横浜のJR東神奈川駅からすぐのところにありました。
今はその建物は同学園のスイーツの専門学校に生まれ変わっており、横浜子ども専門学校は近くの国道沿いに移転しています。
保育の短大・専門学校に通われている方、通っていた方はご存知かと思いますが資格取得の為、学校で受ける授業だけでなく、保育実習も資格取得には必要な要素となってきます。
私の場合、幼稚園での研修が3年間のうちに4週、保育園での研修が3年間のうちに4週ありました。これに加えて1日だけの見学実習や、施設実習と呼ばれる、社会福祉施設(児童福祉施設、障がい者施設等)に行くものもありました。
実はこの実習でも終了することができず、最後の3年生の時には日本各所を旅する珍事件が起こりました。
幼稚園実習においても保育園実習においても2週で1つの園にお世話になるのですが、どちらも寝坊による遅刻・欠席で落ちしてしまったのです。
加えて、短大の授業を専門学校での入御が受けられるスクーリングの制度があったのですが、テストで合格点以上+全コマ出席しなければならず、そこすらも落としてしまったのです。
本当に保育士になる気あるのかって感じですよね。
実習については当時男性の実習生すらも受け入れてもらえない園もいくつかあり、当時の担任がリストアップしてくれた男性も受け入れてくれる園から選ぶという形で、受け入れてもらえました。
当時は神奈川県厚木市に住んでいたのですが、家庭の事情で母は藤沢市に住んでいたので、衣食住の管理をしてくれる母の家に転がり込み、無事に乗り切りました。
幼稚園実習では遠く離れた香川の地で受けました。
香川県善通寺市の公立幼稚園で、園長先生の名前は同じ宮武でした笑
香川善通寺市は私の父方の祖母が住んでおり、叔父さん夫婦も住んでいたので、ここでも衣食住の管理をしてもらいながら1ヶ月の実習を乗り切りました。
実はこの1ヶ月というのは特例で、本当は2週間で1つの園というのを例外的に受け入れてもらえたのです。
しかも、時期としては貴重な鼓笛発表会の直前の年長クラスでした。
本当にありがたい限りです。
ここからが実は小旅行の連続でした。クラスメートからは「宮武はいったいどこにいるのか、生きているのか?」という行方不明状態だったそうです。
そうなんです。その2ヶ月間は学校へも行かず、関東にもいませんでした。
スタートは静岡県伊東市に2週間の施設実習。
次に神奈川県藤沢市の保育園に2週間の保育園実習。
次に香川県善通寺市の幼稚園に1ヶ月の幼稚園実習。
その間に週末の2日間で奇跡的に姉妹校がスクーリングで落とした授業をやっているということで大阪の姉妹校に2日間。
その後、名古屋の姉妹校で1週間のスクーリング。
母校に久しぶりに帰ると、クラスメートの中では就職先がちらほら決まり、就職前の実習に行っているという事実。
完全に置いてけぼりになりましたね。
ですが、この2ヶ月を鬼の形相でやりきり、残すは出席日数のみを残す形となりました。
この後のお話は本書籍にも載せていますので、割愛させていただきます。
つづく・・・
出版決定!
予定より早く出版が決まりました!!
Amazon kindleのシステム上、SNSみたいに予約投稿的な物ができないらしく、審査が下り次第世に出ちゃうみたいです。
審査の最大時間から逆算して26日にという予定でしたが、即日審査が下りた様です。
制作秘話は最近更新し始めたnoteに記載がありますので、そちらをご覧ください。
この本で私が一番言いたいことは、保育士って最強ってこと。
専門性があってプロフェッショナル。
処遇改善とか不適切保育とか、忙しいとか。暗いニュースが続く業界。今始まった事ではないけど、園に勤めるだけが保育士じゃないし、待遇が悪いからといって、辞めないで。諦めないでってこと。
初心を思い出して欲しい。なんで保育士になったか。なんで保育士を目指そうと思ったのか。
私は決してエリートじゃないし、頭が良い訳ではない。
現役保育士、現役幼稚園教諭、これから保育士、幼稚園教諭を目指している人。
お金の為? 人間関係の為?
その志は子どもの為だったはず。ならできることっていっぱいあるよって可能性の話し。
もしよろしければお付き合い下さい。
恥ずかしながらも私はこう生きてきました。って内容です。
大学、短大、専門学校といった養成校の生徒、職員の方々。少しでも皆様に希望が与えられるのなら交通費だけで馳参じます。
学生でも手に取りやすいワンコイン(¥500)での販売です。Amazon kindle unlimitedの会員の方は無料で読めます。
少しでも多くの人に希望の光が届きますように。
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