谷川俊太郎が亡くなった。ずいぶん長生きをしているとは思っていたけれども、92歳になっていたということに感嘆し、そのうえ、病気や事故ではなく、老衰で亡くなったということには安堵した。とは言うものの、私にとっての谷川俊太郎は、新聞の見出しに使われるような「戦後を代表する詩人」ではない。ツル・コミックの「ピーナッツ・ブックス」の翻訳者として受けた影響の方がはるかに大きいのである。 小学生の時、親が買ってきたシリーズの第15巻『こんにちは!チャーリー・ブラウン』を開いてみて驚いた
みなさま、はじめまして。金成希です。 金成希という名前は、「かなり のぞむ」と読みます。 フリーランスで英和翻訳の仕事にたずさわっております。 翻訳を生業としているものですから、オリジナルの文章を人に読んでもらう機会は、自分で作らないと巡ってきません。そこでふと思い立って、自分で機会を設けることにしました。 プロファイルにも書いていますが、さまざまのことに目が行きがちなため、本業の話よりも、書籍、映画、音楽、舞台、MLB、NFLなどの雑多な話が多くなりそうに思われま