相次ぐ不適切な保育、なぜ起こるのか・・・
対策に防犯カメラの導入
最近ではバス置き去り事件に続き、園児虐待による保育士の逮捕。なぜこんなにも保育園で事件が起きてしまうのか。
私も1歳の子どもを預けている親として次は自分の子どもなんじゃないかと心配になる時もある。
もちろん、この様な不適切だと思われる保育をしてしまっているのは一部である。だが良くも悪くも保育士は今注目にある職業の一つである。
対策として各園では防犯カメラの導入が進められているそう。
防犯カメラについては私もベビーシッターとして活動していた頃に、窃盗や逮捕者を出したわいせつ事件等でも活用され、事件解決には有効な手立てではあると私も思います。
厚労省の見解
日々の保育を振り返る機会を作ること、保育士に子供の利益が尊重されているかを意識すること。これらはどの様な評価基準のもとに是となるのか。逆に何をしたら非になるのか。
保育現場では働き方改革が進められ、残業がないように指導を受けている。子どもたちのお昼寝の時間に交代制の休憩制度。残った保育士で全員の呼吸確認や日誌、連絡事項の記入・整理。保育で使う工作や制作の準備。
一体園内研修はどこで行われるのか。振り返りはいつするのか。各個人に委ねられている部分が多いのではないか。それらが厚労省が今作成されている手引きに盛り込まれることを期待したいと思います。(配置基準等々)
幼児教育の必要性
これだけでも改善すべき点はたくさんあるのにさらに追い打ちをかける様にとある政策が進められている。
文部科学省主導で2023年度から一部の園で始まる「5歳児教育共通プログラム」
これまで幼児教育は幼稚園が担ってきた(私塾は除く)
今回のプログラムはなんと幼稚園だけでなく、保育園、認定こども園まで含まれるというのだ。
これがなんと、びっくりするぐらい具体的でないのだ。中央教育審議会は何をしているのだろう、はなはだ疑問が残る。
枠組みや仕組み作りをするより、実を担って頂きたい。
少々暑くなりました。では本題ということで、私たちがこのプログラムの発表を受けて、取り組んだのは保育園、幼稚園、私塾の先生を対象とした「幼児教育研修プログラム」
■サービスの特徴
この研修プログラムは教育研究家・評論家としても著名な石川教育研究所代表の石川幸夫先生と共に開発。石川先生には弊会の理事も務めていただいており、幼児教育に関しては40年以上の指導と研究実績のある教育界のパイオニア的存在の方なのです。
石川先生と作り上げたこのプログラムはまさに業界初と呼ぶべき、初めて幼児教育に関して体系化された研修である。
総時間は60時間を超える。これは〇〇式と違って、人間の元来から備わっている能力に対する指導法なので古いと新しいというものではありません。このプログラムが古いと言われる様ならきっと人間はとてつもない進化をしているのでしょう。
サービスの特徴には書いてありませんが最も大事にしている「生命の尊厳」から始まり、このプログラムを終了すれば幼児教室が開けてしまうほどのおプログラムです。
是非このプログラムを皆さんの力と応援で押し上げて下さい。
著:代表理事 宮武 直也