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Open Interpreterのアップデート - 2023年9月26日
2023年9月26日の「Open Interpreter」にアップデートをまとめました。
1. Open Interpreterの主なアップデート
「Open Interpreter」の主なアップデートは、次のとおりです。
・Open Interpreterをアプリに組み込むことが容易に
・100以上の新しいLLMをサポート
・カスタム設定ファイル
・支出制限
・チャットの再開
1-1. Open Interpreterをアプリに組み込むことが容易に
「Open Interpreter」は、Pythonのジェネレータベースでゼロから再構築されました。これによって、開発者が「Open Interpreter」をアプリに組み込むことが容易になりました。
・AIのコードの取得
・AIのコードを1行ずつ取得
・AIのメッセージの取得
1-2. 100以上の新しいLLMをサポート
「Claude」「Google PaLM」「Cohere」などのLLMがサポートされました。LiteLLMベースの機能になります。
interpreter --model claude-2
interpreter --model openrouter/...
interpreter --model petals/...
1-3. カスタム設定ファイル
カスタム設定ファイルによる設定機能が追加されました。システムメッセージ、特定の言語の優先、許可を求める頻度、デフォルトのLLMなどの設定を行うことができます。
interpreter --config <カスタム設定ファイル>
1-4. 支出制限
支出制限の機能が追加されました。最大予算を米ドルで設定するだけで、使用制限でき、API料金を心配する必要がなくなります。
interpreter --max_budget 0.1
1-5. チャットの再開
チャットの再開機能が追加されました。interpreter --conversations で会話履歴一覧が表示され、再開するチャットを選択することができるようになりました。会話履歴は conversations フォルダで保持します。
interpreter --conversations