今後のレバナス投資戦略
私は、資産運用のサテライト枠として楽天レバレッジNASDAQ100(レバナス)に、今年5月から中期目線で積立投資をしています。
7月のFOMCでパウエル議長の「今後利上げスピードを緩める」という発言を受けて、インフレ懸念が後退し、米ドルが売られ、円高ドル安が進行しました。
その後のGAFAM決算も無事に通過し、NASDAQ100指数は13000を超える水準まで上げています。
為替ヘッジ有りのレバナスは円高の影響を然程受けませんので、NASDAQ100指数の上昇に連動して、私の含み益も短期間で大きく膨らんでいる状況です。
8月6日時点でレバナスに30万投資
損益率+19%(+57,535円)
今年に入ってから続いていた円安局面では、レバナスの為替ヘッジに対する不満の声が多くありました。しかし、円高に移行すると「為替ヘッジ」に触れるコメントも少なくなりましたね。為替の動きに左右されないレバナスは、単純にNASDAQ100指数の推移だけに注目していけば良いので、分かりやすい投資商品とも言えます。
為替の未来予測が難しいことを考えると、為替リスクを軽減させるためには、積立投資による時間分散を図りながら、「為替ヘッジ無し」の投資信託を購入していくことが、最もコストを抑えた賢明な投資法かもしれません。
しかし、レバナスのようにリスクが大きい商品の場合には、為替ヘッジのコストを差し引いても、後に見込めるリターンを考えれば、為替ヘッジはリスク管理の面で理に適っていると言えるかもしれません。
私の今後の投資方針としては、以前記事にしました「レバナス投資のMyルール」を忠実に実践していくのみです。
レバナス投資のMyルール|np2030@資産運用|note
現在のNASDAQ100指数は13207です。
13500を超えた場合には、月の積立額を10⇒5万に減額。
15000を超えた場合には、積立を停止します。
7月下旬からNASDAQ100指数は大きく上昇しています。しかし、レバナス投資については、投資効率を最大限に高めていきたいという狙いから、大局を見ながら下がったところで、しっかりと仕込んでいきたいというのが私の投資戦略です。
先月のGAFAM決算は無事に通過することが出来ましたが、増収増益を達成出来ているのはマイクロソフトのみです。
コロナ禍に大規模な金融緩和をして株価を押し上げてきたしわ寄せは、いずれ金融引き締めによる調整局面がやってくるという考える方が自然でしょう。
その前兆として、今年は世界各国でインフレが起きています。
大局を見れば、少なくとも今後2,3年は、株価が低迷若しくは暴落する可能性が高いと思いますので、今の上昇相場に乗っかるというよりも、むしろ相場を「静観」しつつ、「現金比率を高めていきたい」と考えています。
上昇相場に乗れなくても、損をすることはありません。
逆に暴落局面という千載一遇のチャンスの時に、手元に投資資金(余力)が無い方が、投資効率を一気に下げることになります。
コア部分の全世界株式インデックス投資は、いかなる相場でも積み立てを継続していく、そしてサテライト部分のレバナス投資では暴落局面でしっかりと弾を仕込んでいくことを今後も実践していきます。