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UTM による macOS への Ubuntu のインストール手順

「UTM」による「macOS」への「Ubuntu」のインストール手順をまとめました。

・UTM v4.5.4


1. UTM

UTM」は、macOSで動作するオープンソース仮想化ソフトウェアです。Linux、Windows、macOSの古いバージョンなど幅広いOSに対応しています。

2. UTM のインストール

(1) 「HomeBrew」のインストール。

(2) HomeBrewで「UTM」をインストール。
「アプリケーション」に「UTM.app」が追加されています。

brew install --cask utm

3. Ubuntu Server のインストール

(1) Ubuntuイメージのダウンロード。
ARM版の「Ubuntu Server」のISOイメージをダウンロードします。
今回は「Ubuntu 22.04.5 LTS」を使用しました。

(2) 「アプリケーション」の「UTM.app」を起動し、「新規仮想マシンを作成」をクリック。

(3) 「仮想化」、「Linux」をクリックし、「起動ISOイメージ」に先ほどダウンロードしたUbuntuイメージを指定し、「続ける」をクリック。

(4) 設定を確認しながら「続ける」を繰り返す。
今回はすべてデフォルトのままとしました。

(5) 「Linux」をダブルクリック。

(6) 設定を確認しながら「Done」を繰り返す。
今回はべてデフォルトのままとしました。

ユーザー名とパスワードは任意のものを設定します。

(7) 最後に「Reboot Now」をクリック後、左上の赤丸でウィンドウを閉じる。
正しくリブートされないのでウィンドウを閉じています。

(8) 「Linux」を「右クリック→停止」し、「CD/DVD」のUbuntuイメージを「削除」した後、「Linux」をダブルクリック。

(9) ユーザー名とパスワードを入力してログイン。
「Ubuntu Server」のプロンプトが表示されます。

4. Ubuntu Desktop のインストール

(1) 「Ubuntu Server」のプロンプトで以下のコマンドを実行。

sudo apt update
sudo apt install ubuntu-desktop
sudo reboot

(2) ユーザー名とパスワードを入力してログイン。

5. 各種設定

5-1. Ubuntu の日本語化

(1) Settingsを開く。
(2) 「Region & Language → Manage Installed Language →  Install / Remove Languages…」で「Japanese」をチェック。
(3) 「Language for menus and windows」で「English」を下にドラッグして「日本語」をトップに。

(4) Ubuntu を再起動。
(5) 「地域と言語」の「フォーマット」で「日本」を指定。

(6) 「キーボード」の「入力ソース」で「日本語 (Mozc)」を指定。

5-2. UTM のウィンドウリサイズの有効化

(1) 「Terminal」で以下のコマンドを実行。

sudo apt update
sudo apt install qemu-guest-agent

参考



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