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ナット弦間って重要かも(いまさら?w)。
ナット弦間って重要かも。
ベースには「弦間ピッチ」という用語があります。つまり、弦と弦の間隔のことですね。
一般的に、その基準はブリッジ部分での弦間で語られます。僕が使っている楽器は基本的に19mmです。
とはいえ、メーカーによってさまざまで、たとえばFenderのプレシジョンベースは20mm。逆に狭いものだと15mmくらいのものもあるようです。
この弦間ピッチは、弾き心地に大きく影響します。指弾きではそこまで気にならないこともありますが、スラップをすると狭い弦間だと弾きにくくなることが多いですね。
そんな理由もあり、僕の所有するベースは基本的に19mm設定になっています。
Ken Smith:メーカー標準は18mmですが、僕のは19mmのカスタムモデル
Fodera:標準20mmですが、微調整が可能で現在19.5mmで使用(19mmにはならず)
その他:Freedom、Mayones、昔使っていたHeartfieldもすべて19mm
ナット弦間の影響
最近入手したMayonesやFreedomを含め、右手の弾き心地はどれもほぼ変わりません。しかし、左手の負担が明らかに楽になったのです。
特にAlte Fabrikではコードを鳴らす場面が多いのですが、Mayonesでは押さえやすく感じるようになりました。
「なぜ?」と思い調べてみると、どうやらネックの幅が関係しているようです。
これまで、ネックの太さ=厚みのことだと思い込んでいて、幅については気にしていませんでした。しかし、Mayonesはナット側の弦間がかなり狭かったのです。
ブリッジではなくナット部分の弦間を測ってみると、
Ken Smith:1弦〜5弦間 39mm
Mayones:1弦〜5弦間 34.5mm
なんと5mm近くも狭い!
そのため、指板上での5弦が1弦に近く、12フレット付近でも5弦を積極的に使う気になります。
そういえば、Gary Willis氏もハイポジションでB弦を普通に弾いているな……(彼のベースはブリッジ弦間16.5mm)。
今後の課題
ということで他のベースもナット弦間を測ってみました。写真撮りましたので貼りますね。
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さて……Mayonesに合わせて他の楽器もナット弦間を狭めるカスタムをするか?、、、、ちょっと思案中です。
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