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猫背が胸椎を固める?呼吸が変わる、動きが変わる!胸椎回旋の秘密

こんにちは!
Nピラティス神戸三宮店の川添です。

今回のテーマは胸椎回旋について!


なんでこのテーマかというと、

本日、11/22 19:30〜に私が担当するオンラインセミナーがあり

「胸椎回旋を解放する!解剖学的視点から紐解く3つのポイント」

というタイトルでお話させていただきます!


まだ申し込みは間に合います!アーカイブも残るのでご興味ある方は是非!


セミナーでは時間の関係もあり、さらっとお話するであろう部分を
このコラムでしっかりお伝えできればなと思っております!!


それではいきましょう!




胸椎回旋のエクササイズ。

うまく効果が出せる時と、効果があまり見られない時とありませんか?


「どこが伸びてるのかわからない」
「肩や手首に負担がかかって、だるくなってる」
「エクササイズしても可動域はあまり変わらない。。。」

エクササイズ後にこんな反応がきてガックリしたことが、インストラクターなりたての頃はよくありました。


それは胸椎回旋の機能解剖をしっかり理解していなかったからなんですね。


その人を見ずに、

「硬いから胸椎回旋のエクササイズをやろう!」

では効果はでません!


では、効果が出る時と出ない時の違いはなんでしょうか?

要因の一つに姿勢があります。


猫背だったり、スウェイバック姿勢の人は効果がでにくくなります。

今回は、不良姿勢が胸椎回旋をどのように制限し、呼吸や体幹の安定性に影響するか、そしてそれを改善する方法について解説していきます。


猫背が胸椎の可動性にどう影響するのか?


現代人で一番多いと言われているスウェイバック姿勢。


スウェイバックの特徴
・頭位前方変位
・胸郭後方変位
・胸椎後弯増強
・腰椎前弯減少
・骨盤前方変位
・骨盤後傾位

そのアライメントが引き起こす筋バランスはこんな感じです。

短縮しやすい筋肉:大胸筋、腹筋群、ハムストリングス
弱化しやすい筋肉:頸部屈筋群、僧帽筋下部、腹筋群、腸腰筋、脊柱起立筋


特に胸椎回旋に関わってくるのが、

『胸椎後弯増強』

ですね。

いわゆる猫背です。


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