【予算850億の元バイヤーが解説】バイヤー時に楽しかった取り組み
こんにちは のじです。
(私の記事は #NP企画 で検索できます)
大手ドラッグストアで10年化粧品バイヤー、1年半雑貨のカテゴリーマネージャーをしてました。辞める年は850億の予算を管理してました。
今は化粧品メーカーでマーケティングやってます。
今回はバイヤー時に楽しかった取り組みの話です。
ドラッグストアのバイヤーは色んなメーカーさんからこの商品やりませんかと売り込みに来てもらったものを選別して決めるというのがほとんどです。
だから普段の商談で私のところにくる商品の情報はほとんどは他の会社にも伝わっている訳です。
情報持ってきてもらえるのはありがたいのですが、売上日本一目指しましょうと言われてもどこでも売っていて特別感もないのでいまいち気持ちが盛り上がりません。
かと言って単独のPBだと自分の思いは反映できるけどロットの問題であまり販促費がかけられません。
そこで、
積極的にやっていたのが、取り組みたいメーカーさんにお願いして発売前から私の意見を企画内容に取り入れてもらいつつ作ってもらい、企業限定品で売るという流れでした。もちろん発売日も展開しやすい時期にしてもらいます。
上記の流れが上手く行くメーカーさんの特徴
①社長が取組を推進してくれる
②企画力がある
③スピード感がある
④マーケが柔軟
⑤バイヤーの言いなりにならない
バイヤーとしても完成するまでの過程もワクワクするし、自分のやりたい形に仕上がっているので頑張って売ろうと言う気にもなります。
プロモで大々的に展開してマーケットに風を起こす位に売れた時はすごく興奮しました。
これはメーカーさん側は良いものを作れば売場のいい場所がもらえる、売り先が確約されるという点でメリットは大きかったと思います。
ちなみに
半年以上先の売場を未知の商品のために空けておく決断をするには、仮にそれがこけてもいいように他の商品の販促計画を綿密に立てて置く必要があります。
早く提案しないといい売場が取れないと状態を作った事で、各社からもらえる情報が早くなり、半期の売上計画や契約の見込みなどが早い段階でたてられるようになったのは一番の収穫でした。
最後に
ある社長さんが相手をやる気にさせるキーワードを教えてくれたので紹介させて頂きます。
今だけ、ここだけ、あなただけ
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最後まで読んで頂いてありがとうございました。
のじ
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