「万年筆」って聞いてどう思いますか?
万年筆について
皆さんは万年筆って聞いてどう思いますか?
高級そう、格好よさそうに思える半面、手入れなどに手間がかかってけっこう面倒くさそうな印象もあるかと思います。
スラスラと書けていたのに、今日はちょっと・・・
逆に、あれ、いつもこんなにスラスラ書けたっけ?
こんな感覚ってよくあるのです。
それは紙との相性がすごく重要なポイントになります。
確かに、難しいところもあって、とても面倒な筆記具ではあります。
ところが、それを持ってなお有り余る魅力を持っていることも事実です。
そんな万年筆について、少しづつお話していこうと思います。
筆者お勧め万年筆
「ペリカン 万年筆 F 細字 緑縞 スーベレーン M400」
万年筆って?
そもそも万年筆って?と言う人から、すでに万年筆使ってるよという人まで、何らかの参考になればうれしいです。
また、万年筆と深い関係にあるといってもよい、紙とのかかわりについてもふれていきたいと思います。
万年筆4つの主要部分
万年筆は、ペン先(ニブ)、インク部、本体(胴軸)、キャップの4つの主要部分から構成されています。インクが溝の入ったペン芯を通ってペン先に供給されていく構造で、ボールペンやサインペンとは異なり、インクとペン先が独立した部品で構成されているというところに大きな特徴があります。
万年筆の外観
また、万年筆の外観には大きく分けて、端が丸いバランス型と、端が平たいベスト型2つのタイプがあります。
バランス型はクラシックなイメージ、ベスト型は現代的なイメージもあるのですが、意外にも実際に登場したのはバランス型の方が後なのです。
バランス型
ベスト型
万年筆と言えば、なんとなくバランス型を思い浮かべる人も多いと思いますが、それはやはり、モンブラン・マイスターシュテュックの存在が大きいのではないでしょうか。作家が原稿を書いているキメ写真に使われることなども多い、万年筆の代名詞ともいえる一本です。
とっつきにくい?
確かに最初はとっつきにくいと感じるかもしれません。
けれども万年筆は形、色、材質、文字の太さ、インクの種類、原稿用紙、値段と、様々な組み合わせが可能な、とっても自由な筆記具です。多種多様な個人個人の選ぶポイントに応えるだけの数の万年筆が販売されています。
万年筆を選ぶポイントは人によりさまざまです。見た目が気に入ると意外と他の部分も気に入ってしまうということはよくあることですし、見た目で判断というのも正解です。
まずはお気に入りの一本を見つけてみるのも楽しいのではないかと思います。
編集後記
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