
個別株全て売却!下半期は金融資産2000万超えを早期に達成させる。
私は、日本の小型株に集中投資を行ってきた。
しかし、思い描いていた成長のシナリオと数字で示される会社の決算内容に年々乖離が大きく見られるようになり、3月に500株、5月に500株を売却した。そして、先週木曜日、残りの1500株を売却した。
楽天証券の実現損益を確認したところ、損失金額は4,143,400円だった。
感覚としては、損失が500万を超えている感じがあったで、これでも想定していたよりも損失が小さかった。昨年、一昨年と貸株金利で合計30万程、得ていたので実質的な損失は390万位だろうか。とはいえ、390万の損失はかなり大きい。
僅か3年足らずでこれだけの損失を抱えることになるとは、いかに、「小型株投資」「集中投資」のリスクが大きいかがお分かり頂けたかと思う。
リーマンショックやコロナショック等の金融危機が起きていたのなら、この損失も納得できる。しかし、日本株はこの3年間で大きく株価を押し上げている。私が投資先として選んだN社が「はずれ」だったといことだろう。
なぜ、数ある上場企業の中でN社を選んだのか。
最後に弁解しておきたい。
それは、少子高齢化を迎える日本で投資するならば、既に成熟した大企業では無く、活力のある若い経営者が、果敢に世界にチャレンジする上場して間が無い小さな企業に期待をしていたからだ。
「上場して間が無い」「優秀な経営陣」「技術力が高い」「世界進出に積極的」な会社を自分なりに調査し、絞り込んだのがN社だった。
全ては自己責任。
損失額を確認した今となっては、N社に投資したことに悔いは無い。
強がりでも何でもない。
個別株を売却したことで、アセットアロケーションがシンプルになった。
〇 コア資産1200万(63%)
全世界株式インデックスファンド
〇 サテライト資産700万(37%)
米国債券
現金(個別株売却資金)
N社を売却して得た資金については、
① TMF(20年超米国債 ブル3倍)
② 東証米国債券ETF(2621)
③ EDV(超長期米国債)
のどれかに投資する予定だ。
給料から全世界株式インデックスファンドに月20万の積立投資を行う。
そして、現金余力があれば米国債を買い増す。
この方針に変わりは無い。
現在、米国債券の利回りは非常に高い。
その上、円安ドル高が止まらない。
株式市場が好調な時こそ米国債には大きな投資妙味があると考えている。
分配金を受け取りながら、サテライト資産を十分に温めておく。
仮に、暴落が起きたり、給与収入が減額したり、投資資金が枯渇した時にはコア資産となる全世界株式インデックス投資へ資金を供給する。
つまり、米国債券で運用するサテライト資産は補給部隊の役割だ。
株式100%のアセットアロケーションが最もリターンが高いことは十分承知している。
それでも、私が債券投資に拘る理由は、株式相場の暴走を止めるための、ブレーキとして考えているからだ。
暴走して大きな事故が起きた時、修理するお金が無くて嘆いていても手遅れだ。事故が起きないように、相場の動きを観察する。仮に事故が起きた場合には、手元に現金(私の場合は債券)が無ければ自走不能に陥る。
今後も、この投資方針は変わらないだろう。
今年も上半期が終わろうとしている。
個別株を売却したことで、資産運用の「膿」が取り除かれたと思っている。
清々しい気持ちで下半期が迎えられそうだ。
まずは、なかなか到達できない金融資産2000万を超えていきたい。