Mac StudioとOBS28移行

6月にMac studioが来て半年。
それまでM1 Macminiでコマ落ちしまくりな配信でしたが、
M1Maxになったことでエンコード落ちみたいなことは無くなりました。

しかしそうなると欲が出てさらにいろんな設定をしたくなるもの。
そうするとGPUメーターは8割9割まで振れたまま。
レンダリングラグも発生してきます。

ラグの原因は重いフィルターを使ったり、シーンの多重構造の多用によるものと思います。

そしてOBS27のM1未対応ということもあるのかなと思います。
が、OBS28でついにM1ネイティブ化されました。

ただ28への移行は大変なハードルがありまして、実はまだ移行完了できていません。

28が発表になった時に軽い気持ちでverupしてみたのですが、酷い目に遭いました。

OBSには多種多様なプラグインがあって、私も結構使っておりますが、そのプラグインのほとんどがOBS28及びM1に対応していないこと、設定の保存スタイルの変更により設定がほとんどリセットされてしまうこと、などなど。。

移行したものの何か不具合があって設定を戻せないというのはだいぶリスクになりますので、結局そのまま放置という事になっておりました。

先日やっとそのリスクを排除しつつ、移行できるどうかのテストが出来ましたので、進捗を記したいと思います。


まずOBS27.2.4環境を維持したいので、その方法を探ります。
現在のシステムはMonterey12.5。
このままOBS28にupdateすると、27に戻しても設定が全て消えてしまいましたので、このシステム上では実験することができません。

ですので別のSSDがありましたのでそちらにmacOSをインストールし、そこから起動して実験を行う事にしました。

書くと簡単ですが、現環境をそっくりコピーしたかったので、ものすごく時間がかかりました。うまくいかず、3〜4回ほどやり直した気がします。

最終的にクローン(的な)を作ることが出来、やっとOBS28化の実験です。

まず27のプロファイルとシーンをエクスポートしておきます。
他にも書き出せるプラグインの設定などをエクスポートします。
(あらかじめしておいたわけではなく、必要になりその都度旧システムに戻って書き出していました。)

OBS28にすると、全てのプラグインが使えなくなっています。
使っていたプラグインは、
advanced-scene-switcher
move-transition
obs-multi-rtmp
scale-to-sound
StreamFX
waveform
Spectralizer
です。

それぞれを再インストールするのですが、正式にM1対応のものだと良いのですが、まだベータ版のものや、廃盤になっているものもあり、さらには対応しているけど.pluginパッケージになっていないものなどあり、一つ一つ確認しないといけません。

これらをひとつづつ動作確認し、設定し直しを経て、ようやくM1ネイティブでOBS動作させられるようになりました。。。。たぶん。

まだ実際の配信では試していないので、また追記したいと思います。


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Bassist Nozomu Kumagai 熊谷望
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