西脇拓📕わくわく卒アルラボ

新潟市・西脇写真館 代表 西脇拓です。卒業アルバム制作を通じて、子どもたちの思い出を形にしています。写真の技術や体験学習を活かしたアルバム制作のノウハウを発信していきます!よろしくお願いします。

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新潟市・西脇写真館 代表 西脇拓です。卒業アルバム制作を通じて、子どもたちの思い出を形にしています。写真の技術や体験学習を活かしたアルバム制作のノウハウを発信していきます!よろしくお願いします。

最近の記事

第7回:「深み」と「効率」で選ばれる。子どもたちの学びを育む「アルバムスクラム」

過去6回の投稿では、この活動の肝となる部分について触れてきました。取り組みの根本的な概念としてセミナーでも取り上げる内容のため、noteでは有料記事として扱いました。今回は、この活動を進めていく上では欠かすことのできない、写真選択システム「アルバムスクラム」についてお話しします。エグゼックさんがリリースしている、アルバムスクラムの普及にもつながればと思い、今回は無料記事での公開と致します! それでは本題に入っていきます。 卒業アルバム制作は単なる記録ではなく、学校生活を振

    • 第6回:子どもたちの自主性と成長を引き出す、卒業アルバム作りのチームワーク

      卒業アルバムは、単なる思い出の記録にとどまらず、子どもたちの成長や努力の軌跡を映し出す特別なものです。私たち写真館が関わる「体験学習型アルバム作り」では、子どもたち自身が写真選びやレイアウトを手掛けることで、より深い意味を持つ一冊に仕上げることを目指しています。そして、そこで重要なのは、大人と子どもが協力してチームワークを築き、役割を分担することです。 今回は、その取り組みを支える「役割分担」についてお話しします。特に、時間的な制約がある中でも、どのように負担を減らしながら

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      • 第5回:体験学習型アルバム作りの裏側

        ここまでの記事で、体験学習型の卒業アルバム作りについて、子どもたちが自分で写真を選び、レイアウトを考える体験をどのように提供しているか、そのガイダンス方法についてお話ししてきました。しかし、実際のプロジェクトには「表」だけではなく「裏」もあります。今回は、プロジェクトを進行する中での“裏側”として、先生方との相談の中で決まる柔軟な対応や、時には適応案を設けることでプロジェクトがスムーズに進行するための工夫についてお話ししたいと思います。 計画通りにいかないのが現場の面白さ

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        • 第4回:子どもたちへのガイダンス②

          今回は、卒業アルバム制作の一環として行う子どもたちへのガイダンス②「写真選び」編の実例を共有します。

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          第3回:子どもたちへのガイダンス編①

          ※有料記事となります。 いよいよ今回から、実際に学校で私が行なっている、子どもたち向けのガイダンスについてお話ししていきます! 授業と呼ぶには烏滸がましいので、ガイダンスと呼んでおります😅10年前、この活動を始めた頃から、話の内容はほとんど変えていません。 手前味噌ではありますが、初回から、想像以上に子どもたちの心にビシッとはまった手応えがありました。 また、10年前の6年生の子どもたちも、現在の6年生の子どもたちも、写真を鑑賞するチカラはほとんど変わらないように感じてい

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          第3回:子どもたちへのガイダンス編①

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          第2回:成功する体験学習型アルバム作りのステップ1 〜準備編〜

          はじめに:体験学習型アルバムの意義と価値 体験学習型卒業アルバムは、子どもたちが「自分たちの手で作る」ことを大切にしています。単なる思い出の記録ではなく、プロセス自体が学びの場となり、協働する力や自己表現の楽しさを育むものです。従来型のアルバム制作が業者任せになりがちだったり、教員の皆様や保護者の皆様のご負担になったりしていたのに対し、この取り組みでは、先生方・保護者・子どもたち、そして写真館などアルバム制作事業者が、一緒に作り上げていきます。 今回の準備編では、アルバム

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          第2回:成功する体験学習型アルバム作りのステップ1 〜準備編〜

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          第1回:なぜ今「体験学習型卒業アルバム」が求められるのか?

          少子化の進行やカメラマン不足の影響により、特に小規模校では卒業アルバムの制作がますます難しくなっています。少子化により学校規模が縮小し、アルバムの部数が減ることで制作コストが高騰。また、カメラマンの不足で行事の撮影が難しく、特に行事の集中する時期には、撮影日程の調整が困難という状況です。 加えて、学校の先生方も日常の業務が多忙化しており、卒アル制作や卒業文集制作に関する負担が増えることは避けたいという声が多くなっています。そこで注目されているのが、「体験学習型卒業アルバム」

          第1回:なぜ今「体験学習型卒業アルバム」が求められるのか?

