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11月の株式市場は好調!まさにサイクル(アノマリー)投資が功を奏する時か。

11月に入って株式市場は好調ですね。

皆さん、アノマリー投資という言葉はご存知でしょうか?

ドルコスト平均法で積立投資をしているインデックス投資家には、あまり馴染みの投資手法かもしれません。

株式市場における好調・不調の方向性を見極めることは極めて難しいものですが、市場には明確に予測できる周期的なパターンがあることも事実です。

ジェフリー・A・ハーシュの「アノマリー投資(市場サイクルのサイクルは永遠なり」では、株式市場において
〇 5月~10月は最悪の6か月
〇 11月~4月は最高の6か月

と述べています。

特に11月~1月にかけては、「年末に向けた資金流入」「サンタクロースラリー」「1月パロメーター(1月のS&P500株価指数がプラスだった年は、その年のS&P500指数もプラスになる)」というイベントを控えており、株式市場が上がりやすくなるという説です。

イギリスの投資の格言である「セルインメイ」も、『5月に売ってどこかへ行け、セントレジャーデー(9月中旬)まで戻ってくるな』と語られるのも、アノマリー投資の根拠に基づくものと言えるでしょう。

収益を生み出す「株式」や「債券」は長期的に見れば右肩上がりに成長しますから、長期投資を実践する投資家には、アノマリー投資を意識する必要はありません。

しかし、11月に入って手の平を反したかのように、株式相場が好調になった場合には、少し冷静になって相場の動向をウォッチしてみるのも良いかもしれません。

ドルコスト平均法でコツコツと資産を積み上げている賢明な投資家は、アノマリー投資など気にする必要はありません。

今までどおり、自分で決めた投資方針(毎月〇万円積み立てる)を確実に実践しましょう。塵もも積もれば山となります。資産が膨らんでくれば、複利の効果で資産の増加スピードは加速します。

しかし、個別株と異なり1社が倒産して大きな損失を抱えるリスクの無いインデックス投資においては、下落すれば下落すほど投資妙味が増してくるのも事実です。

つまり、私のような逆張り投資家にとっては、このアノマリー投資は魅力的な投資手法であり、頭の片隅に入れておいて損はありません。

私は、新NISAで積立投資枠にオールカントリー、成長投資枠にNASDAQ100への投資を決めていますが、成長投資枠に関しては、スポットで購入していく予定です。

特定口座で運用中の債券ETFをどこかで売却し、NASDAQ100株価指数が調整又は下落(暴落)した時に一気に資金を投入したいと考えています。

アノマリー投資はオカルト投資法とも揶揄されることもありますが、今年のように、例年6~9月は株式市場が冷え込むのも事実としてあります。

来年は、米国の利下げが開始される時期と重なってくるかもしれません。

投資好きな読者の方であれば、新NISAが始まる前に、「アノマリー投資」という投資戦略を知っておいても損は無いでしょう。

少しでも読者の方の参考になれば幸いです。

<私の新NISA投資戦略>
〇 積立投資枠(毎月積立)
  eMAXIS Slim全世界(オールカントリー)
〇 成長投資枠(年内どこかでスポット購入)
  ニッセイNASDAQ100

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