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しんせべーす

5/1、カルタさんの80'sFusion企画ライブでした。
前回参加は2021秋だったと思うので、超久しぶり。

まぁなんとも胸熱な曲が勢揃いで、と言っても個人的には通ってない曲もあったりはするのですが、今この2023年に聴いても良さしか感じないんですよね。
共演のベテラン勢はもうもう当然として、若手お二人も尊敬の素晴らし過ぎ。楽し死(タノシシ)しそうでしたw。
企画発案のカルタさんもいつもにもまして本当に楽しそうで、ご一緒できてとても嬉しかったです!

で、前回も取り上げましたMezzoforteのTake Off。
これはシンセベースなんですよね。

ちなみにワタシはこの曲を某アカデミー時代に知りまして。
85年のリリースとのことなので、ほぼほぼリアルタイムなのではと思います。
で、なんかのバンドでやった記憶があります。が、そのバンドで私はベースではなく、ドラム担当でしたw。

今や記憶が定かではありませんが、この曲はキックの3連打とかあるので、そんな練習ばっかやってた気が。
(原曲は打ち込みですけど)

まぁそんな懐かしい思い出のあるこの曲、
実際にベースで弾いたのは前回ライブ時がたぶん人生初だったわけです。
が、もともとシンセベースのこの曲、エレキベースで弾くのはなかなかというか、ちょっとあり得ない感じなんですね、フレーズ的にもリズム的にも。

それをチャレンジするのももちろん楽しいのですが、
今回はやっぱりシンセベースで弾いてみたいと思ったわけです。

弾くにあたり、原曲をよーく聴いてみました。
そうしたらいろんなことが見えてきます。

リズムが寸分の狂いもなく進んでいくので、まぁ打ち込みなのでしょう、、、とかね。

打ち込みのリズムに手弾きでは敵う訳もないのですが、そこは頑張ることにして。
問題はフレージング。

昨今のシンセベースはいわゆるパターンだとかコピペだとか、そういうのが普通です。
当然この時代もシーケンサーはありますからそういう音楽は多かったです。
しかしどうもこのtake offに関しては、フレーズのバリエーションが多過ぎる?気がします。
つまり手弾きなのでは?と。
なのにリズムが完璧。つまりクオンタイズかなと。

80年代も初期は手弾きが多かったです。初期YMOもしかり。
スティーヴィーも手弾きシンベですね。こちらは72年ですって。

手弾きシンセベースは独特なグルーブ感やフレーズ感がめちゃくちゃ良いんです。

まぁ80年代も後期になるとシーケンサーが普及してきて、ベースに限らずそういうカッチリなフレーズ?音楽?が増えていく訳ですが、take offに関してはその辺りまだまだ過渡期だったのかもしれないですね。

ということで、手弾きで基本パターンを踏襲しつつ、Bメロの展開部は適度に自分的勝手フレーズを入れつつ、、、
という感じでやった結果!!

いや〜楽しすぎですね!

シンセベースはライブで併用するのは色々大変なので、(特に運搬が)ずっと躊躇していたのですが、
今回ほぼほぼエレベ併用、なんなら2本より荷物少ないかも、なシステムができました。
機材に関してはまたの記事にしたいと思います。(ほんとか)

ということで、ライブ全編は配信アーカイブが5/8まで絶賛公開中ですので、ぜひご覧ください!

ご来場、ご視聴、どうもありがとうございました!


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Bassist Nozomu Kumagai 熊谷望
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