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金融資産2000万に到達して、起きた気持ちの変化とは。

11月、米大統領選でのトランプ氏勝利と「トリプルレッド」により、米国の株式市場は好調だ。特にNYダウにあっては、上昇が際立っており、連日の最高値更新で株高の記事が踊っている。資産の大半を米国株式で占める私の金融資産も、トランプラリーの波に乗り、節目の2000万に到達した。

今日は、金融資産2000万に到達したことで起きた気持ちの変化について、記事にしていきたいと思う。

私は、50歳までに資産5000万を築くことを目標に資産形成を行っている。

世間では、資産5000万はいわゆる準富裕層と呼ばれるらしい。5000万に到達すれば、今後の追加投資の必要は無くなる。50歳~60歳までは、衣食住に困らない最低限の収入があれば十分というわけだ。なぜなら、5000万を10年間、投資せずに運用を継続するだけで、利回り4%でも7000万を優に超える。60歳で7000万の資産があれば、老後に常識を外れた豪遊をしない限りは、死ぬまで金銭で困ることは無いだろう。60歳以降は心置きなく、資産を切り崩していくフェーズに移行できるはずだ。

だから、私は金融資産の目標額を5000万と定め、達成した段階で、今の職場を去り、収入の多い少ないに囚われない、働き甲斐のある職場に転職したいというのが本望だ。

もちろん、資産5000万の達成が早ければ早いほど、セミリタイヤの時期は早まる。仮に来年5000万に到達したとしよう。60歳まで15年ある。15年間を利回り4%で運用できれば、60歳には9000万に到達する。5000万を5年長く運用するだけで、2000万も増えることになる。

資産運用は、運用資金と運用期間が大きければ(長ければ)、大きなリターンを叩き出す。

複利の力は偉大だ。

資産が2000万に到達したことで、5000万までの道筋が明確になった。

今の職場にいる限りは、月20万、年間240万の投資は可能である。

<50歳:5年後>
利回り3% 3630万
利回り4% 3785万
利回り5% 3945万
利回り6% 4110万
利回り7% 4281万

利回り8% 4459万
利回り9% 4642万

私の勤め先では、45歳~50歳までに退職した場合、1500万~2000万の退職金が受け取れる。もちろん年齢が上がれば退職金は増えるため、50歳が最大で2000万となる見込みである。退職金を考慮すれば、利回り3%程度でも5年後には金融資産が5000万を超えることが現実味を帯びてきた。

利回り3~7%は、全世界への株式インデックス投資でも十分達成可能な数字である。

結論となるが、資産が2000万に到達したことで起きた気持ちの変化とは、「過度なリスクを取る必要が無くなった」というこである。

過度なリスクとは、「レバレッジ商品」「個別株」「特定のセクター(半導体など)」「ビットコイン」への投資である。

インデックス投資でも、十分に資産5000万の道筋が見えているのに、敢えて、高いリスクを負う必要性を感じなくなった。

今年も「レバレッジ商品」「個別株」に手を出してきた。投資を趣味とする私のような人間にとっては、ギャンブル性があって、一喜一憂するスリルが堪らず、刺激を追い求めて得られる快楽があるのは事実である。

しかし、その欲を抑えて、「2025年投資戦略」を確実に実行に移すことこそが、50歳までに資産5000万達成を決める最善策であることを確信している。
https://note.com/np2030/n/n4feaede73414

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