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日記/アストル・ピアソラ「天使のミロンガ」
昨日はせっかくバンドネオンやピアソラのことについて書いたので、今日はまたピアソラの曲の中でも、また別の方向で思い入れのある「天使のミロンガ」という曲をご紹介します。
こちらのサイトによると、連作「天使へのイントロダクション」「天使の死」「天使の復活」に連なった作品とのこと。全部天使という単語が付いていますね。最高か?
ゆったりとして艶があり、そしてどこか悲壮感漂うメロディが特徴的です。
なぜ思い入れが強いのかというと、この曲をイメージして前に絵を描き、学校に展示したからです。曲としては「天使のミロンガ」より「天使の復活」の方が好きだったりします。でも、「天使の復活」より「天使のミロンガ」の方が語呂がよくないですか?
あと、ねっとりとした感じが何となく他の曲より絵を描く上でイメージを膨らませやすかった、気がします。いや、どちらかといえばやはり「語呂がいいから」って理由だったと思います。
ちなみにミロンガというのはWikiくんによると「アルゼンチン、ウルグアイ、およびブラジル南部の音楽のジャンル、およびその音楽によって踊られるダンスの形式」だそうです。
…と思い出しながら学校に展示した当時のキャプション観たら、別にそんなこと1ミリも書いてありませんでした。タイトルに至っては「羽の生えた女の子」とかいう平凡っぷり。
今だったら曲名丸ごとタイトルとしてつけたいところですが…確か「曲をイメージして描いた」とか描いたら二次創作に当たりそうで嫌だったからこういうタイトルにした、というのは覚えています。いや、曲のイメージくらいだったら二次創作になるのか??有識者よろしくお願いします。
まあただこのタイトルにもちょっとこだわりがあって、「天使」じゃなくて「羽の生えた女の子」というのにした理由としては、「天使」ももちろん好きなのですが「天使の羽が生えた子」という設定も好きだったからです。厳密な「天使」ではないにしろ、「天使」のように崇められた子とか、背景を考えるだけでも楽しそうだと思いません?