9月11日

おとといあまり眠れず、きのうは整体師の友人と一緒に気を下に降ろすという体操をして、寝る前に久しぶりにハーブティーを飲んで少しゆっくりしてからベッドに入ったら割とすっと眠れて、今朝は9時半頃までベッドにいてしまった。気が上に上っていると良くないのらしい。下に降ろすと色々なことがあっても動じずにいられると彼女は言っていた。それぞれの状態をきのこと富士山に例えて。なんとなく分かるような気がした。

今朝はなんだかいろいろ考え込んでしまって少し重たい気持ち。頭の中にあるそれが本当の気持ちなのか、ただ自分を正当化しようとしているだけなのかよくわからなくなることがある。あるいはただ逃げているだけなのか、とか。いまの状況に紐付く過去が次々と思い出されて、どんどん意味づけが増えていって、よけいに重たくなる。なんでいつもわたしはこうなのだろう、という気持ちになる。

とか、考えながらスコーンを焼けば1gの砂糖も入れずに焼いていた。しかも口に入れるまでそのことに気がつかなかった。

Pitchfork Festivalの配信、Big ThiefとPhoebe Bridgersを観れた。うっとりした。Phoebeはどんどんすごくなるなぁ 後はフジロックの配信の方が良かったような気がしたけれど考えてみたら違うスピーカーに繋いでいたから真偽のほどはわからない。

楽しいこと、つまり希望みたいなものは自分で作り出さない限り自動で与えられることはない、そんなに甘いものではない、わかっているけれどいつもいつもそれができるエネルギーがあるわけでもない。とか言ってすぐに逃げようとしてしまう。自分の欠陥なんて、自分ではよくわからないから欠陥なのであって、どうしろというのですか。執着を捨てて次々手放したらいいのだろうか、そうしてどんどんますます個になり孤になる。残酷な業である。背負うぞ、と覚悟を決めたつもりになっても弱気になるとすぐに逃げたくなる。

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