9月21日、22日

頭の中で言葉がずーっと続いていてときどきうるさいなぁと思うけれど、でも思考は途切れることなく続くものだから仕方がない。

きのうはそうして元気のないまま仕事に行った。前の日の夜になってKさんに新しく入った服たちの撮影をしたいから1時間早く来れるかと言われ、疲れていたしやることも溜まっていてちょっとゆっくりしようと思っていたので気が進まなかったけれど断る理由もないような気がして大丈夫ですと伝えていた。だけどKさんは実際30分近く遅刻してきていつものこととは言えわたしはさすがに機嫌が悪く、でもそれをどう伝えたらいいのかあるいは伝えるべきか否かもわからず、コンディションの悪さも相まって自分を繕うことも面倒になりそのすべてを垂れ流しているような有様だった。だけどKさんの前で元気な自分以外を見せたことがなかったのでかなり驚いたようで、きのうは一日中顔を合わせるたびに元気がない、正気がない、と言われ、そんなことないです、とか、大丈夫です、とか、曖昧に答えていたのだけど、最終的に「こういう日もあります」と言った。

気を使わせてしまい申し訳なかったなと思い一日の終わりにそう伝えると、こっちこそ何度も聞いてしまってごめんね、と言われた。優しいひとなのだ。

今日は原稿と勉強とピアノを淡々と。友人がまほろ堂のおはぎの写真をアップしていて、あぁおはぎおはぎ、と思っていたら母が作ってくれていた。欲張って2つ食べた（さらに残っていたあんこを追加した）。ピアノの曲はほぼほぼ出来た（やっと）、あとは終わりの1ブロックをどうするか。

午後ピアノを弾き終えて、かぼちゃのポタージュを作った。アメリカのパンプキンパイみたいな味にしたくてスパイスとココナツミルクを入れて作ったけれど、全然思った通りの味にならず、久しぶりにかなりイマイチな食べ物を作ってしまった。かなしい。

お昼に食べたおはぎを胃に引きずったまま夕方のかなり早い時間にそれを食べ（だけど結局おかわりまでし）、ぱんぱんになった体で今日は近くのファミレスに行ってみることにした。キャップを深めに被ってイヤフォンをしてしまえば意外とというかかなり集中できた。落ち着いた雰囲気のカフェなんかより勉強をするにはいいのかもしれない。6時を過ぎると店内はあっという間に賑やかになり、みんなファミレスでごはん食べたりするのだな、と思った。それにしても家族連れが多いな、と思い、だってここはファミリーレストランじゃないか、と思ったのだった。6時の波が終わると次は8時頃に二度目の波がきた。わたしはあまり世の中のことを知らないのかもしれないと思った。

原稿が書けたのでともまつには送ったけれど、千代ちゃんにはまだ送れていない。明日もう一度読み直してOKと思えたら送る。言葉は書けば書くほど難しく、なんか全然今のところするするうまくできるようになるイメージが持てず、音楽にいたってはなんかもう全く出来る気がしておらず、というかなんかそういうタームに入ってしまったような気がしてこりゃどうやらもうあれかもしれん、とさっきドライヤーをしながら思っていたのだけど、なんてことはない、カキモリの曲を現在進行形で作っていることに気がついたのだった。なんていうか、もうずっとこんな感じだ。今日は何日かぶりにゆっくりお風呂にも入れたのでよく眠れるといい。