          😩卒アルは黒歴史!?捨てられる卒業アルバムの理由と、制作側の意識転換の提案

          4人に1人が卒アルを手放した?! 「卒業アルバムを捨ててしまった…」なんて話、聞いたことありませんか?実は、約20〜30%の人が卒アルを処分しているというデータや、4人に1人はもうアルバムを持っていないというデータがあります。 卒業アルバムは、思い出の詰まった大切なもののはず。なぜこんなにも捨てられてしまうのでしょうか? 卒アルを捨てる主な理由 人々が卒業アルバムを捨てる理由は、以下のようなものが挙げられます。 ・収納スペース不足  大きくて場所を取る卒アルは、断捨

          😩卒アルは黒歴史!?捨てられる卒業アルバムの理由と、制作側の意識転換の提案

          お知らせを2つ!!

          新たな挑戦!わくわく卒アルラボのインスタ開設🎉 先日の記事で、体験学習型卒業アルバム制作のプログラムに「わくわく卒アルラボ」と名付けたことをお知らせしましたが、インスタグラムもオープンしました!🌟   私たちはこれまで10年間、子どもたちとともに、卒業アルバムを作る楽しさを共有してきました。そしてこのたび、より多くの方々にその魅力を伝えるために、インスタグラムでも情報発信を始めることにしました。 インスタでは、子どもたちが主体となった活動の様子や、卒アル制作の舞台裏をお

          体験学習型卒アル制作の、名前とロゴが決定しました!

          こんにちは、西脇拓です。 今日は、皆さんにご報告があります。 これまで10年間つづけてきた「体験学習型卒業アルバム制作」のプロジェクトですが、この期に及んでようやく、名付けとロゴ制作を行いました。 その名も… 「わくわく卒アルラボ」! 改めてよろしくお願い申し上げます。 名前に込めた思い このプロジェクトでは、子どもたちが自らアルバム作りに参加し、楽しく学ぶことを大切にしています。「わくわく」という言葉には、子どもたちが作業を通して感じる楽しさと成長への期待が込めら

          体験学習型卒アル制作の、名前とロゴが決定しました!

          体験学習型卒業アルバム作りを始めたきっかけ

          取引校の中でも、特に小学校を主戦場にしている「体験学習型卒業アルバム作り」ですが、2014年から活動を始めて、今年で丸10年です。 活動の内容としては、子どもたちがみんなでアルバム作りの方向性を話し合い、それに則って行事写真の選定をして、Webシステムでレイアウトを作成するというもの。私の関わり方は、写真事業者として子どもたちのサポートをする程度に留めるようにしています。 私が、体験学習型卒業アルバム作りに取り組むようになった背景には、いくつかの重要な理由があります。今回

          体験学習型卒業アルバム作りを始めたきっかけ

          同業者向け講演活動について:体験学習型卒業アルバムの可能性を広げる

          今年に入ってから、同業の皆様を対象に「体験学習型卒業アルバム制作」について講演する機会をいただいております。神戸、金沢、東京などで、この内容についてたびたび登壇させていただきました。 このテーマは、私たちの実践をベースに、子どもたち自身が主体的に関わる卒業アルバム作りの魅力や、その導入プロセスを詳しくお伝えする内容です。 講演を通じて、多くの写真館が抱える課題に対する解決策や新しいビジネスモデルの可能性を提示し、業界全体の活性化に貢献したいと考えています。ありがたいことに

          同業者向け講演活動について:体験学習型卒業アルバムの可能性を広げる

          7月に新聞2社のネットニュースに掲載されました!

          産経新聞さん、東京新聞さん(取材順)に西脇写真館が注目されました! 学校の夏休み期間は、いつものんびりできる時期なのですが今年は何かとドタバタで、今頃7月のお話を…。 7月下旬に、在京新聞社2社から取材をいただき、それぞれネットニュースに掲載されました。 7/25 産経新聞さんの記事 7/30 東京新聞さんの記事 2社とも記事のなかで、私たちが提供している体験学習型卒業アルバム作りのプログラムについて詳しく紹介されています。 【記事の内容】 記事では、私たちのアル

          7月に新聞2社のネットニュースに掲載されました!

          初note投稿

          こんにちは、新潟県新潟市にあります西脇写真館の代表取締役 西脇拓です 私たちは、小さな写真スタジオでお客様の撮影を手がけるほか、毎年約30校の学校の写真撮影や卒業アルバム制作に取り組んでおります。最近では体験学習を基にした卒業アルバム制作に力を入れて、写真を楽しんでもらう活動も積極的に行なっております。 これから「note」でお届けする記事では、私たちのノウハウや、学校写真、体験学習を活かした卒業アルバムの制作について、また写真スタジオの裏側についてもご紹介していきます。