【予算850億の元バイヤーが解説】たった4個に選ばれるには?其の二
こんにちはのじです。
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大手ドラッグストアで10年化粧品バイヤー、1年半雑貨のカテゴリーマネージャーをしていました。辞める年は予算850億を管理していました。
今は化粧品メーカーでマーケティング本部のディレクターやってます。
今回はドラッグストアの買い物についての続きになります。
↓前回の記事はこちら
【予算850億の元バイヤーが解説】たった4個に選ばれるには?其の一|のじ(ノジプロ企画)|note(ノート)https://note.mu/npkikaku/n/n2c1b31f8d951
企業によって違う特色
ドラッグストアといっても医薬品や化粧品の構成比が高いマツモトキヨシやココカラファイン、食品の構成比が高いコスモスやクリエイトSDなど企業によって特色は様々です。良く行くお店は他と比べてどんな特徴があるか比べて見ると面白いですね。
↓ソフトブレーン・フィールド社調査より引用
お客さんは生活必需品を安く買いたい
お客さんはドラッグストアにどんな事を期待しているんでしょうか?薬や化粧品の専門性を期待していて欲しい所ですが、残念ながら価格の安さと食品や日用品の品揃えを求めている方が多いようです。
ただし私も含めて消費者は、新しい機能や価値観など自分のメリットを想像しにくいものに対してより、価格など自分のメリットが想像できるものに対しての方が期待しやすいので仕方ない部分もあります。
いずれにしてもドラッグストアは日常生活の買い物の場所として期待している事の現れだと思います。
↓ソフトブレーン・フィールド社調査より引用
65%の女性が働いている
女性の社会進出が進んで、15歳~64歳の女性の64.6%が働いています。昭和50年との比較では25~34歳で約2倍に増えています。
↓博報堂買物研より
有職女性は忙しくて買物時間が短い
フルタイム女性と専業主婦の買い物時間(全ての買い物時間)を比較すると土日はあまり変わりませんが平日は約6割とかなり少ない事がわかっています。
↓博報堂買物研より
買い物時間はたったの10分
ドラッグストアの平均的な滞在時間は10分程度と言われています。何だかんだ楽しい買い物よりも日常の買い物がメインなので滞在時間は短いんです。その短時間でいかに買ってもらうかが重要になります。
つづく
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最後まで読んで頂いてありがとうございました。
のじ
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