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オーダー作品
【瞳】
size 27㎝×22㎝×2㎝
木のキャンバスにアクリル
フリーで絵の依頼を受けました
小休止していたオーダーアート、久しぶりにやったけどとても楽しかった。
私はほとんど思考を通さないで絵を描いている。
オーダーアートは、
その人から私の感覚で受け取ったもの、
インスピレーションをそのまま表現する
大抵言葉もいっしょに出てくるので、出てきた場合、それも作品と共にお送りしている。
どんな絵になるかも自分でもわからないし
具象になるか抽象になるかもわからない
何が出るかなおみくじ状態の
画風も定まらない私に依頼してくださったことをとてもありがたく思う。
その人だけに向けたオンリーワンのオラクル絵画だと思ってもらえたらいい。
この方の絵を描く時、
絵では地球がフォーカスされているが
そのさらに遠く遠くまで引いて飛んで見に行った感じがあった
その先が科学的にどうなっているのか私は詳しく知らないが
宇宙と呼ばれる空間には終わりがなくて常に拡大を続けていて
地球などとっくに見えなくなって
気泡のように幾つもの宇宙の塊がある
ここに生きていると
無いものにフォーカスが向いたり
見えるものと見えないものをはっきりと区別したりするけれど
この膨大な宇宙空間というものの中に存在する限り、【無】と明確に呼べるものが存在しないということがわかった
私たちは必ず何かが"在る"場所に生きていて
そして地球という星には何もかもが
あまりにも"在りすぎる"
それはそれは意識などをとうに超えているある意味法則的、秩序的、幾何学的な風景。
この方の絵を描きながら、
私自身も今ここで生きていることの不思議さ、あまりにも当たり前に奇跡的なものを享受しているということを再認識させてもらえて、
描かせてもらえて本当によかったと思った
人を介して絵を描く時、
絵の依頼を受ける時
できないかもしれないという恐怖が先走るが、それを超えて描いた時の
自分だけでは創り出せない拡がり。
今回も描けないかも時間かかるかもなんて思って、もしかしたら1ヶ月2ヶ月と
余裕を持って受けさせていただいたけれど
いつのまにか画材家に足を運んでいたし
いつのまにかアイデアが頭の中にあってそれを表現せずにはいられず
いつのまにか筆を走らせていたし、
描こうと思って描いているというより
本当に気づいたら描いている、
という感じだった
物理的には子供も夏休みに入るし忙しいしなぁと思っていたはずなのに、いつのまにか仕上がっていた
そして絵だけではなく
やっぱり一緒に言葉も出てきて
これまで生きてくる上で"ことば"というものにものすごく違和感や窮屈さを感じていたけれど
こういう表現活動を通してでてくる言葉を通して少しずつ言葉というものに苦手意識が無くなってきている気がする
そして日常の会話も、こういう余計な思考を通さないことばに少しずつ近づけているような気がする。
オーダーアートを描くたびに
1人の世界観で描いていたら、
こういう絵を描くことって無いだろうなと
出来上がった作品をみて毎回思う
自分でも想像しなかったものが産まれる時の喜び。
1人の世界に篭らずに飛び出してみてよかった
依頼してくださった方とはいつも共同で描いてもらっている感じがする。
素敵な機会を、ありがとうございました。
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